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ほの研ブログ - 最新エントリー

 自宅で過ごす時間後が多くなったので、何か楽しんでやることはないかと探したところ、新聞の投稿欄の色々なイラストに目が行き、それらに色鉛筆で色をつけてみることにしました。ところが、いざ塗りはじめてみると、本当にこの色を使っていいものだろうかと思い悩むことしきり、普段ものをきちんと見ていないことに気づかされました。
 なお、後日談になりますが、塗り絵はきっと近々通うことになるかもしれないデーサービスで、必ずやることになりそうなので、今はこれ以外のことを楽しみにしたいと、続けることはやめにして、また別の楽しみをリサーチ中です。

市民研究員 M.Y.さん



新聞投稿のイラストに色をつけてみた

コメント:市民研究員 T.T.さん
素敵なアイディアですね。新聞にこんなにイラストがあるのにもびっくりです。続けられないのは将来のため・・ならば納得、仕方ないですが、身近にあるものからイラストをみつけ塗る!塗り絵好きな私には塗れそうなイラストを見つけること・・が、増えそうです。
 自宅のすぐ近くにある、マスコミでも紹介された人気の焼きそば屋さんの手書きの案内です。緊急事態宣言発出中は昼間だけの営業でしたが、解除後は夜の営業も始めたため、急遽案内を替えたようです。
 営業時間中は、入口の扉を解放し、勝手口からファンで風を送るなど、換気などの予防対策にも気を遣っている様子で、テイクアウトののぼりも掲げています。けれども、まだ訪れるお客さんも、来店してもお酒を飲むお客さんも少なく、経営に苦労している様子が店頭からも解りました。

市民研究員 A.S.さん 



新型コロナ感染予防対応している飲食店の案内

コメント:市民研究員 M.N.さん
自宅近くにマスコミでも紹介された、人気の焼きそば屋さんがあるとは羨ましい限りですが、お店も感染拡大対策に工夫されても、まだコロナが怖いのか人の入りが少ないとのこと、どこのお店もそのようで、一日も早い終結を願うばかりです。
 「三密」を避け、外出を控えて自宅に籠りがちとなり、ともすれば鬱に近いような気持になってしまう日々が続いていたある日、殺風景な庭の片隅の古いバラの株から新芽が伸びて小さなつぼみがついているではありませんか!しばらくすると、このように大きな一輪の真っ赤な花が咲きました。
 思い起こせば、これはバラが大好きだった亡き夫のために私がプレゼントしたものだったものでした。この一輪のバラの花で、懐かしい思い出がよみがえり、心を癒し、和やかさを取り戻してくれたのでした。

市民研究員 Y.T.さん


心を癒してくれた一輪のバラ

コメント:市民研究員 T.T.さん
う〜ん・・とても感慨深い癒されるお話。私も和やかさ穏やかさを感じるお話でした。そこだけカラーが映えますね。こんな時、気づけて良かったです、何かみつけていただきホッとしました。バラも見てもらってきっとうれしいですね。
新型コロナウイルス流行で、市販のマスクが品薄になり、マスクが手作りされるようになりました。手作りマスクの話題が3題集まりましたので、お届けします。

その1 娘が作ってくれたマスク
 まだまだ、マスク不足が続いていたおり、娘が布マスクを手作りしてくれました。布ばかりか、ノーズフィット、ゴムと、入手に苦労したようです。表地と裏地の間にキッチンペーパーと入れると、サージカルマスクと同様の効果があるようです。都知事のように洋服に合わせて変えるところまではできませんが、結構便利に使っています。

市民研究員 A.U.さん

         

娘が作ってくれたマスク


その2 家族用マスク
 家族分のマスクをたくさん作りました。みんなで着用してくれています。形も色々、布は着なくなったTシャツなどです。このところ暑くなったので、薄手のマスクも作成中。コロナの流行で仕事もばたばた忙しい中、久しぶりにマスクを作りながら、私はそういえばこんなことが好きだった、子供達の服もつくった…などと思い出しながら、マスクづくりにはまっている日々です。

市民研究員 T.T.さん



家族用手作りマスク


その3 夏用キッズマスク
 娘が家族で親しくしていただいている福祉系NPOから、マスク作りボランティアの依頼がありました。4月早々、大人用を数十枚送ると、さらに5月に、幼児〜小学低学年用のリクエストがあり、また数十枚ほど作りました。夏場用として、表地はサッカーなどの夏素材、裏地はさらしを使い、一旦洗って、アイロンをかけて、個包装しました。小さなマスク作りは細かい作業で、やや大変でした。これからの季節、熱中症の心配もありますが、上手に活用してもらえればと思います。

市民研究員 H.N.さん



夏用キッズマスク

コメント:市民研究員 M.M.さん
この数か月、マスク不足が大々的に報道されていましたが、皆様がこのように手作りのマスクをたくさん作成されているのを見て安心いたしました。マスクといえば、白いマスクしか頭にないのですが、いろいろなマスクがあるのですね。マスク作りも大変で、皆様のご苦労に頭の下がる思いです。

コロナ太り

カテゴリ : 
今日の共想法 » コロナ流行下の日常・非日常
執筆 : 
NegishiK 2020-7-19 8:00
 ワイシャツのポケットに入れている手帳です。左側は2020年今年の3月、右側は昨年の3月のページです。今年のものは、3月から自粛が始まりましたので、全ての行事が中止になり真っ白、昨年のものはかなり予定が入っていたのがわかります。
 そのためか、コロナ太りも体験し、ただ今ウォ−キングや食事療法でダイエッット中です。

市民研究員 M.N.さん


行事がすべて中止になって、真っ白な今年の手帳(左)昨年の手帳(右)

コメント:市民研究員 K.N.さん
私も同じで、予定が入っているのは、病院の予約のみできれいです。やっとステイホームも解けて、少しずつですが予定が入るようになってきました。楽しみが増えてきました。
 6月になり、国内の感染者数は減少してきたものの、新型コロナへの不安はなくなりません。勤務先の施設でも、面会が制限されています。長い間顔を見られなかった娘さんは、やっとガラス越しに面会ができるようになりました。
耳が遠いので、伝言板に文字を書きながら話を交わしていました。さぞや、歯がゆい思いをしたことでしょう。見ている私も切なくなりました。このような生活は、早く元通りになってほしいものです。

市民研究員 E.N.さん



感染防止のためガラス越しの面会

コメント:市民研究員 M.M.さん
コロナの影響のもと、介護施設では大変なご苦労をされていることとお察しいたします。ガラス越しの面会、伝言板を使った会話と聞くだけで胸が痛くなります。これからも介護施設での無事のご活躍を祈念いたします。
 4月中旬のショッピングセンターのキッズコーナーです。店舗には網が張ってあり、立ち入り禁止になっていました。「新学期」「新入生歓迎」といった販促物は、特に私の心に悲しく映りました。なぜなら、この春、我が家の上の孫娘は中学校、下の孫が小学校の入学式を迎えることになっていたからです。こうした状況は無念で残念でなりませんでした。長い人生のひとこまとしては、想像もしていなかった貴重な体験となりました。

市民研究員 M.M.さん



営業休止中のショッピングセンター内キッズコーナー

コメント 市民研究員 K.N.さん
新型コロナウィルス流行下、非常事態宣言によるスティホームでの状況では仕方がないとも考えられますが、新しい門出の出鼻をくじかれたことは残念です。私も孫が新1年生で入学を楽しみにしていたことを思い出しました。

洋裁

カテゴリ : 
今日の共想法 » 新しく始めること
執筆 : 
NagahisaH 2020-6-28 8:00
  
  手持ちのベルッベット生地があったので、スモックを作ろうと思い立ち、柏の洋裁教室に入りました。これは表身ごろを裁断したところの写真です。ベルベット地は扱い方も大変で、ミシンの掛け方にも注意したりと、難しそうですが、挑戦です。できあがりが楽しみです。

継続コース参加者 Y.A.さん



洋裁に挑戦中

コメント 市民研究員 H.N.さん
お話を伺ってからしばらく経ちますので、もう仕上がった頃でしょうか?高級感のある素敵なカラーなので、ぜひ拝見したいです。ベルベットといえば、娘の七五三のドレスを姑からもらった高級ベルベットで作るとき、片方の見頃の地目の向きを謝って逆さまにした大失敗を思い出します。

牡丹か、百合か

カテゴリ : 
今日の共想法 » あなたはどちら
執筆 : 
NagahisaH 2020-6-21 8:00
 
 亡き夫はとても花が好きでしたので、花の直径が10センチほどにもなる百日草や珍しい品種の朝顔などを育てていました。真壁町(茨城県桜川市)の町の花は山百合ですが、紹介されて多くの人々が山に押し寄せてきたため、今ではすっかり見られなくなったのが大変残念です。
 牡丹も好きですが、やはり私は山に咲く百合が一番です。

マカベ共想法参加者 S.I.さん



真壁町の花:山百合

コメント 市民研究員 E.N.さん
真壁町は三方を低い山に囲まれていますので、峠をドライブしながら、花を愛でる楽しみがありますね。清楚な山百合も素敵ですが、牡丹の香りも気品あふれていていいものです。どちらの花の香りも胸いっぱい嗅いでみたくなりました。
 2020年4月20日、2019年度ほのぼの研究所合同研修を開催しました。これは、毎年1回、共想法実施者が、通期の行動で得られた知見を持ち寄り、相互に確認し、次期の展望や行動の方針の参考とするために行われているものです。

 2019年度はCOVID-19感染拡大のため、活動そのものや、使用施設の使用が大幅に制限されたため、開催予定3月17日から約1カ月日延べして、オンラインシステムを活用して実施しました。初めての経験のため、理化学研究所の実施者により事前に各自のIT環境や手順等の確認作業を行ったため、当日は大武所長・代表理事をはじめ、三宅徳久副代表理事、小暮純生理化学研究所技術経営顧問、協働事業者(埼玉県の認定NPO法人きらりびとみやしろ、茨城県の介護老人保健施設マカベシルバートピア、大阪府の有限会社野花ヘルスプロモート)、「お江戸共想法」の実施者、理化学研究所の実施者、そして市民研究員の総勢22名が、オンライン時間延べ4時間にわたって無事参加することができました。


オンライン合同研修参加者画面

 大武所長の開会挨拶で始まり、下記の順で2019年度の活動報告と、2020年度の方針に関する発表がありました。各担当者が10分間の持ち時間で発表をする間は、事前に提出した資料が画面に映し出されました。以下、発表を順に紹介いたします。※氏名後(S)は発表者

【協働事業者 きらびとみやしろ】

野口宗昭市民研究員・田崎誉代市民研究員(S)

 9年目に入った健常高齢者を対象にした共想法は、2人の新スタッフと共に、共想法の効果を定着させるために、事後に写真の確認をし合ったり、200字要旨の本来の意味を再確認したりと、工夫を重ねていることが報告されました。また、参加者の加齢に伴う問題点や、共想法操作機器、事業者の諸般の事情に伴って発生した課題とその解決方法、そして今後の展望が述べられました。
 最後に「共想法の実施に大事なこと」として挙げられた「誰もが無理をせず、とも危機管理につとめながら、思いやりを忘れずに、次回も快く参加できるため、楽しい雰囲気づくりに努めること」という結論は正に「言うは易し、行うは難し」、大いに納得したのでした。

【協働事業者 マカべシルバートピア】

永田映子市民研究員(S)

 2011年11月のスタートから8年が経過した共想法について、介護老人保健施設という特性上、参加者の多くが90歳以上で、加齢に伴う体調・認知機能低下が進む中、参加者に、楽しく、負担なく参加していただけるよう、テーマや実施方法、サポート方法にきめ細かい工夫を施して、継続実施している努力と、実施者としての自己管理の必要性が述べられました。超高齢社会において、早晩どこの拠点でも起こり得る課題であるため、努力に敬服するとともに、今後の貴重な情報として大変参考になりました。

【協働事業者 有限会社野花ヘルスプロモート】「共想法〜 Cocofit ver〜」

正木慎三・篠倉拓(S)

 Cocofitはメンタル不調で休職・離職あるいは自宅療養中や、不安や焦りから欠勤が増えた等で悩んでいる人を対象にした「こころと行動を支える施設」として、野花ヘルスプロモートが運営する施設。2020年1月にそこの利用者への支援プログラムとして「共想法」を取り入れるに至った目的や準備、初回実施に至るまでのプロセスが説明されました。併せて、参加者の「冬を感じるもの」をテーマにした大変美しい写真とほのぼのとした話題の幾つかも紹介されました。
 なお、これまで共想法を認知症予防以外にも活用する研究事例武先生から伺ったことはありましたが、今後Cocofitでの共想法からも参考になる新しい知見を得られそうで、大変興味深く思いました。

合同研修会資料1

【お江戸共想法】

斉藤千鶴子(S)・今城悦子・沖桂子・山藤千賀子

 お江戸共想法開催に至るまでの誕生「秘話」に続き、2019年度の実験参加者である新しいメンバーを加えての2年目の実践の様子を詳細に解説しました。理研のスタッフのサポートを受けながら、発足から携わっている共想法に熱い思いを持つ参加者でもある実施メンバーが、共想法参加の意義:「認知機能を高めること」を懸命に周知徹底させ、情報を共有しながら、積極的参加を継続させるために、様々な工夫をこらしていることが紹介され、参考になるアイデアも伺うことができました。
 報告の最後に、今年度の念願のひとつに挙げられた「街歩き共想法」は、拠点の柏でも久しく実施していないだけに、世の中が落ち着いた折りには、できれば合同で実施し、さらに交流を深め、切磋琢磨することができればと思いました。
           
【ほのぼの研究所 共想法継続コース】

田口良江市民研究員(S)・根岸勝壽市民研究員(S)

 
 実績として、第一に2018年度から始まった2本立て体制、すなわち、柏市の認知症予防講座修了者や、講演会などで興味を持った方々を受け入れ、途中からでも参加可能な初心者グループと、長年共想法をしている経験豊かなグループとが、異なるテーマに沿って行う進め方が定着したこと、そして、司会ロボットぼのちゃん5号にも慣れてきたこと、第二に、企業をはじめとする見学者が増加傾向であるも、さまざまな属性の方々のやみくもな参加を避けるため、ステップを踏む丁寧なルールに則っていること、そして第三に、昨年度に引き続く頭の健康チェックにも参加者が増えたことを述べました。また、年々難易度の上がるテーマにも果敢に取り組み、常に生活の質の向上に努力を惜しまない経験豊かなメンバーへ感謝するとともに、快く参加を継続できるよう、欠席者宛ての密なコミュニケーションを図るなど、啓発しあい、フラットな信頼関係を築くように努めている旨が報告されました。
 最後に、司会ロボットぼのちゃん5号のソフト・ハード両面での使い勝手についての改善要望が出されました。なお、蛇足ですが、市民研究員の誰もが司会ロボットの操作を完全マスターするべく、鬼?の特訓を重ねていることを付け加えさせていただきます。

【ほのぼの研究所 柏市認知症予防講座】

「柏市認知症予防コミュニケーション体験講座『今から始める認知症予防』」

松村光輝市民研究員(S)・魚谷茜市民研究員

 はじめに、単に認知症予防について学ぶだけでなく、認知症予防と共想法の関係について体験を通して理解を深めていただき、終了生の受け皿として設定されている共想法継続コースに参加し、さらに認知予防に積極的に取り組んでいただくとした企画の目途が述べられました。6月〜7月の3回の講座には認知症予防に関する意識の高まり、あるいはテーマのコピーに惹かれてか、『広報かしわ』やチラシの広域配布なども奏功して、定員をはるかに上回る応募者があり、60〜80歳代以上の30余名に受講いただき、3日間皆勤の方が14名ありました。事前に共想法用の写真をスマホ等で送ることのできる方も大幅に増加。また、共想法参加体験で、会場からも質問を受け付ける形式をとったり、200字要旨の記入の体験等、参加意識を高めた講座内容が好評で、受講生のうち3名が共想法継続コースへご参加下さるという、果たして2016年からの講座結果を踏まえた試行錯誤を経た嬉しい報告となりました。

合同研修会資料2

【ほのぼの研究所 講演会等普及活動】

鈴木晃市民研究員・長久秀子市民研究員(S)

 市民活動フェスタ2019「認知機能を見てみよう」出展、恒例のNPO法人設立記念講演会「今からなら間に合う!認知症予防」、初の試みであった設立記念講演会ビデオ観賞会と、異なる形態の普及活動企画の実施報告と、これまでの企画実施から得られた課題・仮設の検証結果を説明しました。
 2019年度に最も寄与したのは、「今からなら間に合う!」というキャッチ―なタイトルと、ニーズの高い情報を、大変わかりやすく解説して下さる講話テクニックに優れた、高名な島田裕之先生に講師にご登壇いただいた設立記念講演会であり、その後の講演会ビデオ観賞会の成功にもつながったこと、来場ターゲットの精査が及ばずも、柏市民活動フェスタではCogEvoを使った認知機能を見てみる体験者を呼び込み、他出展者との繋がりの端緒ができたと述べました。
 以上の3つの企画を通して、課題解消度が上がり、賛助会員入会・継続増加につながるという結果が導かれるも、さらに今後もターゲットのニーズに合った企画を目指してアンテナを張り巡らし、タイミングよく丁寧な集客(募集)や情報提供に努めて、より効果的な普及活動につなげたいと結びました。

【ほのぼの研究所 動画制作】

根岸勝壽市民研究員(S)・長久秀子市民研究員

 2019年度太陽生命厚生事業団社会福祉助成事業として採択された「認知症予防の啓蒙と認知症予防手法の実践、普及活動に使用する動画資料、小冊子作成」事業のメインとなる「ほのぼの研究所PR動画制作」を説明。8年前に専門家に委ねて制作した既存版と併用し得るよう、その後の知見を盛り込み、ほのぼの研究所の存在や活動をわかりやすくアピールするために、市民研究員の意見を反映、さらに継続コース参加者の友情出演の協力を得て、専門家とコ・ワークした制作過程について述べました。
 また併せて取り組んだ改訂ほのぼの研究所の紹介パンフレットについても紹介しました。

合同研修会資料3

【企業連携】「共想法の社会展開に関する活動概況」

小暮純生 理化学研究所技術経営顧問

 残念ながら、どれもがCOVID-19感染拡大の影響を受けて、実施に変更や遅延が生じていますが、飲料メーカーとの共同研究、和光市との「在宅高齢者の認知機能脆弱化予知予防研究」、損害保険会社研究所との連携、生命保険会社との意見交換並びに情報交換の進捗状況の報告がありました。

【2019年度のまとめと2020年度方針】 
 以上の各発表を踏まえ、大武美保子代表理事・所長より、2019年の活動総括並びに2020年度の方針が示されました。

 まず、ほのぼの研究所の5つの事業(実施・普及・支援・育成・研究)を軸に、2019年度のモットー「続けつつ、やり方を変える 効果的に」に沿って実施した活動の進捗報告がありました。
 次いで、2020年は活動を通じての基本概念を「長持ちする脳の使い方を生活の中で実践する」ことと明文化し、COVID-19の治療薬やワクチンが確立するまでは、集合活動はできないことを前提として「目的に即して新しいやり方を考えて実践すること」をモットーに活動するとし、5つの事業それぞれの具体的活動案が多く示されました。

 これらの事業・活動の継続、試行のためには、新しいIT技術や方法の習得、習熟を含めて、相応の気力、体力、時間が必要だと実感しました。しかしながら、しばらくはCOVID-19と共存しなければならない日々が続くとして新しい生活様式が求められる中、ほのぼの研究所の新しい活動様式として、受け止め、構築していかなければと、士気を喚起されたのでした。

 限られた時間の中、例年のような侃々諤々の質疑応答は叶わなかったのは少々残念でしたが、かわりに各参加者が一言ずつ初オンライン合同研修会の感想を述べました。トレンドであるオンラインミーティングに参加、知見と情報の共有・確認が叶ったことについては勿論ですが、それ以上に久方ぶりにお互いが元気な様子を画面上で確認できた喜びの声もたくさん寄せられました。最後に集合写真を撮影して、初オンライン合同研修はお開きとなりました。

市民研究員 長久秀子