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ほのぼの研究所
Logo of FRIほのぼの研究所は、超高齢社会の課題である「認知症」を、高齢者を中心に全世代と共に考え、解決方法を提案する新しい学問を創り、「防ぎうる認知症にならない社会」を実現することを目的としています。その具体的な手段として、認知機能を活用する会話支援手法「共想法」の実践研究と普及を目指す組織です。「共想法」とは、出題されるテーマに沿って写真を撮ってきて持ち寄り、写真を見ながら「話す」「見る」「聴く」「考える」を行う会話支援の方法です。雑談と比べて、加齢と共に低下しやすい、言葉を取り出す時に必要な認知機能が向上するエビデンスが得られています。
書籍「脳が長持ちする会話」出版
Long Lasting Brain書籍「脳が長持ちする会話」が出版されました。
「脳が長持ちする会話」とは、「テーマを決めて、お互いの考えを聴く会話」で、結果としてそれぞれに「新しい気づきが得られる会話」です。どうしてそれで脳が長持ちするのか疑問に思った方は、是非本書を手に取って頂ければ幸いです。amazonで注文できます。
長持ち脳検定の開発
CYCLEーJKA SOCIAL ACTION2025年度 公益事業振興補助事業に採択され、「長持ち脳検定の開発」事業に取り組んでいます。本事業の目的は、幅広い年齢層、特に中年期以降の人々が認知機能を維持し、向上させるための「長持ち脳検定」を提供することです。e-Learning教材を活用し、生活習慣の改善を学ぶ機会を提供。認定資格の取得と賛助会員制度を通じて、継続的な学びの支援を行います。認知機能低下を実現し、より健康的な生活をサポートすることを目指します。
最新ほの研ブログ
  • 「今から始める認知症...(2026/02/22)
     2026年1月27日(火)13:30より、ラコルタ柏(柏市教育福祉会館)の2F多世代交流スペースにて、ほのぼの研究所主催の2025年度2回目の認知症予防体験講座「今から始める認知症予防 親も私も心配な方へ」を実施しました。コロナ禍で中断せざるを得なかった対面の認知症予防講座を、ラコルタ柏で再開できるようになってから、早いもので3年が経過しました。
    なお、この講座を、2025年度に取り組む新規事業のうちの「多世代交流を通じた認知症予防意識向上プロジェクト」の一環として位置付けて、「親も私も心配な方へ」と冠しました。このプロジェクトは、認知症予防の知識を家族で共有することにより、子ども世代には、脳は自分の身体の一部として一生かけて意識して育てるものであることを啓発するとともに、その親世代、祖父母世代には、脳が長持ちするために有効な生活習慣を広める仕組みづくりを目指しています。

     当日は、タイトルに興味を感じて下さった方が多かったようで、50歳〜80歳代までと、まさに多世代の15名がご参加下さいました。50歳代の方が5名とこれまでになく多数ご参加下さったことはプロジェクトのコンセプトが少しずつ周知されてきたようで、大変嬉しいことでした。
     社会福祉協議会のご担当と、ほのぼの研究所の大武代表理事・所長の開会あいさつに続き、講座参加者とほのぼの研究所の代表理事、市民研究員6名が自己紹介を行いました。身近な方が認知症を発症なさった方、ご親族や知人、そしてご自身の認知症発症が心配な方、高齢者との活動において、健康寿命延伸のための認知症予防について深く学びたい方、高齢のご親族との会話が写真を介して弾むことで共想法に興味を持たれた方、聴覚等に障害のある方の認知症について案じる方々等から、様々な実情やお気持ち、そして参加動機を伺うことができました。講師を務めた大武美保子代表理事・所長はこの時伺った話を織り交ぜながら、講話を進行しました。

    講座全景

     まず、認知症の定義やその予防方法等の概要を述べました。続いて、「共想法」を考案した経緯やこれまでの研究のプロセス、会話が認知機能に与える影響の実験結果等についてのべ、認知症が進行すると、人の話を聴き、理解して、それに対して質問をするということができにくくなると説明しました。そして、「共想法」は「話す」「聴く」「考える」という一連の作業を通して、加齢に伴い誰にでも起こりうる認知機能の低下を「脳の使い方を工夫する」ことにより、機能低下を防ぐことを目指している認知的アプローチであると説きました。そして「共想法」の参加プロセスを説明し、加齢により衰えるといわれる認知機能:体験記憶・注意分割機能・計画力のどれが鍛えられるのかを具体的に説明しました。人間の身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、使わなければ委縮(退化)する:【ルーの法則】が認知機能や言語能力にも当てはまるとし、認知機能をあまり使わない脳の使い方をしていると、加齢にともない、認知機能が低下する可能性が高くなると述べました。さらに、脳に神経病理変化があっても、認知機能が保たれている人の言語能力が高かったという修道女研究:Num Study も紹介し、共想法は、脳を長持ちさせ、その人の人生を、豊かにしてくれるツールになるとも述べました。
     
     休憩後には、ロボットぼのちゃんの司会で、市民研究員4名による共想法デモンストレーションを観ていただきました。テーマは、「好きなものごと」、話題提供1分、質疑応答2分。それぞれが趣味の「ヘラブナ釣り」「古裂和小物づくり」「県の施設での市民交響楽団の定期コンサート鑑賞」「写真撮影旅行」にまつわる話題を提供しました。

    共想法デモンストレーション

     2分設定の質疑応答の時間が超過した際に、ロボットが容赦なく発言を遮った時には、笑いが起こり、そのタイミングの妙に驚かれたり、質問する難しさを感じていただけたようでした。また、共想法に立脚した会話・対話支援システムロボットの説明にも、興味を持っていただけたようでした。

     最後のまとめとして、加齢に伴う変化のうち、若いうちから対策をたてておくと防げることは多いと、口腔ケアにおける8020運動の成功例を挙げ、防ぎうる認知症を予防する社会に向けて一人でも多くの人が、今から動き出せれば未来は変わる可能性があると締めくくりました。講話後、さらに終講後の様々な質問やお問い合わせにも十分に時間をとって丁寧に回答させていただきました。

     12人の方が「認知症予防に興味があった」と参加された本講座ですが、事後アンケートでは、好評ポイントとして「役立つ情報が得られた(11人)、日頃の活動に役立った(5人)「抱えていた問題や不安の解消になった(1人)」(複数回答)が挙げられ、ほぼ全員の方から「満足した」との回答いただけましたことに休心しました。引き続き、さらにお役に立つ講座を企画していきたいと思います。
     
     昨年末の弊所のクリスマス講演会にも参加下さり、「共想法」や活動にご興味を持たれ、「共想法」について詳しく知りたいとご友人と参加されたお二方共々が、賛助会員としてご入会して下さったのも、励みになる嬉しい結果となりました。

     最後になりましたが、当講座を企画、開催するにあたり、ご尽力いただきました柏市社会福祉協議会のご担当の方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

    市民研究員 松村光輝・吉田美枝子

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ほの研通信
ほの研通信は、ほのぼの研究所、略してほの研が発行するニュースレターです。2009年3月に発刊しました。年二回の発行を目指します。ほの研通信を発行する目的は、共想法を中心とする、研究拠点・ほのぼの研究所の研究活動状況と、活動を通じて得られた知見を、NPO法人ほのぼの研究所の賛助会員をはじめとする関係者の皆様、興味のあるすべての方へお伝えすることです。
NPO法人ほのぼの研究所YouTubeチャンネル
NPO法人ほのぼの研究所のYouTubeチャンネルを開設しました。講演会の講演や対談の動画を視聴することができます。ぜひご覧になり、チャンネル登録ください。

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共想法をより深く学ぶために
2012年1月、共想法に関する世界初の書籍「介護に役立つ共想法―認知症の予防と回復のための新しいコミュニケーション」が出版されました。介護専門職のための総合情報誌「おはよう21」での連載をもとに、連載で書ききれなかったことを加えてまとめられたものです。 本書の特徴は、各地で開催された共想法において、実際に用いられた写真と話題が、全部で30件以上掲載されていることです。共想法を通じて繰り広げられるほのぼのとした会話の雰囲気を豊富な具体例から楽しむことができます。基礎的な考え方と共に、準備や実施手順と活用事例が述べられています。共想法の入門に最適の一冊です。

詳しくは、ほの研ブログ記事介護に役立つ共想法、出版をご覧ください。

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