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ほの研ブログ - 最新エントリー

渋柿

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NegishiK 2016-4-17 8:00
あのどうにもならない感覚が忘れられません。ウォーキング途中、ふざけた友人が「美味いよ」と手渡してくれた大好物の柿にかぶりついた瞬間、口の中は「シブ」で充満、またたく間に体中にまで渋さが回った感じになりました。耐えられなくて、恥も外聞もなく騒いでしまった醜態に、仲間達はおおいに笑い転げていました。

継続コース参加者 A.K.さん



渋柿

コメント:市民研究員K.N.さん
私も、それと知らず渋柿を食べたことがあります。幼少の頃、我が実家には柿の木が何本もあり、どれも甘柿でしたので、柿とは甘いものと思い込んでいたのでしょうか、近所の家のたわわに実った柿を採って食べたらこれがなんと渋い事。柿泥棒はいけませんね。

金沢市内の酒造工場見学

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
MatsumuraM 2016-4-10 8:00
先日所用で、金沢市まで新幹線で出かけました。その折老舗の酒造を見学しました。特に白い泡がぶくぶくと立つ様子に感動しました。また、お酒ができる各工程で試飲をさせていただくことができました。10種類を超えるお酒の飲み比べを含めると、かなりの量をいただいたことになります。最近では、製造技術を活かした日本酒生まれの化粧品やお菓子など、様々な商品も手掛けているそうです。

市民研究員 E.N.さん



金沢市内の酒造工場見学

コメント:市民研究員 M.M.さん
新酒の各工程での試飲とは、大変貴重な体験をされましたね。また10種類を超えるお酒の飲み比べなど、写真を拝見しただけで、うらやましくなり、私の顔面まで赤みを帯び気分よくなりました。金沢に行くと色々体験できますね。
茨城県桜川市真壁町田にある小田部鋳造は800年の歴史がある、全国でも数少ない梵鐘の鋳造所のひとつです。作った梵鐘に菊の御紋を使うことが許されています。私は小田部の親戚にあたりますので、大変誇りに思っています。見学ができる日に夫婦で訪れて、写真を撮りました。冬はいいですが、夏の作業は灼熱地獄と聞きました。

マカベ共想法参加者K.O.さん



合金を梵鐘の型に流し込む作業

コメント:市民研究員K.N.さん
スゴイですね、あの除夜に撞く鐘を作っているとは、千数百度に溶かした鉄を鋳型に入れて作るわけでしょう。真夏の暑さが灼熱地獄、わかるように思います。私も一度見てみたくなりました。

笑顔で心豊かに

カテゴリ : 
今日の共想法 » 今年の抱負
執筆 : 
ShimizuK 2016-3-27 8:00
 お正月に家族旅行で館山に参りました。温暖の地のフラワーパークのポピーの花畑に、少し風がありましたが、花々はたおやかに咲き誇っていました。それを見て、大好きなポピーの花のように、笑顔で心豊かになりたいと思い、これを今年の目標と願いとしました。

継続コース参加者 Y.H.さん



館山のポピー花畑

コメント:市民研究員 K.S.さん
 露地栽培のポピーの花々との出会いの感動を、ご自身の新年の抱負に重ねられて素敵です。お正月のご家族旅行、心豊かなひと時をさぞかし皆様で楽しまれたことでしょう。

料理

カテゴリ : 
今日の共想法 » 今年の抱負
執筆 : 
NoguchiM 2016-3-20 8:00
昨年から、料理をつくるようになりました。今まで「男子厨房に入らず」をモットーにしていた男が包丁を握り、指を切らないようにソローリソロリと食材を切っています。 これまで、妻が台所でトントントンとまな板を鳴らしていたのを何気なく聞いていましたが、今は「よくもまあ〜、あんなに早くまな板を鳴らしていたものだ」と、つくづく感心しています。今年は何としてもレパートリーを増やそうと、料理本を買って意気込んでいます。

継続コース参加者 N.M.さん



今年の抱負 料理

コメント:市民研究員 M.N.さん
奥様のように、トントントンとリズムよく包丁捌きで食材を切りたいものですね。でも無理して指を切らないでください。得意料理は何ですか?レパートリー沢山増えるといいですね。

小豆島のお遍路

カテゴリ : 
今日の共想法 » 今年の抱負
執筆 : 
ShimizuK 2016-3-13 8:00
 昨年10月に小豆島の遍路に行きました。島内88カ所の霊場のうち3分の1位を巡りました。オリーブの実の収穫の頃で、青い実の新漬を食べ、土地の人との出会いもありました。写真は山の上にある42番西の滝で、瀬戸内海がよく見えました。
 今年は桜の咲くころ、また行きたいと思います。『二十四の瞳』の映画村では高峰秀子の特別展示があるそうなので、それを観るのも楽しみです。

継続コース参加者 C.O.さん



小豆島のお遍路

コメント:市民研究員K.S.さん
 海・仏像の絶景写真のお見事さからも遠くまで足を運んだ甲斐がある、お遍路の旅だということが頷けます。四国のお遍路旅は仏様はじめ、圧倒されるほどの魅力がいっぱいなのでしょう。どうか桜の頃にも続編の旅も実現できますように。

いらいらしないように

カテゴリ : 
今日の共想法 » 今年の抱負
執筆 : 
NoguchiM 2016-3-6 8:00
旧年は人に何かを説明する時に、年齢の違いや育ってきた時代に隔たりがあると、考え方が異なると感じたことがしばしばありました。そして、こちらの説明が相手にすっきり伝わらないとストレスを感じ、つい声も大きくなってしまいました。血圧を測ってみると、急上昇していて、驚きました。血管障害を招くと大変ですので、今年は穏やかな気持ちで話すことを目標としたいと思います。

継続コース Y.H.さん



いらいらしないように

コメント:市民研究員 M.N.さん
年とともに怒りっぽくなると言われています。しかし、世の中、理不尽な場面に出会うことが時々ありますよね。そんな時、Y.H.さんの様に日々穏やかに対応したいものです。
血管障害も怖いですよね。くわばら、くわばら・・・・

新しい草履

カテゴリ : 
今日の共想法 » 冬支度
執筆 : 
NagahisaH 2016-2-28 8:00
 浅草で新しい草履をオーダーしました。小売りもしてくれる問屋さんです。まず台を、次に鼻緒を選びます。店員さんが一緒に見てくれましたが、どうも趣味が合いません。「自分で選びますから」とひとりで選んでいたら、大旦那さんと思われる人がアドバイスして下さり、気に入ったものがみつかりました。さすがです!
 以前は鼻緒をその場ですげてくれたのですが、職人さんの数が1人へと減ってしまったとのことで、しばらくしたら取りにいくことになりました。年内には仕上がるとのことで、お正月に間に合いそうです。

継続コース参加者M.S.さん



新調した草履

コメント:市民研究員H.N.さん
 「お正月に新しいものを身に着ける」ならわしを知らない若者がいるというインターネット調査結果に驚いてから、久しく経ちます。大切な節目にお清めや気分一新のため、また運気を上げるともいわれるならわしは続けていきたいと思うのは、古い考えなのでしょうか。
 ところで、素敵な新しい草履をお召しになって、どちらに初詣にいらしたのでしょうか。

晩秋の長者ヶ原

カテゴリ : 
今日の共想法 » 季節を感じるもの
執筆 : 
NagahisaH 2016-2-21 8:00
 自転車旅行で訪れた長者ケ原の縄文遺跡の周辺には、紅葉が広がりつつありました。フォッサマグナミュージアムの庭の一部の木々は真っ赤に色づき、その上には既に防雪の準備が施されていました。
 豪雪地帯ときいているこの地の積雪深を想像して、驚かされるとともに、全山が白銀におおわれてしまう日が近いのだということを実感しました。

継続コース参加者T.S.さん



フォッサマグナミュージアム周辺の紅葉

コメント:市民研究員H.N.さん
 雪(冬)囲いの高さからも、一帯が12月から4月半ばまでの閉鎖されるとのことからも、積雪の深さは想像にかたくありません。この写真をきっかけに、日本には大切な木々を雪害から守るための色々な工夫や形があることを知ることとなりました。
 空と紅葉との見事なコントラストを見せたこの地の今年の冬景色に、静かに思いを馳せてみたいと思います。

ほのぼの研究所 2015年度合同研修報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TasakiT 2016-2-14 8:00
2016年1月26日、流山市生涯学習センター3Fの市民活動推進センター大会議室にて、恒例のほのぼの研究所合同研修を開催しました。これは毎年1回関係者全員で集まり、通期を反省、次期のテーマ、課題、展望等、運営方法全般について、確認、討議し合うものです。
 大武先生、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所横田孝子さん、株式会社ルミテックの堀川まゆみさん、伊藤祐輝さん、はるばる岸和田市からいらした有限会社野花ヘルスプロモートの正木愼三さん、神奈川県からの賛助会員2人、協働事業者の埼玉県のNPO法人きらりびとみやしろ、茨城県の介護老人保健施設マカベシルバートピアのメンバー、ほのぼの研究所市民研究員、そして千葉大学工学研究科大武研究室の学生2人、総勢19人とこれまでになく大勢が参集。遠来を含めた全国各地、民産学、多世代の参加者は真剣に、そして時には笑いを交えて語り合い、高め合い、濃密な時を共有することができました。

 大武先生の趣旨と以下のスケジュール説明を交えた開会の挨拶を皮切りに、早速過密なスケジュールがスタートしました。
 ?午前の部-≪2015年度活動報告≫
 ?午後の部1-≪新事業と情報共有≫
 ?午後の部2-≪2016年度計画≫


発表者の報告に熱心に耳を傾ける参加者

                 
≪2015年度活動報告≫
 まずは、協働事業者 きらりびとみやしろの田崎誉代さんの「きらりびと ふれあい共想法実施報告・課題・今後の予定」と題した発表から始まりました。健常高齢者を対象に開始して5年目に入り、様々な場面で積極的、かつ様々な工夫を重ねて共想法の実施や普及活動に力を注いでいる実施者だけに、参加者の喜ばしい変化の報告や、スムーズに参加者の士気を高揚させるテーマ設定のヒントやコツの紹介には説得力がありました。一方、他所の実施者にも共通する、大きな課題も投げかけられ、質疑応答が活発に行われました。

 次いで、同じく協働事業者のマカべシルバートピアの永田映子さんからは、「マカベ゙共想法報告 2015年の活動」と題して、2011年のスタートから4年経過した共想法と、月曜日自由会話の報告がありました。介護老人保健施設という特性上、運営面での困難や、環境の変化をカバーする工夫や努力には、並々ならぬ使命感を感じました。一方、共想法参加を生きがいとして楽しまれたり、意欲的に参加されるようになったりした参加者のエピソードの報告には、実施者にとっての嬉しい達成感も垣間見ることができました。

 3番目は、前任者から昨年夏以降引き継いで奮闘中の田口研究員が、ほのタブの扱いにも慣れ、新しい参加者が加わることでさらに活気づいてきた、2015年継続コースの実施報告をしました。中でも、共想法の話題テーマのための写真撮影のために、積極的に活動することを生活習慣化した何人かの参加者の好事例の報告は、大変印象的でした。

 後半は、千葉大学の「地域NPO活動体験」インターンシップ生受け入れ関連の報告となりました。まず、大日本印刷株式会社の横田孝子さんに、「健康観光支援サービスの開発による地域活性化体験結果報告」と題して、「記録づくり」:本(フォトブック)本づくりを担当して下さった立場から、民産学が連携して実施にこぎつけた「成田山街歩き共想法」のうち、特にフォトブック(本づくり)に特化して、その位置づけや作業工程をわかりやすく説明していただきました。


本づくりについて説明する大日本印刷株式会社の横田孝子さん


 続いて、根岸研究員が、「地域NPO活動体験」インターンシップ生受け入れ先であるほのぼの研究所としての立場で、2014年の開始から第8回目の「街歩き共想法」:「成田山街歩き共想法」と本づくりについて発表しました。昨年初夏の千葉大学西千葉キャンパスでの試行での知見を経て、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所と株式会社JTBコーポレートセールス法人営業千葉支店のご協力と、ほのぼの研究所のサポートをバックに、インターン生によるその企画・運営が成功裏に終えられた報告があり、健康観光事業としての可能性もあると結びました。

≪新事業と情報共有≫
 午後の部1は、新たに協働事業者として共想法を導入する、大阪府岸和田市の野花ヘルスプロモート、正木愼三さんの「共想法開催に向けた取り組みと目標』からスタートしました。まず、躍動感・臨場感あふれる街の象徴・自慢のだんぢり祭りや市内の写真をふんだんに用いた岸和田市の紹介にはぐいぐいと引き込まれました。続いて、施設の事業紹介、自治体や地域との連携など、共想法取り組みへの経緯や熱い意気込みを伺い、近畿圏初の協働事業者としての展開に大いに期待が膨らみました。

 次に、昨年から共想法の話題さがし〜実施まで活用できるようになったツール:タブレットアプリ(ほのタブ)の改良を担当している企業:株式会社ルミテックの堀川まゆみさん、伊藤祐輝さんから、新しい機能の発表と実演がありました。通常、共想法は数人が一カ所に集まって実施しなければなりませんが、新機能では、電話機能を用いて、タブレットの写真を見ながら、離れた人同士でも共想法の実施が可能です。遠隔地とのコミュニケーション等を含めた、共想法の普及や発展にも大いに寄与しそうな予感がしました。


株式会社ルミテックの伊藤祐輝さんによるほのタブ新機能の紹介


 午後の部1の最後は、大武先生から、先生と大武研究室の研究についての情報提供がありました。資料『本を通して人に会い学問を創る 老年言語学,回想法,そして共想法』(情報管理 vol.58)を用いて、共想法の進化と他の学問とのつながりのプロセスについて、資料『認知症予防のための会話による体験記憶支援技術の開発』(日本老年看護学会誌 vol.20)では、ぎんさんの娘さん姉妹の会話や街歩き共想法から得られた知見を通しての、体験記憶支援技術の開発へのプロセスや事例の紹介がありました。

 次いで、「ヒトと社会を賢く楽しくする環境を生み出すシステムづくり」を目的として「会話」「言葉」を通した研究・開発を行っている、千葉大学大学院工学研究科大武研究室の面々が取り組んでいる、多岐にわたる研究事例の紹介があり、役立つ開発に勤しんでいる学生諸氏に、大きなエールを送りたいと思いました。
 そして最後に、2016年度に実施する柏市事業(柏市福祉活動推課「認知症予防コミュニケーション体験講座」)の実施要領が紹介されました。


先生並びに大武研究室の研究について紹介する大武先生


≪2016年度計画≫
 例年よりたっぷり時間をかけて親睦も深めた、ティータイムブレイクで英気を養った後の最終ピリオドでは、2016年度計画事業として、恒例の設立講演会のコンセプト等ラフ案、さらには、連携を計画している各企業との事業内容、インターンシップ生の受け入れ等についての計画案が次々紹介され、身が引き締まると共に士気が喚起されました。


参加者記念撮影


 その後、「ほのぼの研究所の活動や共想法を、ひとりでも多くの方々に普及させ、認知度を上げ、社会的責任を果たすためには?」、「共に活動をしていただける方々をどのように募ることができるか?」等についての熱いブレーンストーミングが、終了予定時刻を過ぎてもしばらく続き、陽が落ちた屋外の冷気に、そのほとぼりを冷ましつつ、ようやく家路につきました。

市民研究員  長久 秀子