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ほのぼの研究所の活動の幅が広がるにつれ、新しい研究員を募集し養成する必要性が生じ、2013年度は5月14日を皮切りに5回の実践コースが計画された。根岸、佐藤(由)、永田の3名が担当者となり、根岸は主にパソコンと会話、佐藤と永田は主にデジカメと会話を担当した。デジカメと会話のテーマで2回、パソコンと会話のテーマで2回、両者を総合した内容で1回で構成した。当初6名が応募してきたが1名が辞退、のちに1名が加わり最終的には6名での実施となった。
お茶会
? 2013年5月14日(火)13:30〜15:30、ほのぼのプラザますおにおいて、実践コース・デジカメと会話の第1回目が実施された。お互いの自己紹介、大武先生のあいさつやパワーポイントを使った講義がなされ、その後「好きなもの」というテーマでの1分共想法が続いた。
? 6月11日のパソコンと会話の第1回目では、記録の重要性、インターネットを外部記憶として有効的に活用すること等が説明され、参加者の興味をひいた。
共想法の実施
? 夏休みの宿題として、夏というテーマで2枚の写真を撮ることが求められ、参加者は一夏頭を悩ませたようであった。その写真を使った共想法を含む、デジカメと会話の第2回目は、9月10日に実施された。その回から新たな参加者が1名加わった。
? 10月8日のパソコンと会話の第2回目では、研究員による共想法デモンストレーションに加えて、会話記録や実施記録などの記入方法を先輩研究員から学んだ。また2班に分かれてお互いの間でスカイプ交信をし、楽しみながら新しい経験を積んだ。
? 最終回となる11月12日は、小物の撮影とその画像を使った参加者による共想法など盛りだくさんの内容となった。ぼのちゃんも参加した共想法では、初心者とは思えない活発な質疑応答がなされた。講義の最後には、大武先生からほのぼの研究所の今後の展望が語られ、研究員へのお誘いがあった。その日はTBSの取材もあり、ぼのちゃんとの記念撮影など、記憶に残る1日となった。
最終回の記念撮影
熱心なお誘いの甲斐あってか、6名のうち2名が研究員となり、残る参加者も何等かの形で研究所との絆ができたことは、大変に幸運なことであった。また参加者に、暇をみて研究会に出席して頂けるようになったことは、研究員にとって嬉しい限りである。
お茶会
? 2013年5月14日(火)13:30〜15:30、ほのぼのプラザますおにおいて、実践コース・デジカメと会話の第1回目が実施された。お互いの自己紹介、大武先生のあいさつやパワーポイントを使った講義がなされ、その後「好きなもの」というテーマでの1分共想法が続いた。
? 6月11日のパソコンと会話の第1回目では、記録の重要性、インターネットを外部記憶として有効的に活用すること等が説明され、参加者の興味をひいた。
共想法の実施
? 夏休みの宿題として、夏というテーマで2枚の写真を撮ることが求められ、参加者は一夏頭を悩ませたようであった。その写真を使った共想法を含む、デジカメと会話の第2回目は、9月10日に実施された。その回から新たな参加者が1名加わった。
? 10月8日のパソコンと会話の第2回目では、研究員による共想法デモンストレーションに加えて、会話記録や実施記録などの記入方法を先輩研究員から学んだ。また2班に分かれてお互いの間でスカイプ交信をし、楽しみながら新しい経験を積んだ。
? 最終回となる11月12日は、小物の撮影とその画像を使った参加者による共想法など盛りだくさんの内容となった。ぼのちゃんも参加した共想法では、初心者とは思えない活発な質疑応答がなされた。講義の最後には、大武先生からほのぼの研究所の今後の展望が語られ、研究員へのお誘いがあった。その日はTBSの取材もあり、ぼのちゃんとの記念撮影など、記憶に残る1日となった。
最終回の記念撮影
熱心なお誘いの甲斐あってか、6名のうち2名が研究員となり、残る参加者も何等かの形で研究所との絆ができたことは、大変に幸運なことであった。また参加者に、暇をみて研究会に出席して頂けるようになったことは、研究員にとって嬉しい限りである。
市民研究員 永田映子
長いお付き合いの我孫子の友人から出前講座の依頼を受けたのは、2013年8月の半ば過ぎでした。「ACOBA」はコミュニティビジネスを支援・実践し、活き活きとした地域づくりに取り組み、地域活動を目指す人たちを支援することを目的として設立された、組織的にしっかりしたNPOです。活動に対応して、複数の事業部があります。友人はまちづくり、あびこ市民活動等地域を元気にするための活動をしており、いきいき生活倶楽部「まほろば」に属しています。
9月より、複数回の打ち合わせを重ね、計画を練りました。ACOBAへの出前講座の実施計画の中で重視したのは、1) 日常生活の心構えについて伝える、2) 動画を活用する、3) 参加者には積極的な姿勢で参加していただく、4) 共想法を体験、参加していただく、の4点です。当日は、ほのぼの研究所スタッフ4名が手分けして講座に臨みました。
日時:2013年10月18日(金)13:30〜16:30
場所:我孫子駅前けやきプラザ我孫子市南近隣センター8階第一会議室
☆NPO法人ほのぼの研究所の挨拶と概論講義の担当は、副代表理事の長谷川さんです。
「認知症とは」「共想法とは」「ほのぼの研究所(以後略してほの研)の活動」の三点について、配布資料を見ながら説明しました。ほの研の活動として、五周年史の中の日本地図を示しながら、拠点の柏市増尾、協働で共想法の実施研究に努める長崎県の長崎北病院、埼玉県宮代町のNPO法人きらりびとみやしろ、茨城県真壁町の介護施設マカベシルバートピアが紹介され、世界地図を示しながら、研究交流拠点のスイスが紹介されました。地道な活動の広がりを、参加の方々は静かに聞き入っていました。
講座風景
☆次は認知症予防の実例です。
NHKで紹介された動画2点「認知症の予防」と「ぎんさんの娘4姉妹のグループ会話」を放映しました。自らの体験を踏まえて「継続して参加している共想法により、心身ともに回復、元気に活動に参加しています」と、田口が報告しました。
☆休憩をはさんでいよいよ共想法の体験です。
今回初めて、参加者全員と一緒に滑舌をよくするように、音読と早口言葉を唱和して共想法の準備体操としました。
共想法は5人分の写真をいただき準備を整えましたが、2名が欠席、3名での実施となりました。テーマの「好きなこと」を2分で説明、3分で質疑です。初参加で戸惑いもあり、一人目の質問に対して答えが時間ぎりぎりまで続いたため、パソコン記録担当の佐藤さんが「質問も回答も簡潔にして、時間内に多くの質疑が出来るように」と助言、二人目の質疑からはスムーズに進行ができました。体験型での実施の場合、初めて参加頂く方に、短い時間でコツを理解頂けるよう、さらなる工夫が必要です。
☆千葉大学西千葉キャンパスにおられる大武先生と、会場がskypeでつながりました。
先生の挨拶と10分間のミニ講義が始まりました。演題は著書「介護に役立つ共想法」の紹介と「介護を防ぐ共想法」です。
大武先生のSkypeによる講義
『共想法』は今日あったこと、最近のことを話すことで、情報の新陳代謝を上げることが出来ます。常に新しい情報を頭に入れます。平均年齢94歳になるぎんさんの娘姉妹は、昔のことを覚えているのと同時に、最近のこともよく御存知です。その時々の「今」の情報を入れて、生きている時間のことを整理しながら毎日を生きている。頭を使いながら会話をしていることが頭の健康に繋がっています。
気づいたこと、ちょっとした出来事をデジカメで撮る。目で見る情報は頭に残ると言われています。毎日に、きっかけを作る、そう!そのきっかけを作るのが『共想法』です。
会場の様子が先生によく見えるように、佐藤さんはパソコンを持って調整しました。先生は会場の質問に丁寧に答えられました。質問の中の一つを紹介します。
Q:柏の広報を読んでいると、増尾の方で活動が活発なのはどうしてですか?
A:ほのぼの研究所は「柏市介護予防センターほのぼのプラザますお」に拠点を置いています。ほの研も、ときに広報に載ります。柏は、研究者が街の中で研究する取り組みが盛んです。柏には東大の小林先生の十坪ジムがあります。小林先生に先ず看板を掛けなさいとアドバイス頂き、ほのぼの研究所という看板(名前)を掲げるところからはじめました。ほの研の活動は原則週一回、毎週火曜日です。
☆プログラムの最後は、会場の皆さんにアンケートに答えていただき、即、集計して解説しました。スタッフが前に並び、長谷川さんがアンケートに答えました。
Q:共想法と介護の関係は?
A:共想法は認知症予防がもともとの目的のため、従来の講座では余り介護には触れていません。ただご質問があったので、身近な人が認知症になった場合の対応について、要点を説明いたします。対応は、家庭によって異なりますが、次の手順になります。
? 地域包括センターに相談。
? 受診拒否が多いので、ホームドクターに先ず相談。
? なるべく専門医にかかる。
? 財産管理等は任意後見人制度や法定後見人制度を活用。
*質問者からお礼の言葉が聞かれました。
Q:教育と教養とは?
A:「教育と教養」と書かれた方がいた。以前、高齢者の問題を研究している先生に伺った。・今日行くところがある(きょういく)・今日用事がある(きょうよう)の意味です。
今日はやることがなくてテレビを見ている。奥さんといても会話がない。これが続いたらよくない。
*一同納得。笑いあり。
☆賛助会員、研究員募集・クリスマス講演会・交流会のご案内をして、無事に出前講座を終了しました。
9月より、複数回の打ち合わせを重ね、計画を練りました。ACOBAへの出前講座の実施計画の中で重視したのは、1) 日常生活の心構えについて伝える、2) 動画を活用する、3) 参加者には積極的な姿勢で参加していただく、4) 共想法を体験、参加していただく、の4点です。当日は、ほのぼの研究所スタッフ4名が手分けして講座に臨みました。
日時:2013年10月18日(金)13:30〜16:30
場所:我孫子駅前けやきプラザ我孫子市南近隣センター8階第一会議室
☆NPO法人ほのぼの研究所の挨拶と概論講義の担当は、副代表理事の長谷川さんです。
「認知症とは」「共想法とは」「ほのぼの研究所(以後略してほの研)の活動」の三点について、配布資料を見ながら説明しました。ほの研の活動として、五周年史の中の日本地図を示しながら、拠点の柏市増尾、協働で共想法の実施研究に努める長崎県の長崎北病院、埼玉県宮代町のNPO法人きらりびとみやしろ、茨城県真壁町の介護施設マカベシルバートピアが紹介され、世界地図を示しながら、研究交流拠点のスイスが紹介されました。地道な活動の広がりを、参加の方々は静かに聞き入っていました。
講座風景
☆次は認知症予防の実例です。
NHKで紹介された動画2点「認知症の予防」と「ぎんさんの娘4姉妹のグループ会話」を放映しました。自らの体験を踏まえて「継続して参加している共想法により、心身ともに回復、元気に活動に参加しています」と、田口が報告しました。
☆休憩をはさんでいよいよ共想法の体験です。
今回初めて、参加者全員と一緒に滑舌をよくするように、音読と早口言葉を唱和して共想法の準備体操としました。
共想法は5人分の写真をいただき準備を整えましたが、2名が欠席、3名での実施となりました。テーマの「好きなこと」を2分で説明、3分で質疑です。初参加で戸惑いもあり、一人目の質問に対して答えが時間ぎりぎりまで続いたため、パソコン記録担当の佐藤さんが「質問も回答も簡潔にして、時間内に多くの質疑が出来るように」と助言、二人目の質疑からはスムーズに進行ができました。体験型での実施の場合、初めて参加頂く方に、短い時間でコツを理解頂けるよう、さらなる工夫が必要です。
☆千葉大学西千葉キャンパスにおられる大武先生と、会場がskypeでつながりました。
先生の挨拶と10分間のミニ講義が始まりました。演題は著書「介護に役立つ共想法」の紹介と「介護を防ぐ共想法」です。
大武先生のSkypeによる講義
『共想法』は今日あったこと、最近のことを話すことで、情報の新陳代謝を上げることが出来ます。常に新しい情報を頭に入れます。平均年齢94歳になるぎんさんの娘姉妹は、昔のことを覚えているのと同時に、最近のこともよく御存知です。その時々の「今」の情報を入れて、生きている時間のことを整理しながら毎日を生きている。頭を使いながら会話をしていることが頭の健康に繋がっています。
気づいたこと、ちょっとした出来事をデジカメで撮る。目で見る情報は頭に残ると言われています。毎日に、きっかけを作る、そう!そのきっかけを作るのが『共想法』です。
会場の様子が先生によく見えるように、佐藤さんはパソコンを持って調整しました。先生は会場の質問に丁寧に答えられました。質問の中の一つを紹介します。
Q:柏の広報を読んでいると、増尾の方で活動が活発なのはどうしてですか?
A:ほのぼの研究所は「柏市介護予防センターほのぼのプラザますお」に拠点を置いています。ほの研も、ときに広報に載ります。柏は、研究者が街の中で研究する取り組みが盛んです。柏には東大の小林先生の十坪ジムがあります。小林先生に先ず看板を掛けなさいとアドバイス頂き、ほのぼの研究所という看板(名前)を掲げるところからはじめました。ほの研の活動は原則週一回、毎週火曜日です。
☆プログラムの最後は、会場の皆さんにアンケートに答えていただき、即、集計して解説しました。スタッフが前に並び、長谷川さんがアンケートに答えました。
Q:共想法と介護の関係は?
A:共想法は認知症予防がもともとの目的のため、従来の講座では余り介護には触れていません。ただご質問があったので、身近な人が認知症になった場合の対応について、要点を説明いたします。対応は、家庭によって異なりますが、次の手順になります。
? 地域包括センターに相談。
? 受診拒否が多いので、ホームドクターに先ず相談。
? なるべく専門医にかかる。
? 財産管理等は任意後見人制度や法定後見人制度を活用。
*質問者からお礼の言葉が聞かれました。
Q:教育と教養とは?
A:「教育と教養」と書かれた方がいた。以前、高齢者の問題を研究している先生に伺った。・今日行くところがある(きょういく)・今日用事がある(きょうよう)の意味です。
今日はやることがなくてテレビを見ている。奥さんといても会話がない。これが続いたらよくない。
*一同納得。笑いあり。
☆賛助会員、研究員募集・クリスマス講演会・交流会のご案内をして、無事に出前講座を終了しました。
市民研究員 田口良江
私の趣味で月に一回、教室で季節の花でアレンジし、作品を作っています。美しい花に囲まれ、心が和みストレス解消になります。作品を見て利用者さんと楽しいコミュニケーションが出来、心の和むひと時です。
兵庫県老人福祉事業協会 軽費ケアハウス部会職員研修会
共想法参加者M.F.さん
フラワーアレンジメント
コメント:M.O.さん
きのこやまつぼっくり、果物や木の実など、花にとらわれない作品に驚きました。四季折々のものに接することは、時間の流れを肌で感じるために、とても大切だと思います。
兵庫県老人福祉事業協会 軽費ケアハウス部会職員研修会
共想法参加者M.F.さん
フラワーアレンジメント
コメント:M.O.さん
きのこやまつぼっくり、果物や木の実など、花にとらわれない作品に驚きました。四季折々のものに接することは、時間の流れを肌で感じるために、とても大切だと思います。
回転寿司の景品のストラップです。食べ終わったお皿を入れると5皿に1回画面にスロットマシンなどが映し出され、当たりがでるとこの景品が出てきます。これまで家から徒歩5分のS回転寿司へは2〜3ヶ月に1回程度の外食でしたが、家から徒歩15分のところにK回転寿司が2ヶ月前に開店し、娘のマイブームとなり、最近は、月に2回位、S寿司のときより5皿〜10皿増となりました。食べ過ぎない程度に家族で外食を楽しみたいなと思います。
回転寿司のストラップ
コメント:M.O.さん
回転寿司も食玩も、日本が誇る食のエンターテイメントだと思います。スロットを加えて両方同時に楽しめるようになり、食玩をストラップにして持ち歩けるようになったら、娘さんがはまるのも無理はないですね。食べ過ぎに気を付けて、家族だんらんのひとときをお楽しみ下さい。
兵庫県老人福祉事業協会 軽費ケアハウス部会職員研修会
共想法参加者 A.S.さん
回転寿司のストラップ
コメント:M.O.さん
回転寿司も食玩も、日本が誇る食のエンターテイメントだと思います。スロットを加えて両方同時に楽しめるようになり、食玩をストラップにして持ち歩けるようになったら、娘さんがはまるのも無理はないですね。食べ過ぎに気を付けて、家族だんらんのひとときをお楽しみ下さい。
神輿は、初めて長崎に転勤できた時に主人と【おくんち】にいって長坂(奉納踊りが行われる諏訪神社の参道にある石段のこと)でみました。その頃は、階段で見るのはお金はいらなかったんです。朝早くに行って、それでも途中ぐらいまで一杯になっていましたので、階段の途中に座りました。【おくんち】をみて、大満足したことを覚えています。何十年も前なので、どこの町がどの踊りかは覚えていませんが、龍踊りはありました。
神輿
コメント:長崎北病院 Y.A.さん
長崎ならやっぱり【おくんち】ですね。奉納踊りはたくさんの人がいると聞くので、見る事ができたなんてうらやましいです。私は早起きが苦手なので、まだ見たことはありませんが、この写真を見て是非行って見てみたいと思いました。
長崎北病院参加者 M.Y.さん
神輿
コメント:長崎北病院 Y.A.さん
長崎ならやっぱり【おくんち】ですね。奉納踊りはたくさんの人がいると聞くので、見る事ができたなんてうらやましいです。私は早起きが苦手なので、まだ見たことはありませんが、この写真を見て是非行って見てみたいと思いました。
2013年11月2日(土)13時30分より、千葉大学西千葉キャンパスのけやき会館大ホールで行われたシンポジウムに出席しましたので、報告いたします。ほのぼの研究所からは、研究員の佐藤(由)、田口、永田、2013年度実践コースの長久秀子さんが、第51回千葉大祭を含めて参加しました。
けやき会館・会場
大学祭でにぎわうキャンパスを横切り、まずは留学生の営む多国籍料理でお腹を満たしてから、ダンスや展示を楽しみました。その後けやき会館へ移動し、13時半からの開始を待ちました。本日は、厚生労働大臣の田村憲久氏の招待講演が目玉ですが、田村大臣は千葉大学の法経学部を卒業されているというお話でした。
キャンパス・大学祭
まずは主催者である千葉大学長の齋藤 康氏のあいさつに始まり、来賓の文部科学省大臣官房審議官の常盤豊氏と続きました。第1部の田村大臣の招待講演の中で、アベノミクスという言葉は大臣がはじめて使ったこと、また認知症がふつうの概念となるような社会作りなど、興味深いお話を伺いました。
田村大臣の講演
休憩をはさんで第2部のパネルディスカッションに移りました。その様子が、11月3日の朝7時前に、NHKで放送されていたのにはびっくりしました。コーディネーターの高林克日己氏(千葉大学医学部附属病院副病院長)の司会により、5名のパネリストから「明るい未来」について、熱い議論が展開されました
パネリスト 左側4名
パネリストのお名前は、左から水野創氏、石井邦子氏、明石洋一氏、中央より右に、神野真吾氏、大武美保子氏です。ステージの左端には司会の高林氏が座り、右端には女の子の衣装を着たロボットのぼのちゃんが鎮座していました。皆さんが盛り上がるとロボットが笑います。
パネリスト 右側2名とぼのちゃん
千葉県経済同友会副代表幹事で(株)ちばぎん総合研究所取締役社長の水野氏、千葉県立保健医療大学教授の石井氏、千葉大学名誉教授の明石氏、千葉大学准教授の神野氏と大武氏より、超高齢社会への貴重な提言がなされました。その中で強く思ったことは、現在65歳前後の団塊の世代が75歳位になるまで、積極的に社会貢献をし、更には起業する位の意欲がないと、日本の将来は立ち行かないということでした。その世代の一人として、身のひきしまる思いがしました。
ぎんさんの娘姉妹
最後に進行係の千葉大学医学部附属病院病院長の宮崎勝氏より、耳よりなお話を伺いました。入院患者のうち、活発に会話をしている人は治りが早いそうです。ぎんさん娘4姉妹の元気の秘密は、そのあたりにありそうです。
ほのぼの研究所実践コース参加者である長久秀子さんから、シンポジウムの感想が届いておりますので、ご紹介します。
第3回高齢社会を考えるシンポジウム 参加感想
シンポジウム聴講のお誘いを受けて、何十年ぶりかに訪れた大学のキャンパス。木々が色づき始めた自然豊かな広大な敷地で孫世代に近い世代のあふれんばかりの若さと迫力に圧倒され、隔世の感を禁じえませんでした。
一方、キャンパスの賑わいとは趣を異にしたシンポジウムにおいては、厳しい社会的背景・現実がつまびらかにされた上で、高齢者と実際に向き合う方々の切実な課題、さらなる学びを加えた社会とのつながりへの高齢者としてのトライアル、地域特性や地縁を享受した堅実な高齢コミュニティの生活実態、そして会話の訓練にフォーカスして科学的見地から認知症予防・改善の手法を実践していく研究等々、様々な分野、立場、切り口から逼迫した超高齢社会の事例、課題、提案が挙げられ、議論が展開されました。
今もこれからも高齢社会にどっぷり身を置く我が身ですが、マスコミをはじめとする偏ったわずかな情報源からしか現実を捉えていなかったことを反省、広角的に高齢社会を捉えるべきことを気づかされ、生き方を見直すよい機会となりました。
同時に、キャンパスの賑わいや若者達のパワーを目の当たりにして、課題解決のためには世代、エリア、ライフステージ、フィールドを超えた連携・協同、研究もさらに必要であることもあらためて実感したことでした。
トリがゆえに、持ち時間10分以内と時間的制約のなか、大武先生は冒頭に歯磨きの励行が高齢者の総入れ歯率を劇的に減少させたというデータを元に、「何の対策もしないで現在の高齢者が認知症になるのは、歯磨きをしないで総入れ歯になるのと同じようなもの、適切なことをすれば減らすことができるのでは」とのパワフルな投げかけから、ぎんさん姉妹の会話実態のビデオ紹介や会話訓練の必要性の解説や提唱、そしてほの研の活動や12月のクリスマス講演会紹介までと、一気呵成の効果的スピーチで、少々おカタイ会場の雰囲気を大いに和ませて下さいました。そして会場からは大きなうなずきや笑いも。
ところで、パネルディスカッションを盛り上げるためにと壇上に登場した笑い促進プロブラムを擁したぼのちゃんですが、会場の雰囲気にも敏感に反応できる機能も備えているのでしょうか、「開発途上」というエキスキューズを返上できそうな当意即妙の大活躍ぶりでした。
認知症予防のための会話訓練の必要性:共想法についてはニュースでも早速取りあげられた由、興味を持って下さる方が一人でも増えることに期待したいと思います。
シンポジウムはUSTREAMで放映、録画されました。当日の様子を合計3時間あまりの動画で見ることができます。
―第3回高齢社会を考えるシンポジウムその1(178:30)
―第3回高齢社会を考えるシンポジウムその2(5:30)
けやき会館・会場
大学祭でにぎわうキャンパスを横切り、まずは留学生の営む多国籍料理でお腹を満たしてから、ダンスや展示を楽しみました。その後けやき会館へ移動し、13時半からの開始を待ちました。本日は、厚生労働大臣の田村憲久氏の招待講演が目玉ですが、田村大臣は千葉大学の法経学部を卒業されているというお話でした。
キャンパス・大学祭
まずは主催者である千葉大学長の齋藤 康氏のあいさつに始まり、来賓の文部科学省大臣官房審議官の常盤豊氏と続きました。第1部の田村大臣の招待講演の中で、アベノミクスという言葉は大臣がはじめて使ったこと、また認知症がふつうの概念となるような社会作りなど、興味深いお話を伺いました。
田村大臣の講演
休憩をはさんで第2部のパネルディスカッションに移りました。その様子が、11月3日の朝7時前に、NHKで放送されていたのにはびっくりしました。コーディネーターの高林克日己氏(千葉大学医学部附属病院副病院長)の司会により、5名のパネリストから「明るい未来」について、熱い議論が展開されました
パネリスト 左側4名
パネリストのお名前は、左から水野創氏、石井邦子氏、明石洋一氏、中央より右に、神野真吾氏、大武美保子氏です。ステージの左端には司会の高林氏が座り、右端には女の子の衣装を着たロボットのぼのちゃんが鎮座していました。皆さんが盛り上がるとロボットが笑います。
パネリスト 右側2名とぼのちゃん
千葉県経済同友会副代表幹事で(株)ちばぎん総合研究所取締役社長の水野氏、千葉県立保健医療大学教授の石井氏、千葉大学名誉教授の明石氏、千葉大学准教授の神野氏と大武氏より、超高齢社会への貴重な提言がなされました。その中で強く思ったことは、現在65歳前後の団塊の世代が75歳位になるまで、積極的に社会貢献をし、更には起業する位の意欲がないと、日本の将来は立ち行かないということでした。その世代の一人として、身のひきしまる思いがしました。
ぎんさんの娘姉妹
最後に進行係の千葉大学医学部附属病院病院長の宮崎勝氏より、耳よりなお話を伺いました。入院患者のうち、活発に会話をしている人は治りが早いそうです。ぎんさん娘4姉妹の元気の秘密は、そのあたりにありそうです。
ほのぼの研究所実践コース参加者である長久秀子さんから、シンポジウムの感想が届いておりますので、ご紹介します。
市民研究員 永田映子
第3回高齢社会を考えるシンポジウム 参加感想
シンポジウム聴講のお誘いを受けて、何十年ぶりかに訪れた大学のキャンパス。木々が色づき始めた自然豊かな広大な敷地で孫世代に近い世代のあふれんばかりの若さと迫力に圧倒され、隔世の感を禁じえませんでした。
一方、キャンパスの賑わいとは趣を異にしたシンポジウムにおいては、厳しい社会的背景・現実がつまびらかにされた上で、高齢者と実際に向き合う方々の切実な課題、さらなる学びを加えた社会とのつながりへの高齢者としてのトライアル、地域特性や地縁を享受した堅実な高齢コミュニティの生活実態、そして会話の訓練にフォーカスして科学的見地から認知症予防・改善の手法を実践していく研究等々、様々な分野、立場、切り口から逼迫した超高齢社会の事例、課題、提案が挙げられ、議論が展開されました。
今もこれからも高齢社会にどっぷり身を置く我が身ですが、マスコミをはじめとする偏ったわずかな情報源からしか現実を捉えていなかったことを反省、広角的に高齢社会を捉えるべきことを気づかされ、生き方を見直すよい機会となりました。
同時に、キャンパスの賑わいや若者達のパワーを目の当たりにして、課題解決のためには世代、エリア、ライフステージ、フィールドを超えた連携・協同、研究もさらに必要であることもあらためて実感したことでした。
トリがゆえに、持ち時間10分以内と時間的制約のなか、大武先生は冒頭に歯磨きの励行が高齢者の総入れ歯率を劇的に減少させたというデータを元に、「何の対策もしないで現在の高齢者が認知症になるのは、歯磨きをしないで総入れ歯になるのと同じようなもの、適切なことをすれば減らすことができるのでは」とのパワフルな投げかけから、ぎんさん姉妹の会話実態のビデオ紹介や会話訓練の必要性の解説や提唱、そしてほの研の活動や12月のクリスマス講演会紹介までと、一気呵成の効果的スピーチで、少々おカタイ会場の雰囲気を大いに和ませて下さいました。そして会場からは大きなうなずきや笑いも。
ところで、パネルディスカッションを盛り上げるためにと壇上に登場した笑い促進プロブラムを擁したぼのちゃんですが、会場の雰囲気にも敏感に反応できる機能も備えているのでしょうか、「開発途上」というエキスキューズを返上できそうな当意即妙の大活躍ぶりでした。
認知症予防のための会話訓練の必要性:共想法についてはニュースでも早速取りあげられた由、興味を持って下さる方が一人でも増えることに期待したいと思います。
実践コース参加者 長久秀子
シンポジウムはUSTREAMで放映、録画されました。当日の様子を合計3時間あまりの動画で見ることができます。
―第3回高齢社会を考えるシンポジウムその1(178:30)
―第3回高齢社会を考えるシンポジウムその2(5:30)
これは我が家の目の前にある大学の蒸気機関車です。毎月第3土曜日には、小さな蒸気機関車が大勢の子供達を乗せて走るので、孫も繰り返し乗っては喜んでいます。先日は運転手さんの帽子をかぶせてもらい悦にいっていました。これは時々ですが、白い煙を吐いてほんの少しの距離を走ります。
蒸気機関車
コメント:きらりびと M.N.記
私の孫も鉄道が大好きで、役場の広場に蒸気機関車が展示してあり、それをよく見せに行きました。ある時、走っている本物が見たいとせがまれ、夏休みになり秩父鉄道の熊谷駅に行ったことを懐かしく思い出しました。
きらりびと第3チーム K.N.さん記
蒸気機関車
コメント:きらりびと M.N.記
私の孫も鉄道が大好きで、役場の広場に蒸気機関車が展示してあり、それをよく見せに行きました。ある時、走っている本物が見たいとせがまれ、夏休みになり秩父鉄道の熊谷駅に行ったことを懐かしく思い出しました。
新聞2誌をゆっくり読む毎日だが、字を書く行為を全く行っていないことに気付き、物忘れ防止のためにも、昨年7月より社会人時代に会った事がない姓や、難しい読みの名前などを見つけては、読み方を調べノートに記入している。ある程度まとまると、パソコンに編集している。
難読姓 書き写し
コメント:きらりびと M.N.記
K.I.さんの生真面目さが伝わり、黙々と作業をしている姿が目に浮かぶようです。姓や名前の読みは難しいですね。宮代町の小学生を対象に長年スキーの指導をしてますが、その時のゼッケンはフルネームで手書きのものを使用しています。姓より名前の読みが難しいですね。
きらりびと第2チーム K.I.さん記
難読姓 書き写し
コメント:きらりびと M.N.記
K.I.さんの生真面目さが伝わり、黙々と作業をしている姿が目に浮かぶようです。姓や名前の読みは難しいですね。宮代町の小学生を対象に長年スキーの指導をしてますが、その時のゼッケンはフルネームで手書きのものを使用しています。姓より名前の読みが難しいですね。
2013年7月2日に開催された、ほのぼの研究所NPO法人設立5周年記念講演会・交流会に、ご参加の皆様から頂いたご感想を掲載いたします。当日、または後日文書にて届けてくださった方もいらっしゃいました。ご協力頂きまして有難うございました。
千葉大学大学院看護学研究科教授 正木治恵先生招待講演
〇「からだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがい、から見た健康づくり」
・帰宅後、5角形の図を大きな紙に書き、居間の柱に掛けて毎日見ています。
正木先生の熱心な講演と共に日常生活の基礎として大切にしたいと思います。
・普段はあまり反応の無い夫が、メモを取りながら聞いていました。
・正木先生の講演を聞きながら、普段の自分の生活を振り返り、実践出来ている項目をチェックしながら聞きました。参加してよかったと思っています。
・正木先生の講演は老人・若い人・男も女、だれにでも通じるお話で、次の例会でメモしたことを話すつもりです。
千葉大学大学院看護学研究科教授 正木治恵先生のスライドより
からだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがいの5つの側面
千葉大学看工連携高齢者支援 工学研究室客員教授 三宅徳久先生招待講演
〇「私たちの暮らしを見守る人にやさしいベッド」
・日本の長い畳の生活文化の中で、高齢化による介護の必要性が高まる今、ベッドの果たす役割の大切さをあらためて知ることが出来ました。そして予防医学の面でも、機能を発揮しているとのお話がありました。
・施設Mに入居している95歳の母を看ています。ベッドの話を興味深く聞きました。いずれ自分たちが直面する問題だと思いました。
・もっと大勢の人に聞いてもらえるとよかったのではないかと思いました。
・ベッドに取り付けられたセンサーが感知して、患者を支援する話を聞き、認知症の母親が入院していた頃を思い起こしました。何度かベッドから落ちて骨折したこともありました。
千葉大学看工連携高齢者支援 工学研究室客員教授 三宅徳久先生のスライドより
加齢に伴う身体能力の変化
千葉大学大学院工学研究科・環境健康フィールド科学センター准教授、
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長 大武美保子先生基調講演
○「写真で見る、ほのぼの研究所の歩み」
・設立5周年の活動とあゆみのお話がありました。5周年というお目出度い記念講演会に参加させていただき、本当にありがとうございました。
大武先生の講演 広がる共想法の拠点
○講演会全般についての感想
・これからの人生に役立つお話が聞けて、とてもよかったと思います。
・初めて講演会に参加させて戴き、皆様の活動に感銘を受けました。かなりご高齢の方々がいらしていましたので、元気を頂きました。
・人間らしく自分らしく生きることの大切さを考えさせられた時間でした。
・なるほど、実感です。毎日に追われ、先のことと思っていました。
・共想法の実施の様子を見せて頂き、もっと広く伝えてほしいと感じました。
・受付、会計が多少混乱しました。次回からの検討材料にしてください。
皆様から生の声を聴かせて頂き、大いに励みになりました。
講演会・交流会共に楽しんで頂き、参加してよかったとお感じになった方が多くいらした事は、関わった者にとって、この上ない喜びでございます。一方受付、会計での不手際の為、ご迷惑をお掛けした事をお詫び申し上げまして、次回からの反省材料とさせていただきます。
皆様お忙しいところ、感想をお寄せ頂きまして有難うございました。
―ほのぼの研究所NPO法人設立5周年記念講演会
―ほのぼの研究所NPO法人設立5周年記念交流会
千葉大学大学院看護学研究科教授 正木治恵先生招待講演
〇「からだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがい、から見た健康づくり」
・帰宅後、5角形の図を大きな紙に書き、居間の柱に掛けて毎日見ています。
正木先生の熱心な講演と共に日常生活の基礎として大切にしたいと思います。
・普段はあまり反応の無い夫が、メモを取りながら聞いていました。
・正木先生の講演を聞きながら、普段の自分の生活を振り返り、実践出来ている項目をチェックしながら聞きました。参加してよかったと思っています。
・正木先生の講演は老人・若い人・男も女、だれにでも通じるお話で、次の例会でメモしたことを話すつもりです。
千葉大学大学院看護学研究科教授 正木治恵先生のスライドより
からだ、こころ、かかわり、暮らし、生きがいの5つの側面
千葉大学看工連携高齢者支援 工学研究室客員教授 三宅徳久先生招待講演
〇「私たちの暮らしを見守る人にやさしいベッド」
・日本の長い畳の生活文化の中で、高齢化による介護の必要性が高まる今、ベッドの果たす役割の大切さをあらためて知ることが出来ました。そして予防医学の面でも、機能を発揮しているとのお話がありました。
・施設Mに入居している95歳の母を看ています。ベッドの話を興味深く聞きました。いずれ自分たちが直面する問題だと思いました。
・もっと大勢の人に聞いてもらえるとよかったのではないかと思いました。
・ベッドに取り付けられたセンサーが感知して、患者を支援する話を聞き、認知症の母親が入院していた頃を思い起こしました。何度かベッドから落ちて骨折したこともありました。
千葉大学看工連携高齢者支援 工学研究室客員教授 三宅徳久先生のスライドより
加齢に伴う身体能力の変化
千葉大学大学院工学研究科・環境健康フィールド科学センター准教授、
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長 大武美保子先生基調講演
○「写真で見る、ほのぼの研究所の歩み」
・設立5周年の活動とあゆみのお話がありました。5周年というお目出度い記念講演会に参加させていただき、本当にありがとうございました。
大武先生の講演 広がる共想法の拠点
○講演会全般についての感想
・これからの人生に役立つお話が聞けて、とてもよかったと思います。
・初めて講演会に参加させて戴き、皆様の活動に感銘を受けました。かなりご高齢の方々がいらしていましたので、元気を頂きました。
・人間らしく自分らしく生きることの大切さを考えさせられた時間でした。
・なるほど、実感です。毎日に追われ、先のことと思っていました。
・共想法の実施の様子を見せて頂き、もっと広く伝えてほしいと感じました。
・受付、会計が多少混乱しました。次回からの検討材料にしてください。
皆様から生の声を聴かせて頂き、大いに励みになりました。
講演会・交流会共に楽しんで頂き、参加してよかったとお感じになった方が多くいらした事は、関わった者にとって、この上ない喜びでございます。一方受付、会計での不手際の為、ご迷惑をお掛けした事をお詫び申し上げまして、次回からの反省材料とさせていただきます。
皆様お忙しいところ、感想をお寄せ頂きまして有難うございました。
―ほのぼの研究所NPO法人設立5周年記念講演会
―ほのぼの研究所NPO法人設立5周年記念交流会
市民研究員 佐藤由紀子
筑波嶺の山並みを遠く眺めながら、桜並木を散歩する時、草花や珍しい木の実そして遙かに続く稲田の風景を撮ることが多く、「あぜ道」のある稲田もその時に撮りました。この夏の厳しい暑さの昼下がり、稲田は既に重く穂を垂れて、さわやかな風にやさしくゆれています。数日後小路を歩いていると、目の前の稲田の上をアキアカネが群れながら飛び回って居り、大変驚きしばらく佇んでおりました。暑い日々を過ごしながらも、季節はひそやかに秋に移っていたのですね。
There is a beautiful walk along rice fields. I enjoy taking photos of good crop of rice.
あぜ道
コメント:市民研究員 永田映子
区画整理されていない自然なあぜ道は、人の手のぬくもりが感じられます。風になびく稲穂が、少し黄金色に色づいています。銀色に光る水がさわやかな写真ですね。
There is a beautiful walk along rice fields. I enjoy taking photos of good crop of rice.
マカベ共想法参加者 Y.M.さん
あぜ道
コメント:市民研究員 永田映子
区画整理されていない自然なあぜ道は、人の手のぬくもりが感じられます。風になびく稲穂が、少し黄金色に色づいています。銀色に光る水がさわやかな写真ですね。