ほの研ブログ - マザーズガーデン出前講座
2012年6月より10月まで、柏市社会福祉協議会の支援を受け、柏市の特別養護老人ホームマザーズガーデンにおいて、当施設一部の職員及び近隣の富勢地区、松葉地区の民生委員、健康づくり推進員、ボランティア関係者を対象に連続出前講座を開催しました。
現在、特別養護老人ホームでの待機者数は、相変わらず200名余の状況下にあります。当施設にて傾聴ボランティアを続けている人の声や共想法の経験者から、変わり行く施設の高齢者に共想法を実施できないものかとの要望が提起されました。そこで施設関係者との事前検討会を重ねました。その結果、今後の波及効果を鑑み、施設利用者に直接ではなく、支え手である福祉関係者を対象として、2012年前期6月から7月にかけての4回と、後期9月から10月にかけての4回の、合計8回にわたる連続出前講座を開催するにいたりました。
マザーズガーデン
前期参加者は施設関係者2名、松葉地区の民生委員2名と傾聴ボランティア1名、認知機能低下傾向にある地域の高齢者1名となり、テーマに沿った写真は自作のものを用意していただきました。まず、今回の実施に備え、5月の入門コース参加者3名(松葉町)と市民研究員によるデモンストレーションを行い、参加者による共想法に入りました。参加を希望された高齢の方は難聴があり、質疑応答に補助を要しました。他の参加者も理解を示され、その対応に支え手である福祉関係者ならではの雰囲気に好転しました。後期は9月から10月、参加者が入れ替わり、富勢地区民生委員、同じく健康づくり推進員各2名と手話通訳者1名、地域ネットワークボランティア1名の参加となりました。10月3日はマザーズガーデンにおける共想法の全容を収める動画の撮影を行いました。
大武先生の話を聞く前期参加者
認知症予防回復活動は、誰に対して、どの段階で、どのような機会を作り、どのような場で行ったら、もっとも効果的なのか。参加頂いた方と継続的に議論しながら、社会的に求められている認知症予防回復のために、共想法を役立てる方法を、実践研究していきたいと思います。
マザーズガーデンにおける共想法効果測定
現在、特別養護老人ホームでの待機者数は、相変わらず200名余の状況下にあります。当施設にて傾聴ボランティアを続けている人の声や共想法の経験者から、変わり行く施設の高齢者に共想法を実施できないものかとの要望が提起されました。そこで施設関係者との事前検討会を重ねました。その結果、今後の波及効果を鑑み、施設利用者に直接ではなく、支え手である福祉関係者を対象として、2012年前期6月から7月にかけての4回と、後期9月から10月にかけての4回の、合計8回にわたる連続出前講座を開催するにいたりました。
マザーズガーデン
前期参加者は施設関係者2名、松葉地区の民生委員2名と傾聴ボランティア1名、認知機能低下傾向にある地域の高齢者1名となり、テーマに沿った写真は自作のものを用意していただきました。まず、今回の実施に備え、5月の入門コース参加者3名(松葉町)と市民研究員によるデモンストレーションを行い、参加者による共想法に入りました。参加を希望された高齢の方は難聴があり、質疑応答に補助を要しました。他の参加者も理解を示され、その対応に支え手である福祉関係者ならではの雰囲気に好転しました。後期は9月から10月、参加者が入れ替わり、富勢地区民生委員、同じく健康づくり推進員各2名と手話通訳者1名、地域ネットワークボランティア1名の参加となりました。10月3日はマザーズガーデンにおける共想法の全容を収める動画の撮影を行いました。
大武先生の話を聞く前期参加者
認知症予防回復活動は、誰に対して、どの段階で、どのような機会を作り、どのような場で行ったら、もっとも効果的なのか。参加頂いた方と継続的に議論しながら、社会的に求められている認知症予防回復のために、共想法を役立てる方法を、実践研究していきたいと思います。
マザーズガーデンにおける共想法効果測定
市民研究員 武下秀子記