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ほの研ブログ - 心に浸みた詩集の表紙

心に浸みた詩集の表紙

カテゴリ : 
今日の共想法 » あなたの空
執筆 : 
TasakiT 2020-2-23 8:00
 ラジオ深夜便で、寮美千子さんの話を聞いて知った本の表紙です。寮さんが、奈良少年刑務所の少年に1ヶ月に1回、半年間、詩の授業をした時の少年たちの詩集です。「空が青いから白をえらんだのです」という題の詩を発表した寡黙な少年が、「今年は、お母さんの7回忌です。お母さんは死ぬ前『つらいことがあったら空を見て、そこに私がいるから』と最期の言葉を残しました。父は、体の弱い母をいつも殴っていたけど、僕は小さかったから何もできなかった...」と切り出すと、仲間から共感の言葉がかけられたというエピソードに心打たれました。
 空を見るのは前から好きでしたが、青い空を見ると、この本の表紙の空を思い出します。

継続コース参加者 C.O.さん



心に浸みた詩集の表紙

コメント:市民研究員 T.T.さん
「空」というテーマで、本の表紙の写真が出てくるなんて考えていなかったので「ほぉ〜」と興味津々。きれいな青の表紙のこの本は詩集とのこと。伺ったお話は切なく、胸がきゅんとなりました。ラジオ深夜便は私共「きらりびと共想法」に参加の方の話題にもよく出ます。話題がいっぱいのこのラジオ番組を聴いてみたい!空の表紙の詩集も読みたいと思いました。人それぞれ、いろんな空・・がありますね。

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