ほの研ブログ - ほのぼの研究所2019年度活動方針
2018年度は、2008年にNPO法人ほのぼの研究所設立10周年を迎えることができました。次の10年を見据えて、「防ぎうる認知症にならない社会」の実現へ向けた取り組みを行いました。今年度は、その取り組みをより具体化し、加速する、以下の三つの事業に主に取り組みます。
第一に、自治体との連携による共想法事業に取り組みます。昨年度に引き続き、共想法継続コースを、柏市が主催する共想法の講座の受け皿として、柏市が行政として位置付けた上で実施します。公助による認知症予防活動を、共助による認知症予防活動につなげ、自治体がNPOを支援する一つの形となります。継続参加者に加えて、認知症予防活動の担い手となる人材に参加頂ける仕組みを、実践を通じて整えて参ります。
第二に、企業と連携して、会員サービス連携事業に取り組みます。認知症予防を切実に必要とする人に認知症予防サービスを届ける仕組みづくりを目指します。具体的には、保険会社など、会員サービスを提供している企業の顧客を対象に共想法を体験頂くイベントを開催します。どのように伝えることで、不安を取り除きながら、必要な高齢者に認知症予防サービスに参加頂くことができるかを、明らかにします。サービスを享受すると共に効果検証に参加頂ける方を発掘する仕組みにつなげて行きたいと考えています。
第三に、認知機能の計測評価事業を行います。体重、体温、血圧を測るように、認知機能を定期的に測る新たな暮らし方の実践を提案するものです。具体的には、企業と連携して、ゲーム感覚で認知機能を見える化するアプリを体験するイベントを開催したり、継続コース参加者の認知機能を定期的に計測したりするといった取り組みをします。時折認知機能をチェックし、強み、弱みを知った上で、共想法などの訓練手法を日常生活に取り入れることが、認知的健康につながることを示して行きたいと考えています。
第一に、自治体との連携による共想法事業に取り組みます。昨年度に引き続き、共想法継続コースを、柏市が主催する共想法の講座の受け皿として、柏市が行政として位置付けた上で実施します。公助による認知症予防活動を、共助による認知症予防活動につなげ、自治体がNPOを支援する一つの形となります。継続参加者に加えて、認知症予防活動の担い手となる人材に参加頂ける仕組みを、実践を通じて整えて参ります。
第二に、企業と連携して、会員サービス連携事業に取り組みます。認知症予防を切実に必要とする人に認知症予防サービスを届ける仕組みづくりを目指します。具体的には、保険会社など、会員サービスを提供している企業の顧客を対象に共想法を体験頂くイベントを開催します。どのように伝えることで、不安を取り除きながら、必要な高齢者に認知症予防サービスに参加頂くことができるかを、明らかにします。サービスを享受すると共に効果検証に参加頂ける方を発掘する仕組みにつなげて行きたいと考えています。
第三に、認知機能の計測評価事業を行います。体重、体温、血圧を測るように、認知機能を定期的に測る新たな暮らし方の実践を提案するものです。具体的には、企業と連携して、ゲーム感覚で認知機能を見える化するアプリを体験するイベントを開催したり、継続コース参加者の認知機能を定期的に計測したりするといった取り組みをします。時折認知機能をチェックし、強み、弱みを知った上で、共想法などの訓練手法を日常生活に取り入れることが、認知的健康につながることを示して行きたいと考えています。
NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長
理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
大武美保子