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裂き織というのは、古い着物をほどき、5mm巾に裂いた布を横糸にして布地を織ります。
写真はその作者の個展に伺ったときのものです。一番手前にあるバッグは、二重構造に織ってあって、全部で7種類の裂いた布と太い絹糸を横糸に、細い絹糸を縦糸にしています。
作品の素晴らしさはもちろんのこと、本来、民族学を学んだ方ですが、古い布を何とか生かしたいという思いで、美術学校で学んだというところも、かっこいいと思うのです。
裂き織バッグ
コメント:市民研究員K.N.さん
昔から物を大切に、無駄のないようにという、日本人の心がよく伝わってきます。本当にかっこいいですね!
写真はその作者の個展に伺ったときのものです。一番手前にあるバッグは、二重構造に織ってあって、全部で7種類の裂いた布と太い絹糸を横糸に、細い絹糸を縦糸にしています。
作品の素晴らしさはもちろんのこと、本来、民族学を学んだ方ですが、古い布を何とか生かしたいという思いで、美術学校で学んだというところも、かっこいいと思うのです。
市民研究員A.U.さん
裂き織バッグ
コメント:市民研究員K.N.さん
昔から物を大切に、無駄のないようにという、日本人の心がよく伝わってきます。本当にかっこいいですね!
「好きなどんぶりもの」というテーマのお話の会に参加したところ、ほとんどの方が「かつ丼」を挙げていらっしゃいました。でも私の好物は「海鮮丼」なのです。
我が家は宮司ですので、肉類はいただかないのです。子供が小さい時には、すき焼きなどを彼らだけに食べさせたこともありましたが、夫と私は、肉類は一切食べません。毎年夏の山開きの時には数百人分の食事を準備しますが、慣れてしまったので、そうした仕事もそれほど苦ではありませんでした。
大好物の海鮮丼
コメント:市民研究員E.N.さん
とても身軽で世話好きな理由がやっと理解できたような気がしました。宿泊客の食事の支度で何度も山を登ると伺いましたが、日ごろの生活が老後の体力を作るのですね。
我が家は宮司ですので、肉類はいただかないのです。子供が小さい時には、すき焼きなどを彼らだけに食べさせたこともありましたが、夫と私は、肉類は一切食べません。毎年夏の山開きの時には数百人分の食事を準備しますが、慣れてしまったので、そうした仕事もそれほど苦ではありませんでした。
マカベ共想法参加者S.S.さん
大好物の海鮮丼
コメント:市民研究員E.N.さん
とても身軽で世話好きな理由がやっと理解できたような気がしました。宿泊客の食事の支度で何度も山を登ると伺いましたが、日ごろの生活が老後の体力を作るのですね。
あるイベントで、写真左側の「折り紙で作るくす玉」の作り方を教えてもらいました。その場ではわかったつもりでも、家に帰って作ってみようとすると、全くわからなくなりました。思いあぐねて、ネットで検索してみたところ、作り方を丁寧に説明する動画サイトが見つかり、無事完成することができました。折り紙で小さなパーツを12ケ作って貼り合わせて仕上げる、なかなか細かい作業でした。
おまけに、写真右側のくす玉も作ってみました。実は説明は英語でしたが、動画なので、よくわかりました。こうした情報までもが提供されて、便利になっていることに気がつきました。
動画情報をもとに完成した折り紙のくす玉
コメント:市民研究員H.N.さん
熱心な探求心と出来栄えに脱帽です。クールジャパンのひとつ「ORIGAMI」として、世界的に愛好者が多いとのこと、驚異的な超絶技巧の作品も時々目にしたことがあります。折り紙は、空間認識力が高まるなど、脳の活性化が期待されるようです。『共想法』とあわせて、便利な動画情報を活用して、自分の能力レベルに合わせた新しい折り紙に挑戦することも必要かもしれないなと思いました。
おまけに、写真右側のくす玉も作ってみました。実は説明は英語でしたが、動画なので、よくわかりました。こうした情報までもが提供されて、便利になっていることに気がつきました。
継続コース参加者C.O.さん
動画情報をもとに完成した折り紙のくす玉
コメント:市民研究員H.N.さん
熱心な探求心と出来栄えに脱帽です。クールジャパンのひとつ「ORIGAMI」として、世界的に愛好者が多いとのこと、驚異的な超絶技巧の作品も時々目にしたことがあります。折り紙は、空間認識力が高まるなど、脳の活性化が期待されるようです。『共想法』とあわせて、便利な動画情報を活用して、自分の能力レベルに合わせた新しい折り紙に挑戦することも必要かもしれないなと思いました。
2016年度から柏市より受託開講している認知症予防講座は3年目を迎え、大武美保子代表理事・所長を講師として、柏市介護予防施設ほのぼのプラザますおにて、6月19日、7月10日、31日の全3日間コースが開講されました。『共想法』は「話す」「見る」「聴く」「考える」「質問する」ことで、体験記憶・計画力・注意分割機能をバランスよく使うように設計されています。今回は受講者がどの話題にも質問ができるくらい関心をもってよく「聴く」「考える」トレーニングのために、「質問力をつけて認知症予防」というテーマを掲げました。定員18名に、20名の応募があり、応募者の中に毎年参加されている方が見受けられることは、嬉しいことでした。
順調にスタートした1日目は、講話の後、市民研究員による『共想法』の実演を見て、見学者である受講生が『共想法』に参加したつもりで質問をするという試みを行いました。折よく、健康情報誌『健康365』の取材があり、早速10月号には掲載されましたので、『共想法』が周知される一助となるよい機会にもなりました。
熱心に聴講する受講生
2日目は受講者が「好きな食べ物」をテーマに『共想法』を体験、見学者からは、楽しい質問や「ヤマトイモの簡単な食べ方をもう一度教えてください」という熱心な要望も飛び出し、初めての『共想法』とは思えないほど、共感あり、笑いありの和やかな雰囲気になりました。
3日目は気温35度の猛暑にもかかわらず、大勢が参加、ご自身の話題を200字にまとめる作業にも挑戦しました。
今回は、受動的に聴講するだけでなく、体験参加型の講座でもあったため、集中して参加いただけたようでした。そのためでしょうか、事後アンケートでも満足度に関して、高い評価をいただきました。
本講座運営にご助力下さった柏市ならびに社会福祉協議会のスタッフの皆様、酷暑の中ご参加下さった受講者の皆様に厚く御礼申しあげます。
なお、今年度より、柏市認知症予防講座修了者が、ほのぼの研究所が月1回のペースで継続的に実施している『ふれあい共想法』継続コースに、スムーズにご参加いただける仕組みを整えました。また別途、認知症予防に興味のある60歳以上の方のご参加、ご見学も募っております。以下サイトにてご確認の上、お申込み、お問い合わせ下さい。(新しいウィンドウが開きます)
順調にスタートした1日目は、講話の後、市民研究員による『共想法』の実演を見て、見学者である受講生が『共想法』に参加したつもりで質問をするという試みを行いました。折よく、健康情報誌『健康365』の取材があり、早速10月号には掲載されましたので、『共想法』が周知される一助となるよい機会にもなりました。
熱心に聴講する受講生
2日目は受講者が「好きな食べ物」をテーマに『共想法』を体験、見学者からは、楽しい質問や「ヤマトイモの簡単な食べ方をもう一度教えてください」という熱心な要望も飛び出し、初めての『共想法』とは思えないほど、共感あり、笑いありの和やかな雰囲気になりました。
3日目は気温35度の猛暑にもかかわらず、大勢が参加、ご自身の話題を200字にまとめる作業にも挑戦しました。
今回は、受動的に聴講するだけでなく、体験参加型の講座でもあったため、集中して参加いただけたようでした。そのためでしょうか、事後アンケートでも満足度に関して、高い評価をいただきました。
本講座運営にご助力下さった柏市ならびに社会福祉協議会のスタッフの皆様、酷暑の中ご参加下さった受講者の皆様に厚く御礼申しあげます。
なお、今年度より、柏市認知症予防講座修了者が、ほのぼの研究所が月1回のペースで継続的に実施している『ふれあい共想法』継続コースに、スムーズにご参加いただける仕組みを整えました。また別途、認知症予防に興味のある60歳以上の方のご参加、ご見学も募っております。以下サイトにてご確認の上、お申込み、お問い合わせ下さい。(新しいウィンドウが開きます)
市民研究員 魚谷 茜
昨年の誕生日に贈られた花束にドラセナの葉が添えられていました。花瓶に活けなおしてしばらくすると、他の花は枯れてしまいましたが、ドラセナの茎から根が出ているのを見つけました。それを猫がいたずらしないようにと、飾り棚の上に置いた花瓶にいれて、数カ月も放置しておいたところ、びっくりするほど根が繁茂していました。数枚の新しい葉も出て、ドラセナ独特の赤色になりかけているではありませんか!観葉植物とはいえ、悪条件の室内でこの生命力!いとおしくなりました。早速お詫びの気持ちを込めて、栄養たっぷりの培養土を入れた可愛い鉢に植え替えました。
ドラセナ
コメント:市民研究員 T.U.さん
私はドラセナという名前を初めて知りましたが、大変な生命力が有るのですね。
写真からもその生命力の力強さがさが伝わってきますが、『私もあやかりたい』と思われる方も多いのではないでしょうか。鉢に植え替えてもらって、ドラセナも、さぞかし喜んでいることでしょう。そのうち、「ジャックと豆の木」みたいに天まで届くかも知れませんね。(笑)
市民研究員 H.N.さん
ドラセナ
コメント:市民研究員 T.U.さん
私はドラセナという名前を初めて知りましたが、大変な生命力が有るのですね。
写真からもその生命力の力強さがさが伝わってきますが、『私もあやかりたい』と思われる方も多いのではないでしょうか。鉢に植え替えてもらって、ドラセナも、さぞかし喜んでいることでしょう。そのうち、「ジャックと豆の木」みたいに天まで届くかも知れませんね。(笑)
背骨を傷めて介護保険のお世話になることになり、歩行車をレンタルすることができました。最初は不安でしたが、ハンドルの高さを調節してもらうと、姿勢良く、安定してどこまでも歩けることがわかりました。疲れたときには椅子としても使えます。
メイン道路を横切って銀行デビュー、踏切を超えたコンビニで料金を支払い、ついに、2カ月ぶりに一人で行けたスーパーでは、荷物を入れるスペ―スが小さくて入らないのがわかっていても、嬉しさのあまり、見るものすべてを買いたくなってしまったほどでした。
歩行に不安が生じたのは残念ですが、役立つ制度があり、便利なサポート用具を貸していただけることがわかったのは、嬉しいことです。
歩行車
コメント:市民研究員T.U.さん
大変ご立派な勇気ある挑戦だと思いました。私はこのような介護用具が有ることを知りませんでしたが、とても便利なもののようですね。行動範囲が一気に拡がったことに関して、ご本人のその大きな喜びが伝わってきて、こちらまでワクワクしてくるお話でした。
メイン道路を横切って銀行デビュー、踏切を超えたコンビニで料金を支払い、ついに、2カ月ぶりに一人で行けたスーパーでは、荷物を入れるスペ―スが小さくて入らないのがわかっていても、嬉しさのあまり、見るものすべてを買いたくなってしまったほどでした。
歩行に不安が生じたのは残念ですが、役立つ制度があり、便利なサポート用具を貸していただけることがわかったのは、嬉しいことです。
市民研究員 Y.T.さん
歩行車
コメント:市民研究員T.U.さん
大変ご立派な勇気ある挑戦だと思いました。私はこのような介護用具が有ることを知りませんでしたが、とても便利なもののようですね。行動範囲が一気に拡がったことに関して、ご本人のその大きな喜びが伝わってきて、こちらまでワクワクしてくるお話でした。
「西郷どんか、坂本竜馬か」というテーマで、写真共想法を実施しました。大河ドラマの「西郷どん」を観ている方は全体の3割ほどでしたので、坂本龍馬を選ぶ参加者もいるのかもしれないと予想していましたが、参加者全員が「西郷どんの方が好き」という結果でした。理由を伺うと、坂本龍馬はいい男だが、戦う人の顔をしているからだそうです。
西郷どんの娘さんを題材にした懐かしい数え歌を唄って下さる方もいました。「一かけ、二かけて〜十七、八の姉さんが花と線香を手に持って」という数え歌があったことを、久しぶりに思い出しました。そして西郷どんは庶民に愛された方なのだなと改めて感じました。
西郷銅像
コメント:市民研究員 Y.T.さん
上野の山にある、犬を連れた「西郷さん」の銅像は、子どものころから見慣れています。台座が高いのでいつも見上げていました。子ども心に大きい人だなと思っていました。気安くさんづけで呼んだのは、やはり庶民に親しまれている方だからなのだと思います。
西郷どんの娘さんを題材にした懐かしい数え歌を唄って下さる方もいました。「一かけ、二かけて〜十七、八の姉さんが花と線香を手に持って」という数え歌があったことを、久しぶりに思い出しました。そして西郷どんは庶民に愛された方なのだなと改めて感じました。
市民研究員 マカベ共想法実施者 永田映子
西郷銅像
コメント:市民研究員 Y.T.さん
上野の山にある、犬を連れた「西郷さん」の銅像は、子どものころから見慣れています。台座が高いのでいつも見上げていました。子ども心に大きい人だなと思っていました。気安くさんづけで呼んだのは、やはり庶民に親しまれている方だからなのだと思います。
2018年6月26日、柏駅近くの京北ホールにおける、ほのぼの研究所NPO法人設立10周年記念講演会が無事に終わりました。その後、交流会参加者をお待たせして、同ホールを研究員がレイアウト変更、白いテーブルクロスが掛けられた3つ机の島に、サンドイッチ、ケーキ、フルーツ盛り合わせ、お菓子やスナック、コーヒー、ソフトドリンク、グラスが並ぶと、たちまち交流会場に早変わりしました。
司会は魚谷茜・根岸勝壽市民研究員です。大武美保子代表理事・所長の開会挨拶の後、三宅徳久様より、ほのぼの研究所副代表理事着任挨拶を兼ねたお言葉をいただきました。NPO法人設立当初から理事を務めて下さっている明るい、お馴染みの三宅様に、長谷川多度翁勇退に伴い、引き継いでいただくことになりました。「設立当初より長く副代表理事を務められた長谷川さんの誕生日は1月18日、私は1月19日です。その私がこのたび長谷川さんから副代表理事を引き継ぐことになりました」と述べられました。
三宅徳久 新副代表理事の着任挨拶
次いで、理化学研究所 革新知能統合研究センター 認知行動支援技術チーム技術経営顧問の小暮純生先生に、弊所のますますの発展を願って、「乾杯!」の音頭を取っていただき、参加者40名一同グラスを合わせてリラックスムードの交流会が始まりました。
理化学研究所 小暮純生先生の乾杯の音頭
魚谷研究員から、誕生日の下一桁の数字を3で割った時のあまりの数により、いずれかの島を囲むように指示があり、参加者は3テーブルに分かれて歓談を始めました。
歓談のひととき
まずは、司会者の、「お一人一分間で、自己紹介、そして、最近興味があることを一言加えて下さい」との指示で、自己紹介が始まりました。一番手は長谷川多度元副代表理事、「新聞を広げてまず読むのは漫画です。凝縮した内容を数コマに書いて最後に必ずオチがあります。今朝の漫画は……」。次々と隣の方にマイクが回りますが、それぞれが秘めた想いを語るにはとても一分では足りません。司会がロボットのぼのちゃんだったら、優しそうな顔をして、「タイムオーバーです、ありがとうございました!」とバッサリ切ることができるのですが、寛容な司会者だったため、皆様から沢山の話を聞くことができて、楽しい自己紹介タイムになりました。大勢の中でひときわ若い、千葉大学大学院大武研究室卒業生は、10周年の節目ということで有休を取ってのご参加でした。今後も、時間を作って、是非ほの研の活動に参加して頂きたいものです。
自己紹介が終わると、大武先生が中央に呼ばれました。研究員一同からの感謝の気持ちを伝えるサプライズ企画です。大武先生は、10年の長きにわたって、研究に携わりつつ、高齢の市民研究員一人一人に気配りをしながら、適切な指導をして下さいました。お陰様で年を重ねても、学びつつ、前向きに生きる術を身に付けることができました。
大武所長への感謝のプレゼント
思いがけなく、私が寄せ書き、プレゼント(ウェアラブルメモ)、花束をお渡しするプレゼンターの大役を仰せつかりました。それらを渡しながら、10年間のできごとが走馬灯のように浮かびました。プレゼントのウェアラブルメモは、ベルトが手首に巻きつくようにできており、油性ボールペンでメモが書け、不要になったメモは消しゴムできれいに消せて、また使えるすぐれものです。司会者が、ときどき忘れ物をする先生に、「大事なものを網棚に忘れたりしないように」と添えたところ、先生は「見つかったけれども、実はそういうこともありました」と告白、会場の笑いを誘いました。お気に召したのか、交流会が終わってもそのベルトを付けたままでいらしたのは、嬉しいことでした。
しばらく談笑が続き、早くも、終演の時が迫りました。中締めの挨拶は、ほのぼの研究所監事・柏市議会議員の上橋泉先生にお願いし、ご参加の皆様とほのぼの研究所の一層の発展を祈りつつ元気に一本締めで、名残惜しい中17時45分散会となりました。
上橋泉 監事・柏市議会議員の締めの挨拶
ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げるとともに、次回もお目にかかるのを楽しみにしております。ありがとうございました。
司会は魚谷茜・根岸勝壽市民研究員です。大武美保子代表理事・所長の開会挨拶の後、三宅徳久様より、ほのぼの研究所副代表理事着任挨拶を兼ねたお言葉をいただきました。NPO法人設立当初から理事を務めて下さっている明るい、お馴染みの三宅様に、長谷川多度翁勇退に伴い、引き継いでいただくことになりました。「設立当初より長く副代表理事を務められた長谷川さんの誕生日は1月18日、私は1月19日です。その私がこのたび長谷川さんから副代表理事を引き継ぐことになりました」と述べられました。
三宅徳久 新副代表理事の着任挨拶
次いで、理化学研究所 革新知能統合研究センター 認知行動支援技術チーム技術経営顧問の小暮純生先生に、弊所のますますの発展を願って、「乾杯!」の音頭を取っていただき、参加者40名一同グラスを合わせてリラックスムードの交流会が始まりました。
理化学研究所 小暮純生先生の乾杯の音頭
魚谷研究員から、誕生日の下一桁の数字を3で割った時のあまりの数により、いずれかの島を囲むように指示があり、参加者は3テーブルに分かれて歓談を始めました。
歓談のひととき
まずは、司会者の、「お一人一分間で、自己紹介、そして、最近興味があることを一言加えて下さい」との指示で、自己紹介が始まりました。一番手は長谷川多度元副代表理事、「新聞を広げてまず読むのは漫画です。凝縮した内容を数コマに書いて最後に必ずオチがあります。今朝の漫画は……」。次々と隣の方にマイクが回りますが、それぞれが秘めた想いを語るにはとても一分では足りません。司会がロボットのぼのちゃんだったら、優しそうな顔をして、「タイムオーバーです、ありがとうございました!」とバッサリ切ることができるのですが、寛容な司会者だったため、皆様から沢山の話を聞くことができて、楽しい自己紹介タイムになりました。大勢の中でひときわ若い、千葉大学大学院大武研究室卒業生は、10周年の節目ということで有休を取ってのご参加でした。今後も、時間を作って、是非ほの研の活動に参加して頂きたいものです。
自己紹介が終わると、大武先生が中央に呼ばれました。研究員一同からの感謝の気持ちを伝えるサプライズ企画です。大武先生は、10年の長きにわたって、研究に携わりつつ、高齢の市民研究員一人一人に気配りをしながら、適切な指導をして下さいました。お陰様で年を重ねても、学びつつ、前向きに生きる術を身に付けることができました。
大武所長への感謝のプレゼント
思いがけなく、私が寄せ書き、プレゼント(ウェアラブルメモ)、花束をお渡しするプレゼンターの大役を仰せつかりました。それらを渡しながら、10年間のできごとが走馬灯のように浮かびました。プレゼントのウェアラブルメモは、ベルトが手首に巻きつくようにできており、油性ボールペンでメモが書け、不要になったメモは消しゴムできれいに消せて、また使えるすぐれものです。司会者が、ときどき忘れ物をする先生に、「大事なものを網棚に忘れたりしないように」と添えたところ、先生は「見つかったけれども、実はそういうこともありました」と告白、会場の笑いを誘いました。お気に召したのか、交流会が終わってもそのベルトを付けたままでいらしたのは、嬉しいことでした。
しばらく談笑が続き、早くも、終演の時が迫りました。中締めの挨拶は、ほのぼの研究所監事・柏市議会議員の上橋泉先生にお願いし、ご参加の皆様とほのぼの研究所の一層の発展を祈りつつ元気に一本締めで、名残惜しい中17時45分散会となりました。
上橋泉 監事・柏市議会議員の締めの挨拶
ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げるとともに、次回もお目にかかるのを楽しみにしております。ありがとうございました。
市民研究員 田口良江
2018年6月26日(火)13:30から、柏駅至近の京北ホールにおいて、「認知症になりにくい社会をつくる」をテーマに、柏市後援、ほのぼの研究所主催のNPO法人設立10周年記念講演会を開催いたしました。
6月にもかかわらず、関東地方梅雨明け宣言間近の予想も出るほどの暑さが心配されましたが、会場外看板の案内チラシを御覧になっての飛び入り参加十余名を含めて、賛助会員、地域の皆様、そして、自治体、企業、研究団体、マスメディア、大学関係者等、20〜90代の多世代の100名近い方々で会場は埋め尽くされました。
大武美保子代表理事・所長の開会の挨拶に続き、まずご来賓の千葉大学の片桐大輔先生より、設立当初より市民と産官学の連携事業の実践の場として歩んできた、ほのぼの研究所の存在価値を評価していただく、ありがたい祝辞をいただきました。また、産業技術総合研究所の西村拓一先生からは、超高齢社会における『共想法』の意義や、今後の研究活動への期待を込めた励ましのお言葉をいただきました。
ご来賓の千葉大学 片桐大輔先生
ご来賓の産業技術総合研究所 西村拓一先生
講演に先立ち、10周年の節目として、これまで継続して長く賛助会員としてご支援いただいている賛助会員の皆様をご紹介し、御礼と感謝の念をお伝えしました。そして、法人賛助会員で、埼玉県宮代町の地域の方々と、共想法を継続的に実践して下さっている、認定NPO法人きらりびとみやしろ理事長の島村孝一様より、お言葉をいただきました。地域の皆様が生き生きと元気に共想法を楽しんで下さっている様子のご紹介は、何より嬉しい祝辞となりました。
また、長谷川多度前副代表理事に、設立以来の長年にわたる功労に対して、大武所長より感謝状、花束を贈呈しました。
法人賛助会員の認定NPO法人きらりびとみやしろ島村孝一理事長
設立当初より長年功労のあった前副理事長に感謝状を贈呈
招待講演として、千葉大学予防医学センター、国立長寿医療研究センターの近藤克則先生から「認知症になりにくいまちづくり〜ゼロ次予防を目指して」をテーマに、大変興味深い講話をしていただきました。主として本人の心がけによって病気にならないようにする一次予防とは違い、ゼロ次予防では、本人の努力ではなく、環境を変えることで、健康になり得る、すなわち、地域環境と社会環境を整備することで、そこに暮らしているだけで、健康になりうる社会を作ることができる、と力説されました。
招待講演の千葉大学予防医学センター 国立長寿医療研究センター
近藤克則先生
会場全体に問いかける熱い講話に聴き入る参加者
また、高齢者を対象とした大規模調査の結果、認知症になりにくいまちがあること。そうしたまちの一例として、千葉県柏市が挙げられ、高齢者の転倒事故が最も少ない「転ばない」まちとされた要因として、社会的交流もできる、日本ウオーキングクラブ協会公認のウォーキング団体が3つも存在するなど、他の自治体では考えられないほど、ウォーキング愛好者が多いことが紹介されました。活動拠点でもあり、自らが居住する地域だけに、大変嬉しいことでした。また、役割を担った社会参加、笑い等、認知症になりにくい幾つかの要因についても、調査結果を示して具体的に解説して下さいました。
認知症(介護)予防等については、マクロな視点から解明されることも多いという観点から、社会的要因を考えた、まち全体の環境の整備や改善により、認知症になりにくいまちづくりが可能であると締めくくられました。
休憩をはさんで、大武代表理事・所長が「防ぎうる認知症にならない暮らしを支える共想法」と題した基調講演を行いました。
基調講演のほのぼの研究所 大武美保子代表理事・所長
『共想法』司会ロボットぼのちゃん5号も登壇
ほのぼの研究所の活動や10年の歩みを紹介、「防ぎうる認知症」にならないよう、体験記憶、注意分割、実行機能などの認知機能の活用を支援する『共想法』について、わかりやすく解説しました。また、日本橋の理化学研究所で取材を受け、6月8日に放映された、AI搭載のロボット司会による『共想法』が紹介されたNHK Eテレ『あしたも6晴れ!人生レシピ』(AIでどう変わる?超高齢社会)動画をご覧いただきました。共想法開発、研究所設立当初から、司会ロボットによる共想法、そしてエビデンス検証のために介入実験が開始される「今」に至るプロセスを説明、今後への展望を熱く述べました。
近藤先生の、会場全体に問いかける熱のこもった講話はいうまでもなく、動画や司会ロボットぼのちゃん5号のお披露目も奏功したのでしょうか、事後のアンケートでは。多くの方々から好評価をいただくことができて、大変嬉しく思っております。そして、設立記念10周年の節目の講演会を大過なく終え、気持ちも新たに11年目のスタートをきることができたことを、一同感謝した次第です。
最後になりましたが、後援をして下さった柏市、暑い中ご参加くださった皆様、会の運営に携わって下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、NHK Eテレ『人生レシピ』(AIでどう変わる?超高齢社会)については、以下のウェブページにてご覧いただけます。(開始より19分〜27分ぐらいの間)
YouTube:あしたも晴れ!人生レシピ「AIでどう変わる?超高齢社会」
NHK Eテレ:あしたも晴れ!人生レシピ「AIでどう変わる?超高齢社会」
6月にもかかわらず、関東地方梅雨明け宣言間近の予想も出るほどの暑さが心配されましたが、会場外看板の案内チラシを御覧になっての飛び入り参加十余名を含めて、賛助会員、地域の皆様、そして、自治体、企業、研究団体、マスメディア、大学関係者等、20〜90代の多世代の100名近い方々で会場は埋め尽くされました。
大武美保子代表理事・所長の開会の挨拶に続き、まずご来賓の千葉大学の片桐大輔先生より、設立当初より市民と産官学の連携事業の実践の場として歩んできた、ほのぼの研究所の存在価値を評価していただく、ありがたい祝辞をいただきました。また、産業技術総合研究所の西村拓一先生からは、超高齢社会における『共想法』の意義や、今後の研究活動への期待を込めた励ましのお言葉をいただきました。
ご来賓の千葉大学 片桐大輔先生
ご来賓の産業技術総合研究所 西村拓一先生
講演に先立ち、10周年の節目として、これまで継続して長く賛助会員としてご支援いただいている賛助会員の皆様をご紹介し、御礼と感謝の念をお伝えしました。そして、法人賛助会員で、埼玉県宮代町の地域の方々と、共想法を継続的に実践して下さっている、認定NPO法人きらりびとみやしろ理事長の島村孝一様より、お言葉をいただきました。地域の皆様が生き生きと元気に共想法を楽しんで下さっている様子のご紹介は、何より嬉しい祝辞となりました。
また、長谷川多度前副代表理事に、設立以来の長年にわたる功労に対して、大武所長より感謝状、花束を贈呈しました。
法人賛助会員の認定NPO法人きらりびとみやしろ島村孝一理事長
設立当初より長年功労のあった前副理事長に感謝状を贈呈
招待講演として、千葉大学予防医学センター、国立長寿医療研究センターの近藤克則先生から「認知症になりにくいまちづくり〜ゼロ次予防を目指して」をテーマに、大変興味深い講話をしていただきました。主として本人の心がけによって病気にならないようにする一次予防とは違い、ゼロ次予防では、本人の努力ではなく、環境を変えることで、健康になり得る、すなわち、地域環境と社会環境を整備することで、そこに暮らしているだけで、健康になりうる社会を作ることができる、と力説されました。
招待講演の千葉大学予防医学センター 国立長寿医療研究センター
近藤克則先生
会場全体に問いかける熱い講話に聴き入る参加者
また、高齢者を対象とした大規模調査の結果、認知症になりにくいまちがあること。そうしたまちの一例として、千葉県柏市が挙げられ、高齢者の転倒事故が最も少ない「転ばない」まちとされた要因として、社会的交流もできる、日本ウオーキングクラブ協会公認のウォーキング団体が3つも存在するなど、他の自治体では考えられないほど、ウォーキング愛好者が多いことが紹介されました。活動拠点でもあり、自らが居住する地域だけに、大変嬉しいことでした。また、役割を担った社会参加、笑い等、認知症になりにくい幾つかの要因についても、調査結果を示して具体的に解説して下さいました。
認知症(介護)予防等については、マクロな視点から解明されることも多いという観点から、社会的要因を考えた、まち全体の環境の整備や改善により、認知症になりにくいまちづくりが可能であると締めくくられました。
休憩をはさんで、大武代表理事・所長が「防ぎうる認知症にならない暮らしを支える共想法」と題した基調講演を行いました。
基調講演のほのぼの研究所 大武美保子代表理事・所長
『共想法』司会ロボットぼのちゃん5号も登壇
ほのぼの研究所の活動や10年の歩みを紹介、「防ぎうる認知症」にならないよう、体験記憶、注意分割、実行機能などの認知機能の活用を支援する『共想法』について、わかりやすく解説しました。また、日本橋の理化学研究所で取材を受け、6月8日に放映された、AI搭載のロボット司会による『共想法』が紹介されたNHK Eテレ『あしたも6晴れ!人生レシピ』(AIでどう変わる?超高齢社会)動画をご覧いただきました。共想法開発、研究所設立当初から、司会ロボットによる共想法、そしてエビデンス検証のために介入実験が開始される「今」に至るプロセスを説明、今後への展望を熱く述べました。
近藤先生の、会場全体に問いかける熱のこもった講話はいうまでもなく、動画や司会ロボットぼのちゃん5号のお披露目も奏功したのでしょうか、事後のアンケートでは。多くの方々から好評価をいただくことができて、大変嬉しく思っております。そして、設立記念10周年の節目の講演会を大過なく終え、気持ちも新たに11年目のスタートをきることができたことを、一同感謝した次第です。
最後になりましたが、後援をして下さった柏市、暑い中ご参加くださった皆様、会の運営に携わって下さった皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、NHK Eテレ『人生レシピ』(AIでどう変わる?超高齢社会)については、以下のウェブページにてご覧いただけます。(開始より19分〜27分ぐらいの間)
YouTube:あしたも晴れ!人生レシピ「AIでどう変わる?超高齢社会」
NHK Eテレ:あしたも晴れ!人生レシピ「AIでどう変わる?超高齢社会」
市民研究員 松村光輝
近年標準体形になってからは、「ダイエット」の言葉が周りから消えました。アルコールを全く飲めないので、お菓子がお楽しみになります。写真のようにお煎餅、大福と、甘いのも辛いのも両方好きです。洋菓子類も好きだったのですが、だんだんと和菓子党になりつつあります。夕食後にも、気にせずに頂きますが、不思議と太りません。摂取する全体量が昔に比べ減っているのだと思います。
ストレス解消に 和菓子
コメント:市民研究員A.S.さん
甘いものも、醤油味、塩味も旨いですね。特に和菓子の餡は種類も多く、お好みが沢山あって楽しめます。ストレス解消にはもってこいです。
継続コース参加者M.S.さん
ストレス解消に 和菓子
コメント:市民研究員A.S.さん
甘いものも、醤油味、塩味も旨いですね。特に和菓子の餡は種類も多く、お好みが沢山あって楽しめます。ストレス解消にはもってこいです。