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ほの研ブログ - 成田山街歩き共想法健脚コース実施報告

成田山街歩き共想法健脚コース実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
MatsumuraM 2015-12-13 8:00
 ほのぼの研究所では、2014年1月より共想法と街歩きを組み合わせた手法「街歩き共想法」を実施してまいりました。
 第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
 この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
 そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
 企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧下さい。
 今週より、順次街歩きのコース毎に報告をいたします。まずは健脚コースからです。
 

健脚コースメンバー

 今回の街歩きで最も広い範囲を歩いた健脚コースは、ほのぼの研究所の共想法継続コース参加者3名、賛助会員1名、市民研究員1名、大武研究室の学生2名、そして地域NPO活動体験参加者2名、計9名の足に自信のある精鋭がメンバーでした。

 行きのバスでは天候がよくないため、成田山公園巡りは無理かな…と思われましたが、皆さんの普段の善行(?)の賜物でしょうか?成田に着いて街歩きに出る頃には、雨はやんでちょうどよい散策日和となりました。

 成田山に詳しいメンバーの先導のもと、まずは総門をくぐって大本堂でお参りしました。当日は七五三でもあったため、家族連れも多く、着飾った子供たちにほっこりさせられました。
 その後、おみくじの結果に一喜一憂しながら、裏手の成田山公園を回りました。一面の紅葉とまではいかなかったものの、赤と緑のグラデーションや銀杏の道など、所々に秋を感じさせる景色が広がっていました。


成田山公園の紅葉



雄飛の滝

 池や滝の景色を楽しんだ後は、成田山の仏教建築を巡りました。特に、池から少し上ると見えてくる平和の大塔は、面前の西洋式花壇と噴水が、朱塗りの塔本体と不思議と調和していて印象的でした。


平和の大塔

 一通り回って本堂に戻り、その日が最終日だった菊花展を見学、多種多様な色・形の菊に感心しつつ、これらを育て上げた方々の苦労に思いをはせました。

 境内から出て、次は参道をぶらりと巡ることに。ちょうどお昼時で人通りも多く、立ち並ぶうなぎ屋からは食欲を誘う何ともいえない香りが…。価格表を気にしないようにしつつも、再訪する際には必ず立ち寄ろうと決意しました。
 その後は、予定よりやや早めに切り上げて、信徒会館1Fにてお菓子とお茶で一服しましたが、話が弾んであっという間に集合の時刻となってしまったので、集合場所のバス乗場へと戻りました。
 

バス乗り場に向かうメンバー

 いつもなら、ありきたりの『名所』だけを見て満足してしまいがちですが、共想法のための話題を探すことを意識しながら、写真を撮り、歩いてみると、また違った景色を感じ取れることに喜びを感じた一日でした。

(健脚コース)
千葉大学法政経学部法政経学科1年 鷺谷 駿

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