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1日1回体温を1度上げると、免疫力が上がるということを、医師からいわれました。身体をゆっくりと温めて、温まった状態が長く保てるのがよいとのこと。運動もしますが、毎日手軽にできるのが、20分程の入浴です。冬は、湯温を43度から徐々に40度ぐらいまで下げていきます。夏は、40度から38度へ。時間は、写真にあるピンクの熱帯魚の時計で計ります。最初は肩まで全身浸かりますが、半身浴、足浴へと。お湯に好きな香りを入れて楽しんだり、本を読んだりしています。
体温を上げるために、ゆっくりと入浴
コメント 市民研究員 K.S.さん
なんて優雅で脳をフル活用されている、入浴を活用した工夫なのでしょう。効果は実証済みなのでしょう。試してみる価値がありそうと直感できました。見習わせていただきたいものです。お写真のような役立つ上に愛らしい熱帯魚の時計グッズは、さぞかしお気に入りのものでしょう。存在が際立っていますね。
お江戸共想法参加者 S.I.さん
体温を上げるために、ゆっくりと入浴
コメント 市民研究員 K.S.さん
なんて優雅で脳をフル活用されている、入浴を活用した工夫なのでしょう。効果は実証済みなのでしょう。試してみる価値がありそうと直感できました。見習わせていただきたいものです。お写真のような役立つ上に愛らしい熱帯魚の時計グッズは、さぞかしお気に入りのものでしょう。存在が際立っていますね。
健康のために、朝6時半からのラジオ体操に、長年通っています。コロナが流行し始めた2月末は、常連メンバーもパラパラ、マスクを着けた人もパラパラでした。4〜5月になると、自宅待機組の中年のジョギングが増えてきて、活気のある朝の公園になって、我々シニア組もパワーをもらいました。6月には平常に戻り、マスク着用で、体操を頑張って続けています。
朝の体操は、身体によいばかりでなく、何気ない会話や挨拶から、1日のエネルギーをもらえるものです。
朝の公園でのラジオ体操
コメント:市民研究員A. U. さん
長年続けてきた習慣が途絶えてしまうのは、体だけでなく、心も委縮してしまいます。マスクをして、間隔を十分にとって、戸外の新鮮な空気を吸って、なんとか日常の習慣を取り戻せてよかったです。木漏れ日までが新鮮に感じます。いつもの日常がほんとにありがたく思えます。
朝の体操は、身体によいばかりでなく、何気ない会話や挨拶から、1日のエネルギーをもらえるものです。
継続コース参加者 N. K. さん
朝の公園でのラジオ体操
コメント:市民研究員A. U. さん
長年続けてきた習慣が途絶えてしまうのは、体だけでなく、心も委縮してしまいます。マスクをして、間隔を十分にとって、戸外の新鮮な空気を吸って、なんとか日常の習慣を取り戻せてよかったです。木漏れ日までが新鮮に感じます。いつもの日常がほんとにありがたく思えます。
美味しいものを食べて、笑顔になり、免疫力アップです。5年ぐらい前から、帰省した時には、お馴染みのお店のまるごと桃ケーキを食べるのが楽しみでした。このケーキは、最近はシーズンになると、ほとんどのお店で作っていて、入口に宣伝の写真が出ています。写真のケーキは柏市増尾のケーキ屋さんのもので、桃を満喫しました。
コロナで各地に出かけられないので、今年は丸ゆべし、手延素麺、ほたて、辛子明太子を取り寄せて、味わいました。自家製のキュウリ、ナス、トマト、ミョウガもたくさんとれたので、色々な料理で味わいました。
桃を満喫できたまるごと桃ケーキ
コメント 市民研究員 K.S.さん
お気に入りの数々の美味しいものを食べて笑顔になって、その上免疫力を高めているなんて、極上のお話を頂戴いたしました。そのうちの一つ、このような魅惑的なケーキに、近隣の増尾の地でも出会えるのですね。誰かを喜ばせるために買い求めてみても、免疫力を高められるでしょうか。笑顔はいいですね!
コロナで各地に出かけられないので、今年は丸ゆべし、手延素麺、ほたて、辛子明太子を取り寄せて、味わいました。自家製のキュウリ、ナス、トマト、ミョウガもたくさんとれたので、色々な料理で味わいました。
継続コース参加者 C. O. さん
桃を満喫できたまるごと桃ケーキ
コメント 市民研究員 K.S.さん
お気に入りの数々の美味しいものを食べて笑顔になって、その上免疫力を高めているなんて、極上のお話を頂戴いたしました。そのうちの一つ、このような魅惑的なケーキに、近隣の増尾の地でも出会えるのですね。誰かを喜ばせるために買い求めてみても、免疫力を高められるでしょうか。笑顔はいいですね!
2020年8月25日(火)13時30分より、ほのぼの研究所設立記念オンライン講演会を開催いたしました。ご存知のように、新型コロナウィルス禍、皆様にご集合いただくことは叶わない世情でありましたので、多々逡巡いたしましたが、今までどおり皆様と認知症やヘルスケアに関する知見、情報の共有は絶やすことなく続けたいという思いから、感染予防を鑑みて、ウェブ会議サービスZoomを使ったオンラインで行いました。ライブのオンライン講演会には40名の方にご参加いただき、事後の動画でのご視聴に約同数の方からお申込みをいただいております。
講演会のタイトルは、いわゆる巷にあふれる健康情報とは一線を画す、確たる研究、知見に裏付けされた健康に関する情報をお届けすることを目的として、「今こそ、実践!真の健康づくり」としました。前回の設立記念講演会より好評の、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」の三部形式としました。
講演会資料表紙
定刻どおり、大武美保子弊所代表理事・所長の挨拶にて講演会が開始、早速、招待講演講師の渡辺恭良先生に、神戸の研究室よりご登壇いただき、「疲れにくく、生き活きとした毎日を送るために」というタイトルの講話が始まりました。
渡辺恭良先生は京都大学医学部ご卒業の医学博士で、講演会開催時、理化学研究所生命機能科学研究センター 健康・病態科学研究チーム・チームリーダー並びに大阪市立大学・健康科学イノベーションセンターの顧問でいらっしゃいます。「疲労」の正体を解明し、疲労のメカニズムを科学的に解明し、抗疲労対策にも多くの貢献をすることに成功した、世界の疲労研究をリードする疲労研究の第一人者で、一般社団法人日本疲労学会理事長等多くの要職に就かれております。なお、渡辺先生には、これまでと異なる環境下、ご多忙にもかかわらず、急遽のご登壇の依頼をご快諾いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
繁忙な日常や加齢、そして、今般の新型コロナウィルス感染禍、疲れを感じる日々は少なくないため、学問として伺う「疲労」について、期待を抱いて拝聴いたしました。
招待講演講師 渡辺恭良 理化学研究所チームリーダー
まず、「疲労」いわゆる「疲れ」は、元気な時を100%とした作業効率が60〜70%など、統計的に有意に落ちた状態と定義づけられ、休憩や眠りで治る「急性疲労」、疲れ気味が1週間ほど続く「亜急性疲労」、そして6か月以上続く「慢性疲労」に3分類されます。疲労は、「これ以上仕事や運動等を続けると、心身の正常状態が損なわれることになります」と、それ以上の活動を制限させようとする重要な生体警報(アラーム)であり、多数の病気の下地:未病でもあります。発熱や痛みと並ぶ3大重要警報である、と説かれました。疲労は、近くのお医者さんにかかる2番目に多い(一番目は痛み)主訴でもありますが、医療は疲労に対して体系的な診断法や治療法が確立していません。
疲労と疾病の連続性
疲労と症状
驚くことに、疲労による日本の経済的損失は、単純な因果関係からは、年に1.2兆円、交通事故などの疲労に起因すると思われる事故をも含めると、少なくとも年間約7兆円:日本の総予算の1割近くにも及ぶという衝撃的な数字も示されました。そして、大人ばかりでなく、子供も多くが睡眠不足などから慢性的に疲労を感じているという実情も述べられました。
もともと身体には、活性酸素の働きを弱めたり無毒化したりする機能が備わっていますが、激しい運動や精神的なストレスなどで大量のエネルギーが必要になると、処理できる以上の活性酸素が発生して体中の細胞内部品をつぎつぎにサビつかせてしまいます。このような活性酸素によって細胞機能が一時的に低下し、身体のある特定の場所での炎症を起こした状態が「疲労」であり、それは長引くと「老化」にもつながるメカニズムである、と解説されました。疲労はまず、全身に張り巡らされた交感神経と副交感神経:自律神経の乱れから始まり、睡眠障害、取れない疲労、未病へと進むこと等を述べられました。また、認知機能と自律神経機能に大きな相関が見られ、とくに高齢者は疲労している時の認知機能低下が大きいことを伺いました。
疲労そのものについて、渡辺先生を中心に、多くのことが解明され、それによる総合的に評価する主観的、客観的な指標や方法に基づき、防止や快復、治療のための研究が長年にわたり綿々と続けられていること、健康度のアップのための研究に邁進なさっていることに、非常に感謝をしたことでした。被験者の負担の少ない疲労度検査方法も続々開発されているとのこと、ぜひ既存の健康診断に組み込まれるようにと願っています。
次いで、大武美保子代表理事・所長から「認知機能を保つ、暮らし方の工夫」と題して、基調講演をいたしました。
まず、認知症予防とは、認知機能低下遅延、認知症発症遅延であるという定義と共に、認知症予防の認知的アプローチとして、知的行動や社会的交流を行う活動をすることが有効と知られていると述べました。防ぎうる認知症にならない社会づくりを目指して、加齢による認知機能低下を遅らせ、認知機能が低下しにくい生活の仕方を実践する手法として、『共想法』を開発し、言語能力と認知能力の生涯発達を支援する研究を進めてきています。
会話に注目した研究を行う根拠を、次のように述べました。すなわち、1) 言語能力は生涯にわたって向上するとされる結晶性知能であり、全般的に言語能力が高い人の認知機能は低下しにくく、言語能力が認知機能の維持に重要な役割を果たすこと、2) 社会的交流の多寡が、加齢に伴う認知機能低下や認知症発症リスクに関係するという報告に基づいています。会話が言語能力と認知機能に立脚した活動であり、認知機能の維持につながると考え、ルーの法則:器官や機能は、適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する;に則り、会話支援手法『共想法』では、認知機能のうち低下しやすい体験記憶、注意分割機能、計画力を、会話を通じて自然にバランスよく使えることを目指しています。
次いで、『共想法』を考案した経緯、一連の実施プロセスと、それぞれのプロセスで活用される認知機能(体験記憶、注意分割機能、計画力)ついての説明や採用する写真(話題)のテーマについて説明を行いました。そして、東京大学、千葉大学を経て、現在理化学研究所で行っている基礎研究、そして、ほのぼの研究所における実践研究の取り組みを紹介しました。
最後に、新型コロナウィルス感染下、活動が制限され、高齢者の認知機能低下リスク防止と認知機能維持のためのニーズの緊急性が増した中、元来の目的である、防ぎうる認知症にならない社会の実現に立ち返り、集合せずに会話することを通じて認知機能を訓練する研究テーマに、重点的に取り組むこととした、と述べました。話題提供し質問に答える対話ロボットや、タブレット、スマートフォンを用いた話題共有システム、在宅で会話可能な遠隔共想法システムの開発、利用評価を、急ピッチで進めていること、また、ほのぼの研究所の活動をほぼオンラインにしたことを報告しました。
10分の休憩を挟んで、神戸の渡辺先生と、東京の大武所長との「今こそ、実践!真の健康づくり」と題した対談が始まりました。渡辺先生は、本講演会で最も伝えたかったこととして、「疲労は発熱や痛みと同様、大きな生体アラームであり、それを正しい指標で判断を行うことが、それに陥らないようにする対策・予防につながっていく、このプロセスは認知症に関してもあてはまる」と改めて強調されました。また、従来の健康診断結果にAIの分析を添え、疲労度を判断する自律神経と生体酸化等の検査を追加することで、疲労度の高い国民の未病化予防、健康度アップにつながると思うとも述べられました。
最後に、疲労を蓄積させないためにできることとして、渡辺先生より、以下の2つのアドバイスをいただき、オンライン講演会は閉会いたしました:1)自分を縛りすぎることのない、自らのオリジナルのナビゲーションをつくって、受動的にならずに自分の意思で活動すること。予測できないことがふりかかることが、一番疲れにつながってくるとされているので、不測の事態に対しある程度の準備は整えておくこと;2)楽しいことを思い浮かべること。
両講師の対談
Zoomで招待された会議に参加するレベルで、主催者としての知識も経験もない担当者が、初のオンライン講演会開催まで過ごした日々は、親身のアドバイスを下さる方がいらしたとはいえ、不安の多いことでした。これも初体験のオンラインアンケートでは、音声や資料の判読不備等に対して、貴重なご意見をいただくことになりましたが、満足度や今後の参加意向では、高評価をいただけました。寛容な皆様に支えられて、大過なく終えることができたことを、安堵すると共に、ここに改めて、ご参加いただきましたことに感謝申し上げます。
今後もしばらくはオンラインでの講演会や企画が続くと思います。いただいた貴重なアドバイスやご希望に添える、よりよりものにしていきたいと思っております。
講演会のタイトルは、いわゆる巷にあふれる健康情報とは一線を画す、確たる研究、知見に裏付けされた健康に関する情報をお届けすることを目的として、「今こそ、実践!真の健康づくり」としました。前回の設立記念講演会より好評の、「招待講演」「基調講演」「両講師の対談」の三部形式としました。
講演会資料表紙
定刻どおり、大武美保子弊所代表理事・所長の挨拶にて講演会が開始、早速、招待講演講師の渡辺恭良先生に、神戸の研究室よりご登壇いただき、「疲れにくく、生き活きとした毎日を送るために」というタイトルの講話が始まりました。
渡辺恭良先生は京都大学医学部ご卒業の医学博士で、講演会開催時、理化学研究所生命機能科学研究センター 健康・病態科学研究チーム・チームリーダー並びに大阪市立大学・健康科学イノベーションセンターの顧問でいらっしゃいます。「疲労」の正体を解明し、疲労のメカニズムを科学的に解明し、抗疲労対策にも多くの貢献をすることに成功した、世界の疲労研究をリードする疲労研究の第一人者で、一般社団法人日本疲労学会理事長等多くの要職に就かれております。なお、渡辺先生には、これまでと異なる環境下、ご多忙にもかかわらず、急遽のご登壇の依頼をご快諾いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
繁忙な日常や加齢、そして、今般の新型コロナウィルス感染禍、疲れを感じる日々は少なくないため、学問として伺う「疲労」について、期待を抱いて拝聴いたしました。
招待講演講師 渡辺恭良 理化学研究所チームリーダー
まず、「疲労」いわゆる「疲れ」は、元気な時を100%とした作業効率が60〜70%など、統計的に有意に落ちた状態と定義づけられ、休憩や眠りで治る「急性疲労」、疲れ気味が1週間ほど続く「亜急性疲労」、そして6か月以上続く「慢性疲労」に3分類されます。疲労は、「これ以上仕事や運動等を続けると、心身の正常状態が損なわれることになります」と、それ以上の活動を制限させようとする重要な生体警報(アラーム)であり、多数の病気の下地:未病でもあります。発熱や痛みと並ぶ3大重要警報である、と説かれました。疲労は、近くのお医者さんにかかる2番目に多い(一番目は痛み)主訴でもありますが、医療は疲労に対して体系的な診断法や治療法が確立していません。
疲労と疾病の連続性
疲労と症状
驚くことに、疲労による日本の経済的損失は、単純な因果関係からは、年に1.2兆円、交通事故などの疲労に起因すると思われる事故をも含めると、少なくとも年間約7兆円:日本の総予算の1割近くにも及ぶという衝撃的な数字も示されました。そして、大人ばかりでなく、子供も多くが睡眠不足などから慢性的に疲労を感じているという実情も述べられました。
もともと身体には、活性酸素の働きを弱めたり無毒化したりする機能が備わっていますが、激しい運動や精神的なストレスなどで大量のエネルギーが必要になると、処理できる以上の活性酸素が発生して体中の細胞内部品をつぎつぎにサビつかせてしまいます。このような活性酸素によって細胞機能が一時的に低下し、身体のある特定の場所での炎症を起こした状態が「疲労」であり、それは長引くと「老化」にもつながるメカニズムである、と解説されました。疲労はまず、全身に張り巡らされた交感神経と副交感神経:自律神経の乱れから始まり、睡眠障害、取れない疲労、未病へと進むこと等を述べられました。また、認知機能と自律神経機能に大きな相関が見られ、とくに高齢者は疲労している時の認知機能低下が大きいことを伺いました。
疲労そのものについて、渡辺先生を中心に、多くのことが解明され、それによる総合的に評価する主観的、客観的な指標や方法に基づき、防止や快復、治療のための研究が長年にわたり綿々と続けられていること、健康度のアップのための研究に邁進なさっていることに、非常に感謝をしたことでした。被験者の負担の少ない疲労度検査方法も続々開発されているとのこと、ぜひ既存の健康診断に組み込まれるようにと願っています。
次いで、大武美保子代表理事・所長から「認知機能を保つ、暮らし方の工夫」と題して、基調講演をいたしました。
まず、認知症予防とは、認知機能低下遅延、認知症発症遅延であるという定義と共に、認知症予防の認知的アプローチとして、知的行動や社会的交流を行う活動をすることが有効と知られていると述べました。防ぎうる認知症にならない社会づくりを目指して、加齢による認知機能低下を遅らせ、認知機能が低下しにくい生活の仕方を実践する手法として、『共想法』を開発し、言語能力と認知能力の生涯発達を支援する研究を進めてきています。
会話に注目した研究を行う根拠を、次のように述べました。すなわち、1) 言語能力は生涯にわたって向上するとされる結晶性知能であり、全般的に言語能力が高い人の認知機能は低下しにくく、言語能力が認知機能の維持に重要な役割を果たすこと、2) 社会的交流の多寡が、加齢に伴う認知機能低下や認知症発症リスクに関係するという報告に基づいています。会話が言語能力と認知機能に立脚した活動であり、認知機能の維持につながると考え、ルーの法則:器官や機能は、適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する;に則り、会話支援手法『共想法』では、認知機能のうち低下しやすい体験記憶、注意分割機能、計画力を、会話を通じて自然にバランスよく使えることを目指しています。
次いで、『共想法』を考案した経緯、一連の実施プロセスと、それぞれのプロセスで活用される認知機能(体験記憶、注意分割機能、計画力)ついての説明や採用する写真(話題)のテーマについて説明を行いました。そして、東京大学、千葉大学を経て、現在理化学研究所で行っている基礎研究、そして、ほのぼの研究所における実践研究の取り組みを紹介しました。
最後に、新型コロナウィルス感染下、活動が制限され、高齢者の認知機能低下リスク防止と認知機能維持のためのニーズの緊急性が増した中、元来の目的である、防ぎうる認知症にならない社会の実現に立ち返り、集合せずに会話することを通じて認知機能を訓練する研究テーマに、重点的に取り組むこととした、と述べました。話題提供し質問に答える対話ロボットや、タブレット、スマートフォンを用いた話題共有システム、在宅で会話可能な遠隔共想法システムの開発、利用評価を、急ピッチで進めていること、また、ほのぼの研究所の活動をほぼオンラインにしたことを報告しました。
10分の休憩を挟んで、神戸の渡辺先生と、東京の大武所長との「今こそ、実践!真の健康づくり」と題した対談が始まりました。渡辺先生は、本講演会で最も伝えたかったこととして、「疲労は発熱や痛みと同様、大きな生体アラームであり、それを正しい指標で判断を行うことが、それに陥らないようにする対策・予防につながっていく、このプロセスは認知症に関してもあてはまる」と改めて強調されました。また、従来の健康診断結果にAIの分析を添え、疲労度を判断する自律神経と生体酸化等の検査を追加することで、疲労度の高い国民の未病化予防、健康度アップにつながると思うとも述べられました。
最後に、疲労を蓄積させないためにできることとして、渡辺先生より、以下の2つのアドバイスをいただき、オンライン講演会は閉会いたしました:1)自分を縛りすぎることのない、自らのオリジナルのナビゲーションをつくって、受動的にならずに自分の意思で活動すること。予測できないことがふりかかることが、一番疲れにつながってくるとされているので、不測の事態に対しある程度の準備は整えておくこと;2)楽しいことを思い浮かべること。
両講師の対談
Zoomで招待された会議に参加するレベルで、主催者としての知識も経験もない担当者が、初のオンライン講演会開催まで過ごした日々は、親身のアドバイスを下さる方がいらしたとはいえ、不安の多いことでした。これも初体験のオンラインアンケートでは、音声や資料の判読不備等に対して、貴重なご意見をいただくことになりましたが、満足度や今後の参加意向では、高評価をいただけました。寛容な皆様に支えられて、大過なく終えることができたことを、安堵すると共に、ここに改めて、ご参加いただきましたことに感謝申し上げます。
今後もしばらくはオンラインでの講演会や企画が続くと思います。いただいた貴重なアドバイスやご希望に添える、よりよりものにしていきたいと思っております。
市民研究員 鈴木 晃・長久 秀子
上の写真は7月3日、下は8月4日に駐車場の隅で、男の子2人が青いバケツで育てていた向日葵です。長雨でなかなか育たない!不安定で倒れてしまいそう!おせっかいなおばさんは、ひそかに見守っていました。「夏はわたしでしょ!」の様な顔をして咲いた時、「やったね!」と声をかけると、とびっきりの笑顔の男の子達。私も本当に嬉しかったです。
非日常の日々、ずっと浅い呼吸をして過ごしていました。免疫力向上には、マスクに隠れていても、口角を挙げての笑顔と、人との関わりが大切です。
7月3日の向日葵
8月4日の向日葵
コメント:市民研究員A. U. さん
長雨にも負けず、夏の代表格のようなひまわりの花が咲いて、一安心の男の子達も嬉しかったでしょう。それにもまして、「やったね」の声かけが嬉しくてマスクに隠れた笑顔がとびっきりだったのでしょうね。青空と黄色のひまわりと「やったね」の4文字がコロナ感染症の流行を忘れさせてくれます。
非日常の日々、ずっと浅い呼吸をして過ごしていました。免疫力向上には、マスクに隠れていても、口角を挙げての笑顔と、人との関わりが大切です。
継続コース参加者 N. S. さん
7月3日の向日葵
8月4日の向日葵
コメント:市民研究員A. U. さん
長雨にも負けず、夏の代表格のようなひまわりの花が咲いて、一安心の男の子達も嬉しかったでしょう。それにもまして、「やったね」の声かけが嬉しくてマスクに隠れた笑顔がとびっきりだったのでしょうね。青空と黄色のひまわりと「やったね」の4文字がコロナ感染症の流行を忘れさせてくれます。
感染症流行下、免疫力を維持し高めるために、まず「食物から」の思いから用意している、我が家の定番の朝食です。このような形になったのは、20年ぐらい前からです。卵焼き、焼き魚、漬物、納豆、味噌汁、夕飯にはヨーグルトもと、発酵食品を欠かさず摂るようにしています。
納豆は大好きで、朝食以外でも色々な料理に使うので、冷凍庫等に常備しています。お弁当を作っていることもありますが、卵焼きも何かを芯にしたり、混ぜて焼いたりと、飽きないような工夫をしています。
発酵食品を積極的に取り入れて
コメント 市民研究員E.N.さん
日本人の感染者が少ないのは、食事や健康意識などが影響しているという説がありますが、先祖の知恵というのは素晴らしいですね。我が家のお婿さんは漬物を一切食べないというので驚きましたが、高齢者の皆様は漬物なしには生活できないとおっしゃいます。若い方には、発酵食品であるお味噌汁や漬物を見直していただきたいものです。
納豆は大好きで、朝食以外でも色々な料理に使うので、冷凍庫等に常備しています。お弁当を作っていることもありますが、卵焼きも何かを芯にしたり、混ぜて焼いたりと、飽きないような工夫をしています。
継続コース参加者 T.M.さん
発酵食品を積極的に取り入れて
コメント 市民研究員E.N.さん
日本人の感染者が少ないのは、食事や健康意識などが影響しているという説がありますが、先祖の知恵というのは素晴らしいですね。我が家のお婿さんは漬物を一切食べないというので驚きましたが、高齢者の皆様は漬物なしには生活できないとおっしゃいます。若い方には、発酵食品であるお味噌汁や漬物を見直していただきたいものです。
5歳になった長男に折り紙ブームがやってきました。検索をすると、作りたいものの折り方が見つかることに味をしめ、好きなものを脈略もなく次々とリクエストします。折り方の図、あるいはYouTubeの動画を一緒に見て、作ります。写真の手前から奥に向かって、コウモリ、江ノ電、赤鬼・青鬼のお面、ペンギン、飛行機、インコ、新幹線、クジャクです。最後のクジャクだけは、私が興味を持って作ったものです。
作品のかずかず
コメント:市民研究員 H.N.さん
某大学学生の超絶技巧作品は別世界のものとして驚くばかりですが、このバラエティ豊かな作品からは、お母さまとの合作の機会を得たお子様の笑顔とほほえましい雰囲気が伝わりました。手先の運動や認知機能にもいいとデーサービスでも行われる折り紙ですが、鶴や奴さんレベルの私は、ボランティア先で通所者さんと一緒に折り方を理解するのにも一苦労したのを思い出しました。
市民研究員 M.O.さん
作品のかずかず
コメント:市民研究員 H.N.さん
某大学学生の超絶技巧作品は別世界のものとして驚くばかりですが、このバラエティ豊かな作品からは、お母さまとの合作の機会を得たお子様の笑顔とほほえましい雰囲気が伝わりました。手先の運動や認知機能にもいいとデーサービスでも行われる折り紙ですが、鶴や奴さんレベルの私は、ボランティア先で通所者さんと一緒に折り方を理解するのにも一苦労したのを思い出しました。
今年の7月半ばに撮影しました。庭の小鉢に睡蓮が咲く頃が夏への切り替え時期だと感じています。この睡蓮は昨年、鉢を底上げして植えつけました。熱帯性のため、夏が終わる頃まで、ぽつぽつと咲いてくれましたので、今年も期待しています。この花は2番花です。手前の葉の中央にムカゴという実ができていますが、葉ごと切って逆さまにして水に漬けておくと、根や葉が出てきて殖やすことができるとのことなので、今年はそれにも挑戦したいと思います。
鉢の中で泳いでいるメダカは昨年孵化した一年生です。今年も産卵した1〜2mmの小メダカは別鉢で元気に泳いでいますが、これらも育つのが楽しみです。
育てるのが楽しみな睡蓮とメダカ
コメント 市民研究員E.N.さん
涼しげで素敵なお庭ですね。以前紫蘇の葉を数枚冷蔵庫で保存していたところ、あちこちから根が出て来てびっくりしたことがあります。メダカの赤ちゃんがスイスイと泳ぐ姿は、本当に可愛いものです。水草の隙間からのぞくと、餌を求めて寄ってくるので尚更です。暑い日差しをさけて睡蓮の日陰でお昼寝をしているのかもしれませんね。
鉢の中で泳いでいるメダカは昨年孵化した一年生です。今年も産卵した1〜2mmの小メダカは別鉢で元気に泳いでいますが、これらも育つのが楽しみです。
市民研究員 A.S.さん
育てるのが楽しみな睡蓮とメダカ
コメント 市民研究員E.N.さん
涼しげで素敵なお庭ですね。以前紫蘇の葉を数枚冷蔵庫で保存していたところ、あちこちから根が出て来てびっくりしたことがあります。メダカの赤ちゃんがスイスイと泳ぐ姿は、本当に可愛いものです。水草の隙間からのぞくと、餌を求めて寄ってくるので尚更です。暑い日差しをさけて睡蓮の日陰でお昼寝をしているのかもしれませんね。
7月に入ったすぐの昼下がり、商工会の人たちが、家の近くの橋の所でイルミネーションの取り付けの準備をしているのを見かけました。例年なら、七夕の他に鳩ケ谷氷川神社の祭り、夜祭もあるのですが…。夜になって、点灯されたイルミネーションが水面に映っている景色を撮りに行きました。
この川は蛍を見かけるほど自然が豊かなところとはいえませんが、コシラサギやフナは見かけます。両川岸には樹齢50年ほどの百日紅が80数本も並んでいるので、この日は併せて、夜の百日紅の花見も楽しむことができました。
川に架かるイルミネーション
コメント:市民研究員 T.T.さん
写真をパっと見たとき 蜘蛛の巣に露がかかっているのかと思いました。とても幻想的ですね・・。私も地元でいろんなイルミネーションを見ますが、こちらの川にかかった風景はなんとも言えず、水面に反射しているのも現物を見てみたいと感じました。季節を感じました。
この川は蛍を見かけるほど自然が豊かなところとはいえませんが、コシラサギやフナは見かけます。両川岸には樹齢50年ほどの百日紅が80数本も並んでいるので、この日は併せて、夜の百日紅の花見も楽しむことができました。
市民研究員 K.S.さん
川に架かるイルミネーション
コメント:市民研究員 T.T.さん
写真をパっと見たとき 蜘蛛の巣に露がかかっているのかと思いました。とても幻想的ですね・・。私も地元でいろんなイルミネーションを見ますが、こちらの川にかかった風景はなんとも言えず、水面に反射しているのも現物を見てみたいと感じました。季節を感じました。
これは構想を含めて2週間ほどかけて完成した野菜の収納庫です。畑を借りて、幾つかの野菜を栽培していますが、新型コロナの感染拡大で、収穫した野菜を届けることが難しくなり、それらを収納する場所がないことがわかったので、急遽つくることになりました。
今は玉葱と馬鈴薯、そしてニンニクを収納しています。1日も早く、採れたて野菜を届けられるようになる日が訪れることをと願っています。
野菜収納庫
コメント:市民研究員 M.N.さん
自作で収納庫を作ったとは!どこかのホームセンターで売っている出来合いのような仕上がりに感心しました。コロナも終結し、新鮮な野菜を早くお届けできるといいですね。
今は玉葱と馬鈴薯、そしてニンニクを収納しています。1日も早く、採れたて野菜を届けられるようになる日が訪れることをと願っています。
市民研究員 K.N.さん
野菜収納庫
コメント:市民研究員 M.N.さん
自作で収納庫を作ったとは!どこかのホームセンターで売っている出来合いのような仕上がりに感心しました。コロナも終結し、新鮮な野菜を早くお届けできるといいですね。