ほの研ブログ - ほのぼの研究所2022年度活動方針
2022年度は、2020年より始まった新型コロナウイルス流行から3年目を迎え、当研究所理事会を開催した5月18日現在、感染状況はオミクロン株の流行による第6波のピークを越えたものの、なかなか収束せずに高止まりしています。2021年度は、基本的に在宅で活動しつつ、オンライン活動から取り残されがちな方に配慮し、講座の現地開催にも取り組みました。2022年度は、感染の波の合間に、講座等を現地開催すると共に、地域によらず活動に参加頂けるオンライン活動の強みを積極的に活かし、参加の輪を広げる取り組みを重点的に行います。
第一に、認知症予防研究や実験に興味があり、参加を希望される方を募集することを通じて、会員の輪を広げます。ほのぼの研究所における実践研究を担う研究員や、各種活動に参加し、活動をご支援頂いている賛助会員は、認知症予防について学ぶ講座などのイベントや、認知症予防を目的として研究開発している会話支援手法、共想法の実験に参加された方が中心となっています。この原点に立ち返り、特に遠隔による共想法実施、研究事業に参加される方を募ります。2021年度は、各地の、70〜80歳代の親を心配する40〜50歳代の子ども世代から、スマートフォンおよびタブレットアプリケーションを用いた共想法への参加希望のご連絡を頂くようになりました。足腰が悪く外出がままならない親に、オンラインでの会話を通じた人との交流と認知症予防の機会を作りたいと願う子どもがサポートする、二人三脚での実施に、挑戦しています。2022年度は、遠隔共想法の実証実験をさらに推進して参ります。
第二に、もともと現地開催していた、招待講演や出前講座を、オンラインで実施することに取り組みます。2020年度、2021年度共に、オンライン開催を試行し、ノウハウを蓄積してきました。遠隔共想法の体験や、ライブでの質疑応答、講演や体験の後に交流会を設けるなど、双方向に交流する仕組みを取り入れながら、認知症予防について学びたい、認知症予防法を体験したいというニーズに応えて行きたいと思います。そして、オンライン講演、講座の依頼に応えられることを周知し、NPOの活動に必要な収益事業として位置づけられるようにします。
第三に、実践研究を担う研究員の多世代化に取り組みます。コロナ禍前は、実践研究の進め方について相談する研究会を、平日昼間に対面で週一回行っていました。このため、研究員は、実践研究の拠点に通うことが可能な高齢者が中心です。コロナ禍以降は、この研究会が、引き続き平日昼間ですが、オンラインで月一回開催になりました。このため、高齢者だけでなく、現役世代や学生の方にも参加頂きやすくなりました。このことを活かし、プロボノ活動に興味を持つ幅広い世代の方に実践研究に参加頂けるよう、積極的に活動参加募集をして行きます。そして、認知症予防研究を基点に、さらに高齢化が進む未来社会を先取りし、高齢化を強みに変える新たな仕組みを、共に創って行きたいと思います。
第一に、認知症予防研究や実験に興味があり、参加を希望される方を募集することを通じて、会員の輪を広げます。ほのぼの研究所における実践研究を担う研究員や、各種活動に参加し、活動をご支援頂いている賛助会員は、認知症予防について学ぶ講座などのイベントや、認知症予防を目的として研究開発している会話支援手法、共想法の実験に参加された方が中心となっています。この原点に立ち返り、特に遠隔による共想法実施、研究事業に参加される方を募ります。2021年度は、各地の、70〜80歳代の親を心配する40〜50歳代の子ども世代から、スマートフォンおよびタブレットアプリケーションを用いた共想法への参加希望のご連絡を頂くようになりました。足腰が悪く外出がままならない親に、オンラインでの会話を通じた人との交流と認知症予防の機会を作りたいと願う子どもがサポートする、二人三脚での実施に、挑戦しています。2022年度は、遠隔共想法の実証実験をさらに推進して参ります。
第二に、もともと現地開催していた、招待講演や出前講座を、オンラインで実施することに取り組みます。2020年度、2021年度共に、オンライン開催を試行し、ノウハウを蓄積してきました。遠隔共想法の体験や、ライブでの質疑応答、講演や体験の後に交流会を設けるなど、双方向に交流する仕組みを取り入れながら、認知症予防について学びたい、認知症予防法を体験したいというニーズに応えて行きたいと思います。そして、オンライン講演、講座の依頼に応えられることを周知し、NPOの活動に必要な収益事業として位置づけられるようにします。
第三に、実践研究を担う研究員の多世代化に取り組みます。コロナ禍前は、実践研究の進め方について相談する研究会を、平日昼間に対面で週一回行っていました。このため、研究員は、実践研究の拠点に通うことが可能な高齢者が中心です。コロナ禍以降は、この研究会が、引き続き平日昼間ですが、オンラインで月一回開催になりました。このため、高齢者だけでなく、現役世代や学生の方にも参加頂きやすくなりました。このことを活かし、プロボノ活動に興味を持つ幅広い世代の方に実践研究に参加頂けるよう、積極的に活動参加募集をして行きます。そして、認知症予防研究を基点に、さらに高齢化が進む未来社会を先取りし、高齢化を強みに変える新たな仕組みを、共に創って行きたいと思います。
NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長
理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
大武美保子