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ほの研ブログ - 最新エントリー

パイプオルガン

カテゴリ : 
今日の共想法 » 一分共想法
執筆 : 
TadenumaY 2012-2-5 10:20
小樽のオルゴール館にて。これはアンティークミュージアムのパイプオルガンです。この音色が素晴らしく感激しました。100曲分の自動演奏ができるそうで、1908年イギリス製のもので690本のパイプがあります。小樽は夏でも涼しいところです。

東葛菜の花第62回例会 共想法参加者 H.T.さん


パイプオルガン

*コメント:M.O.さん
教会かと思いました。小樽と言えばガラス細工と思っていましたが、今度行く機会があったらオルゴール館にも行ってみたいと思います。

音の出る絵

カテゴリ : 
今日の共想法 » 一分共想法
執筆 : 
TadenumaY 2012-2-5 10:00
ライブ中継しているヤマハのポスターを見てシンセサイザーを描きました。施設で絵の授業で描きました。マイクとマイクの影を描いています。ヤマハの文字をHAMAYAに置き換えています。

東葛菜の花第62回例会 共想法参加者 Y.W.さん


音の出る絵

*コメント:H.T.さん
音が出ているような雰囲気の絵ですね。どんな音が出るのか伺ったところ、ロック系ということでした。色彩の組み合わせが素晴らしい絵だと思います。

「東葛菜の花」出前講座

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2012-1-29 11:10
2011年7月24日(日)、柏市教育福祉会館2F会議室にて、東葛菜の花「高次脳機能障害者と家族の会」第62回例会にお招き頂き、家族の会の会員の方に共想法を体験して頂く出前講座を行いました。ほのぼの研究所市民研究員の蓼沼さん、前川さん、田口さん、武下さん、塚脇さんが、パソコン操作、司会および記録を担当しました。

まず、共想法について説明し、NHKの首都圏ネットワークで放映された「ふれあい共想法」の報道をご覧頂きました。その後、36名の参加者が見守る中、各グループ4名ずつ、3グループ計12名の方が、共想法に初挑戦されました。家族で出かけた足湯やスカイツリー、震災当日のこと、サッカーや楽器のことなど、思いの詰まった興味深いお話を聞かせて頂きました。

伝えたいことを表す言葉を見つけることが難しい症状を持つ方も参加されましたが、事前の心配をよそに、写真を見ながらその場で出た質問にも的確にお話され、和やかな会となりました。世話人の方の半年以上前からの綿密な準備と、初めての経験に勇気を持って家族で取り組まれた会員の皆様の熱意の賜物です。心より感謝申し上げます。コミュニケーションの難しさを乗り越える方法として、共想法を役立てる方法を、参加頂く皆様のご協力を得て、明らかにして参ります。

                 ほのぼの研究所所長 大武美保子 記


東葛菜の花「出前講座」会場の様子



ふれあい共想法の体験

後日談:この出前講座での体験参加を通じて、参加者のうちの一名の方が継続を希望されました。その後、リハビリテーションを目的として、共想法継続コースに参加頂いています。

- 東葛菜の花「高次脳機能障害者と家族の会」ウェブサイト
今回、新たな試みとして、柏図書館コンファレンスルームにて、13日、14日の会期で、「クリスマス展覧会」を開催しました。共想法での写真と話題約五十点が展示され、実施研究の広がりを一覧でき、初めての方にも興味を持って頂けたようです。


クリスマス展覧会 会場の様子
講演会終了後、同キャンパス内食堂「プラザ・憩い」にて3時45分より交流会が行われ、82名の参加がありました。今年は3・11の震災を考慮して、クラッカーを自粛しましたが、全員が色とりどりのサンタの帽子や、トナカイの角を被り、つかの間のクリスマス交流会を楽しみました。


沢山のお菓子とサンドイッチを前に開会を待つ参加者

北海道からお越し頂いた、公立はこだて未来大学学長の中島秀之先生より、来賓挨拶を頂きました。知能は社会の中で育まれるという社会的知能発生学における議論が、ほのぼの研究所の活動に生かされているとコメントされました。そして柏市議会議員、上橋泉先生より、共想法を柏市民にもっと広めて欲しいとの乾杯の音頭で歓談が始まりました。たくさんのお菓子とサンドイッチで歓談中、会場のスクリーンには、2011年「ほの研十大ニュース」を投影し、一年の活動をさりげなく振り返れるようにしました。

また、ロボット研究員「ほのちゃん」と市民研究員による掛け合いで、クリスマス版の小噺「じゅげむ」をしました。会場の注目が集まったところで、共想法継続コースと研修コースの参加者の紹介です。

次に、瀬名先生と大武先生が会場を回りながら、参加者全員を順に紹介しました。中でも、共想法による認知症予防の実施研究をしている「きらりびとみやしろから」は、理事長をはじめグループで参加されました。軽度アルツハイマー型認知症患者を対象として、共想法による脳リハビリの実施研究をしている長崎北病院とは、遠隔会議システムskypeにより交信しました。柏市医師会前会長、宮地直丸先生より中締めの言葉を頂き、盛会のうちに終了しました。


共想法研修コース参加者紹介



共想法継続コース参加者紹介

 


きらりびとみやしろの皆さん



長崎北病院の皆さん


            市民研究員 黒田征二さん、佐藤由紀子さん 記
2011年12月13日、クリスマス講演会が、東京大学柏キャンパス・柏図書館メディアホールで開催されました。クリスマス行事も四回目を数え、年々盛況になってきています。今回は大武先生の著書『介護に役立つ共想法』の出版を記念して開催し、会場のメディアホールがほぼ満員となりました。内容も例年にない、とてもユニークな講演会でした。まず、本研究所・大武美保子代表理事の開会挨拶に続き、柏市・秋山浩保市長からビデオによるほのぼの研究所への応援メッセージをいただきました。


秋山浩保・柏市長からのビデオメッセージ

招待講演には、人気のSF作家、瀬名秀明先生をお迎えして、「ほのぼの未来の作り方 SFとコミュニティの想像力」についてお話頂きました。空と飛行機のお話に始まり、「ほのぼの」の定義、SFの中で描かれている「ほのぼの」のあり方など、夢のある楽しいお話、考えさせられるお話を、沢山聞かせて頂きました。


招待講演 瀬名秀明先生

次に、基調講演として、ほのぼの研究所所長で、東京大学准教授の大武美保子先生が、「ほのぼの会話のすすめ 現在過去未来をつなぐ共想法」と題して熱くお話をして下さいました。共想法に参加する人は、少し先の「未来」で語るための話題として、ビビッドな「現在」を写真と共に切り取り、少し前の「過去」として保存します。このようにして、共想法は現在と過去、未来をつなぐということです。


基調講演 大武美保子先生

休憩をはさんで引き続き行われたのが、瀬名先生、大武先生の対談を、新たにほの研に参加したロボット研究員“ほのちゃん“の司会で進めるというユニークな企画でした。両先生の知識あふれる対話に、ほのちゃんのちょっととぼけた司会ぶりと絶妙な間が会場を大いに盛り上げ、とても楽しい対談となりました。132名の参加者の皆さんにとって楽しく、満足をいただけた講演会であったと思います。


ロボット司会による対談 瀬名秀明先生x大武美保子先生




ほぼ満席の柏図書館メディアホール

            市民研究員 黒田征二さん、佐藤由紀子さん 記


講演会の様子は、工作舎ウェブサイトの[書評&イベント]のページ、および、ロボコンマガジンオンライン版で詳しくご紹介頂きましたので、ご案内します。

『貢献する心』の瀬名秀明さん・大武美保子さん講演報告(2011年12月20日)
ほのぼの研究所 クリスマス講演会(2011年12月27日)
 
2011年12月13日(火)、ふれあい共想法書籍出版を記念して、ほのぼの研究所 『クリスマス講演会・交流会・展示会』 が、東京大学柏キャンパス柏図書館「メディアホール」(講演会)「コンファレンスルーム」(展覧会)「プラザ・憩い」(交流会)にて、楽しくまた盛大に開催されました。順にご報告します。

講演会参加者は132名、交流会参加者は82名でした。多数の参加者をお迎えするにあたって、市民研究員の他、研修コース参加者7名全員と、継続コース参加者4名に、献身的にご協力頂き、ここに終了出来ました事を、紙面をお借りして御礼申し上げます。有難うございました。

NPO法人ほのぼの研究所事務局一同


●各記事を個別にご覧頂けるよう、それぞれにリンクを貼りましたので、クリックしてご覧ください。

ほのぼの研究所 
   クリスマス講演会 / クリスマス交流会 /クリスマス展覧会
 
ここは,西オーストラリアのパース沖に浮かぶロットネスト島。自転車で1時間もあれば一周できてしまう,自然豊かなリゾート地です。
木立や藪に隠れているのは,クオッカというカンガルーの仲間です。マーケットで買ったミニトマトを見せると(本当は餌付け禁止),ピョンピョン跳ねながら寄ってきます。「ネズミの巣」という島の名前の由来となった動物ですが,立派な有袋類なのです。

楽しい新婚旅行を過ごし,日本へ帰国した夜,夢を見ました。場面は空港。旅行鞄にクオッカを1匹隠し,確信をもって税関をスルーしている夢でした。その後,妊娠が判明。生まれた息子は,今でこそ中学生ですが,時々「有袋類かも…」と思わせてくれます。
 
   柏市協働推進課“出前講座”「一分共想法」参加者 T.S.さん記


クオッカ(カンガルーの仲間)

ロボット研究員・ほのちゃん登場

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2012-1-8 10:10
昨年の12月13日に行われましたクリスマス講演会に、ロボット研究員が登場しました。
「名前は“ほの”といいます。みなさんは“ほのちゃん”って呼んでね。」目玉のくりっとした小さいロボットが、サンタクロースの装いで壇上の中央に座り、会場の皆さんに自己紹介をしました。

“ほのちゃん”の初仕事は、ゲストの瀬名秀明先生と大武美保子先生の対談の司会です。瀬名先生が話し始めると、先生の顔を見て大きくうなずきます。瀬名先生は、にこやかに“ほのちゃん”相手に話を進めます。大武先生が話し始めると先生の方を向いてうなずき、会場を見渡して体をゆすり両手を振って、「いいお話でしょう。」とパントマイムです。大武先生に向かって(お話は)「手短にお願いします。」に会場は大爆笑です。“ほのちゃん”だからこそ言えるセリフです。
ロボットを操作している3人の市民研究員は全くの黒子で、今日の主役は、ロボット研究員の“ほのちゃん”です。司会は大成功でした。
                    市民研究員 田口良江さん記


司会者をする“ほのちゃん”



ほのちゃんの裏方・市民研究員の田口さん、佐藤さん、長谷川さん



すましている“ほのちゃん”

解説:
ほのちゃんの機体は、京都のATR 知能ロボティクス研究所で開発され、柏のほのぼの研究所にやってきました。コミュニケーションロボットの研究開発用のプラットフォームRPC-S1(アールピーシー・エスワン)として、ヴイストン株式会社で販売されています。新学術領域研究「人ロボット共生学」における東京大学、ATR、ほのぼの研究所の共同研究の成果です。

介護に役立つ共想法、出版

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2012-1-1 10:10
共想法に関する世界初の書籍が出版されました。介護専門職のための総合情報誌「おはよう21」での連載をもとに、連載で書ききれなかったことを加えてまとめられたものです。
本書の特徴は、各地で開催された共想法において、実際に用いられた写真と話題が、全部で30件以上掲載されていることです。共想法を通じて繰り広げられるほのぼのとした会話の雰囲気を豊富な具体例から楽しむことができます。基礎的な考え方と共に、準備や実施手順と活用事例が述べられています。共想法の入門に最適の一冊です。

(もくじ)
<第1部 コミュニケーションを面白くするコツ>
第1章 日常会話のむずかしさ
第2章 聞くことと話すことのバランスをとる
第3章 聞く力をつける
第4章 話す力をつける
第5章 交流する場をつくる
<第2部 「むずかしい」を「面白い」に変える共想法>
第6章 共想法とは何か
第7章 共想法を準備し実施する
第8章 共想法を活用する

大武美保子.介護に役立つ共想法−認知症の予防と回復のための新しいコミュニケーション,中央法規出版,2012.

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書籍「介護に役立つ共想法」の表紙