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ほの研ブログ - 柏市認知症予防講座「質問力をつけて認知症予防」実施報告

柏市認知症予防講座「質問力をつけて認知症予防」実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagahisaH 2018-8-19 8:00
 2016年度から柏市より受託開講している認知症予防講座は3年目を迎え、大武美保子代表理事・所長を講師として、柏市介護予防施設ほのぼのプラザますおにて、6月19日、7月10日、31日の全3日間コースが開講されました。『共想法』は「話す」「見る」「聴く」「考える」「質問する」ことで、体験記憶・計画力・注意分割機能をバランスよく使うように設計されています。今回は受講者がどの話題にも質問ができるくらい関心をもってよく「聴く」「考える」トレーニングのために、「質問力をつけて認知症予防」というテーマを掲げました。定員18名に、20名の応募があり、応募者の中に毎年参加されている方が見受けられることは、嬉しいことでした。
 順調にスタートした1日目は、講話の後、市民研究員による『共想法』の実演を見て、見学者である受講生が『共想法』に参加したつもりで質問をするという試みを行いました。折よく、健康情報誌『健康365』の取材があり、早速10月号には掲載されましたので、『共想法』が周知される一助となるよい機会にもなりました。

熱心に聴講する受講生

 2日目は受講者が「好きな食べ物」をテーマに『共想法』を体験、見学者からは、楽しい質問や「ヤマトイモの簡単な食べ方をもう一度教えてください」という熱心な要望も飛び出し、初めての『共想法』とは思えないほど、共感あり、笑いありの和やかな雰囲気になりました。
 3日目は気温35度の猛暑にもかかわらず、大勢が参加、ご自身の話題を200字にまとめる作業にも挑戦しました。

 今回は、受動的に聴講するだけでなく、体験参加型の講座でもあったため、集中して参加いただけたようでした。そのためでしょうか、事後アンケートでも満足度に関して、高い評価をいただきました。
 本講座運営にご助力下さった柏市ならびに社会福祉協議会のスタッフの皆様、酷暑の中ご参加下さった受講者の皆様に厚く御礼申しあげます。

 なお、今年度より、柏市認知症予防講座修了者が、ほのぼの研究所が月1回のペースで継続的に実施している『ふれあい共想法』継続コースに、スムーズにご参加いただける仕組みを整えました。また別途、認知症予防に興味のある60歳以上の方のご参加、ご見学も募っております。以下サイトにてご確認の上、お申込み、お問い合わせ下さい。(新しいウィンドウが開きます)

市民研究員 魚谷 茜

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