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ほの研ブログ - 老犬のひとりごと

老犬のひとりごと

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
TadenumaY 2010-4-18 11:20
 ある日の午後、私は何時もの通りこくりこくりとうたた寝を決め込んでいると、急に人の声がしてきた。はて?今日は主人は朝から不在の筈だと思いだし、塀の外を覗いてみると女性2人と男性2人が何やら話しながら近寄って来た。どうもよそ者らしいが怪しい人ではないらしい。塀の上に上がって歓迎の意味で、とりあえず尻尾を振てみせたら、女性の一人が近寄ってきて喉元をくすぐるので思はず大あくびをした。そこをめがけてもうひとりの女性がすかさす写真を撮りにかかった。

 私はもう老犬であるからなりふりはかまはないが、若い時であれば一声吠えて抗議をするところだ。でも今日は久しぶり団地族以外の異邦人にお目にかかって眠気が覚めた。
    3月26日のオンデマンドバス試乗者 Y.H.さん 記



老犬のひとりごと


*コメント: 同オンデマンドバス試乗者 M.O.さん
 人通りの少ない路地に、一緒に遊んでくれそうな人が歩いているのを見つけて、大喜びで駆け寄ってきた老犬。あごをくすぐったら、尻尾を振り、笑うように大あくび。かわいいけれど、番犬にはならないかも。

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