ログイン | 新規登録
メインメニュー

ほの研ブログ - 最新エントリー

スカイクルーズ 

カテゴリ : 
今日の共想法 » 夏の思い出
執筆 : 
NegishiK 2015-11-1 8:00
 「横浜人気スポットめぐり&ヘリコプター体験バスツアー」に参加しました。東京駅からバスで横浜に向かい11:00着、それから中華街で昼食、ヘリコプターの時間調整のため横浜赤レンガ倉庫でショッピング、その後ヘリポートまでバスで移動しました。
 搭乗前に細かな説明と注意があり、体重は正直に書いてくださいと紙を渡され、次に胴衣を着せてくれいよいよ搭乗、座席に着くとベルトをきつい程締めてくれました。準備OKで飛び上がり、高度200m位をゆっくりと一回りの後、300mに上昇しました。回る時には身体が横になり怖い思いがしました。 相当のスピードでシャッターを押し続けて撮った写真はピンボケでがっかりでしたが、良い天気に恵まれ、空から撮影できて幸せな1日でした。

継続コース参加者:M.A.さん



スカイクルーズ

コメント:K.N.さん
高度が300mというと、東京タワーより少し低いとこを飛ぶわけでしょう。私のような高度恐怖症には、大変だったと思います。 地に足がついていないと不安で、この間も飛行機に乗りましたが、通路側で外を見ないようにしてました。なかなか体験できない貴重な経験をしましたね。
 2015年9月15日(火)13:30から、活動拠点である柏市の介護予防センターほのぼのプラザますおにて、ほのぼの研究所が実習担当をすることになった、千葉大学の「地域NPO活動体験」科目実習の一環として、「ほのぼの研究所の活動」に関する講座を実施しました。
千葉大学「地域NPO活動体験」については千葉大学「地域NPO活動体験」 をご覧下さい。


 同日は長期的に共想法に参加して下さっている方々の継続コース 秋学期の初日でもあったため、ほのぼの研究所の主たる事業である「共想法」の実施場面を体感できる好機ともなりました。
実施会場 ものしり館は、孫世代ともいえる実習生6名を迎えて、継続コースメンバー7名と市民研究員8名とで超満員、授業開始前からいつもとは違う活気と賑わいが感じられました。

 まずは、最初は2グループに分かれて、継続コースの方々の共想法。「夏の思い出」」をテーマに各自の2枚の写真とそれにまつわる話題が提供されました。話題探しで日々脳を活性化させているベテラン達が提供する話題は実に広範囲、かつ多種多様で、活動的で充実した日々を感じさせるものでした。その後の質疑応答も活発に飛び交い、笑いが絶えないものでした。当日から新規に参加されたメンバーも、旧知のお仲間のように和やかに会話の輪に入っていただくことができて、改めて「会話」の力を感じました。


共想法を熱心に見学中

 続く座学は、実習生に加えて、改めてほのぼの研究所の活動へのご理解を深めていただくために、継続コースメンバーにも聴講していただきました。
 まず、長谷川事務局長が、法制化の背景や経緯を踏まえたNPO法の概要、そしてNPO法人としてのほのぼの研究所の有り様を交えて、「NPO法」について説明しました。
 次いで、『ほのぼの研究所のPRビデオ』も取り込んだプレゼン資料を用いて、ほのぼの研究所の成立経緯や、事業の核である共想法を中心にして、カテゴリー別に事業内容を紹介しながら、日々進化し続ける活動全体への理解を深めていただきました。




ほのぼの研究所活動についての資料抜粋

                
 ティータイム休憩をはさんで、さらに「地域NPO活動体験」科目実習の目的である「街歩き共想法」の実施のために不可欠な、各プロセスに対応したマニュアルについて、これまで実施した街歩き共想法の具体例を挙げて説明が行われました。そして聴講者全員に確認のアンケート記入をお願いして、夏休み明けの心身には少々ハードな150分以上に及ぶスケジュールが無事終了、全員の張りつめた気持ちが一気にほぐれたことでした。

 最後に実習生それぞれから感想を一言ずつ披露してもらいましたが、ほのぼのとした雰囲気ながら、実に活発に共想法に参加したり、精力的にパソコンを駆使して運営に携わる高齢者達から、会話(訓練)の必要性を改めて認識したり、活動に対しては意外性を感じ、イメージが向上したという声が寄せられました。
 また、アンケートには、「ほのぼの研究所への理解や認識が高まった」というコメントに加えて、学んだマニュアルを参考に、「来たる11月の街歩き共想法企画を、ぜひとも楽しく有意義なものに作り上げていきたい!」という意気込みを感じさせるコメントも目立ちましたので、大変心強く思いました。どうぞ、皆様、 若い力と企業、そしてほのぼの研究所との連携企画をぜひご期待下さい。

 先週よりご案内しておりました「成田山街歩き共想法」については、2015-11-15(日)成田山街歩き共想法のご案内 をご覧下さい。皆様のご参加をお待ち申し上げております。 
                         

市民研究員 長久秀子

千葉大学「地域NPO活動体験」

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NoguchiM 2015-10-18 8:00
 千葉大学では、学生が地域社会の課題やニーズ、地域活動の役割や実践について体験的に深く学ぶことを目的とする、「地域NPO活動体験」という科目が開講されています。主として学部1、2年生を対象とする科目で、地域活動の担い手となっているNPOにおいて、所定の時間実習を行います。NPO法人ほのぼの研究所は、2015年度、6名の意欲的な学生の実習を担当することになりました。
 
実習に参加する学生は、法政経学部、工学部、看護学部、園芸学部と多岐にわたります。志望理由も、「自分が生まれ育った地元を活性化したい」「将来、地方自治体で働きたい」「高齢者を対象とする仕事に就きたいので、高齢者について知りたい」等、様々です。
 実習のテーマは、「健康観光支援サービスの開発による地域活性化体験」です。認知機能低下の予防を目指す「共想法」(写真を使用するバランスのとれた会話手法)の普及と事業化を促進するため共通の体験を「街歩き」で行い、その記録を「本づくり」にする、健康観光支援サービス「本づくり街歩き共想法」事業の開発を企業と共同で行うものです。

 本格的な実習に先行して、6月に体験実施を行いました。具体的には、西千葉キャンパスを題材にした写真を各自持ち寄りって、共想法を行い、その後集まった写真と話題を素材に本を試作しました。キャンパスを舞台とするおとぎ話に仕立てのものから、ガイドブック調のものまで、多様なフォトブックが仕上がりました。

西千葉街歩き共想法の実施の様子


机いっぱいに写真を広げて、本づくりのためのシナリオを作成


シナリオに沿って、本に載せる写真の並び順を考える

  実習生、ほのぼの研究所、旅行社、印刷会社が連携して行う「本づくり街歩き共想法」事業開発にむけて、8月の事業者様宛て企画セールス体験、9月のほのぼの研究所の活動拠点での共想法継続コース見学と市民研究員によるほのぼの研究所の活動に関する座学、そして「街歩き共想法」の企画立案、準備〜実施へと、体験と座学とを織り交ぜて多彩に授業を進めていきます。

 次週のブログでは9月15日に行われた座学の様子をお伝えいたします。また11月15日(日)に開催する千葉県成田市での「街歩き共想法」のご案内もさせていただきます。共想法継続コース参加者に加えて、幅広い方々のご参加を募りますので、どうぞご期待下さい。

ほのぼの研究所所長 大武美保子

 2015年7月29日(水)14:00−16:10、千葉県八千代市米本の南自治会館において、阿蘇地域包括支援センター主催の『防ぎうる認知症にかからない社会を目指して』(ふれあい共想法の紹介と体験ワーク)と題した出前講座を行いました。


講座開催先八千代市米本南自治会館

 猛暑にもかかわらず、社協関係者1名、ディサービス指導員1名、地域包括支援センター関係者4名、そして地域の方々14名と、計20名にお集まりいただき、ほのぼの研究所からは、根岸、田口、松村の3名の市民研究員が参加しました。
 ご担当の吉田様のご挨拶・紹介に続き、まずは先般TBSTVで放映された『夢の扉+』のビデオを観ていただき、大武先生の研究内容と認知症予防回復支援手法である共想法の概要を紹介しました。




講座の様子


 次にPPT資料『防ぎうる認知症にかからない社会を目指して』を用いて、ほのぼの研究所の活動や『ふれあい共想法』について解説しました。さらには2015年3月に名古屋大学や愛知県の足助病院との連携で、初めて関東地区以外で実施した「足助街歩き共想法」のビデオも観ていただき、日々進化している『共想法』やほのぼの研究所の実際の活動についての理解を深めていただきました。

 そして10分間の休憩をはさんで、いよいよご参加の皆様に共想法体験をしていただくことになりました。6名の方に「私の好きなもの・こと」というテーマでご用意いただいた写真をもとに1分間共想法をしていただきました。比較的広いテーマだったからでしょうか、忘れられない思い出深い旅、季節を感じさせるもの、そしてペットと、大変幅広い範囲から話題が提供され、皆様が思いの丈を熱く披露されました。そして初めてとは思えないほど、色々な角度から質問が投げかけられ、それにいきいきと笑顔で答えられる様子に、会場全体は大変和やかな雰囲気に包まれました。
 講義終了後の質疑応答では、共想法の実施人数や手順など具体的な質問を多数いただきましたので、ご興味を持っていただけたことを実感したことでした。

 今回は講義中心にせずに、ビデオを多用、『共想法』のデモにも参加していただく等、理解を深めていただくよう努めましたので、その反応が気になりましたが、事後のアンケートでほぼ全員から「役立つ情報が得られた」とのお声をいただき、満足度も想定外の高い評価となりました。『共想法』デモに参加された方からいただいた「実際に参加して、考えることが沢山あり、頭を使っている感じがした。機会があればまた参加してみたいと思いました」というお言葉には、伺った甲斐があったと感じる共に、今後の大きな励みになったことでした。
 この講座の開催にあたり、ご尽力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

市民研究員  根岸勝壽 田口良江 松村光輝

春の訪れ Spring has come!

カテゴリ : 
今日の共想法 » 好きなものごと
執筆 : 
NagahisaH 2015-10-4 8:00
 この人形は、婚約時代にラブレターと一緒にいただいたものです。お見合いをした相手でしたが、このプレゼントをきっかけに優しい人柄にひかれて、ますます好きになり、結婚することになりました。私にとっては何より忘れられない記念の品なのです。
 最近は、お見合い結婚が大分減っているように聞きますが、私の一番のおすすめはお見合いをしてから恋愛関係になり、結婚することだと思っています。

About 60 years ago,these pretty dolls were sent from my fiancé with a letter.
When I saw the dolls, my heart was brimming with happiness.

マカべシルバートピア共想法参加者 K.O.さん


    

かけがえのない贈り物
 

コメント:市民研究員 H.N.さん
「お見合いか?、恋愛か?」というテーマの時に話題提供された写真とのこと。懐かしい雰囲気の、ほのぼのとしたお人形の表情に、贈られたときのK.O.さんの幸福に満ちた気持ちが伝わってくるようでした。そして、心がほんのり温かくなりました。

地震感知装置

カテゴリ : 
今日の共想法 » 私の工夫
執筆 : 
NagahisaH 2015-9-27 8:00
 まもなく発生から4年目を迎える東日本大震災が起こった頃のことです。当時小学1年生だった孫が、親が「今の照明器具は天井に直接付いていて、揺れるものがないので、小さな地震は気が付かない」という話をしているのとを聞いていました。すると、孫は私の机の中から糸と小さなもの(おもり)を出してきて、ぶら下げてくれました。
 それ以来、地震を感じるとついそれを見てしまい、我が家の地震感知装置になっています。その孫も小学5年生になりました。

きらりびと共想法 第2チーム M.N.さん



地震感知装置

コメント:きらりびと T.O.さん
お孫ちゃん、すばらしい発想ですね。うちにもその装置が欲しいです・・!確かに、地震が来ると、何かが揺れていないかと探して、確認しますよね。最近また地震が多いので、不安です。早速、小さな発明家さんのこのアイディアいただきます。
 これは我が家の裏の耕作していない田んぼに棲ん でいる雉(きじ)です。もう10年以上毎年見ていますから、代替わりしているのではないかと思います。4〜7月の間、つがいになり6〜12個のたまごを産んで成鳥になれるのは2〜3羽だそうです。
 雄が決まったテリトリーを持ち、朝から午後1時頃まで20〜30分おきにケッケーンと鳴き雌を呼び寄せます。ドドドと羽音もさせます。雌は幾羽もの雄を訪問し、気にいった雄とつがいになります。強い雄は3〜4羽の雌をつれています。見ていてかわいいのですが、夜中に鳴く事がよくあるので、少し迷惑です。

きらりびと共想法 第1チーム M.T.さん



かわいくて少し迷惑なご近所さん

コメント:きらりびと T.O.さん
雉が棲み着いているというと、何とも環境が良さそうなところだと思いますが、鳴くと大変なのは、やはり どの動物も同じなのですね。車がたくさん通っているかと思いきや、道1本入ると鳥の世界にも事情が色々あり、これまた大変、悩ましげ・・です。たくさんの妻を持っている「キジ夫」さんも大変ですね。

私の寝所

カテゴリ : 
今日の共想法 » 居心地のいい場所
執筆 : 
NagataE 2015-9-13 8:00
  これは春秋バージョンの私の寝所です。壁ドン状態で置いてあるベッドの側には、起きないでも必要なものが直ぐに手に取れるように、色々なものが置いてあります。
 ここには時々息子や娘もやってきては、まったりしています。
  反対側にはテレビが置いてあるので、大好きな京都の旅番組や韓国ドラマを観ながら寝入ることもあります。朝ここからお別れするのは、しぶしぶ、やっとの思いです。
  5月頃は足がだるく、重く、痛かったので、足の部分を高くしたり、冷やしたりと寝心地のいい場所になるように工夫していました。皆様のおすすめ方法があったら、ぜひ教えてほしいですね。

継続コース参加者 N.S.さん



私の寝所

コメント:E.N.さん
自分仕様に整えられた寝床は、まさに天国ですね。私は反対に寝心地を悪くして、早朝起きやすくしています。同じ人生だったら、寝心地がいいほうが絶対にお得だな〜と考えさせられました。深い眠りのためには、寝る直前にお風呂に入るのがいいと聞いたことがあります。
 2015年6月23日、柏市の東葛テクノプラザで開催の設立記念講演会・ワークショップが白熱したため、開始が少しずれこみましたが、交流会は引き続き16時30分より、2階のガラス張り、吹き抜けのラウンジにて行われました。
 
 ほのかにコーヒーの香りが漂う明るい会場に入ると、ご参加の方々はまずはシックな色合いの椅子に腰かけ、ワークショップのほとぼりを冷まして、ほっと一息つかれた様子でした。
 田口研究員の司会で交流会がスタート、ほのぼの研究所大武所長の開会の挨拶の後、共催頂いた東葛テクノプラザの山田伸所長のにこやかなご挨拶を頂き、ほのぼの研究所の上橋理事の親しみをこめたお言葉を添えた音頭で、40数名の参加者一同、大きな声で「乾杯」!体内スイッチは一気に交流会モードONとなりなりました。


ご挨拶をいただいた東葛テクノプラザ山田所長



乾杯の音頭をとって下さった上橋理事

そしていよいよ、色とりどりのケーキやサンドイッチ等を思い思いで取り分け、ゆったりと着席して歓談、心とお腹を存分に満たしました。


なごやかな雰囲気の中、くつろぎ、語らう参加者

 ワークショップのテーマについて、続きを熱く語り合う方々、持ち込んだパソコンで研究課題を披露する研究者を取り囲み、盛んに質疑応答をする方々、久しぶりの再会で積もるお話で盛り上がる方々など、講演会(ワークショップ)とは違うお話の輪、多世代、多分野の交流があちらこちらで見られ、会場の雰囲気は大変和やかなものでした。


市民研究員と学生達との多世代交流



参加者同士、研究課題について語り合う

 宴もたけなわになった頃、恒例の自己紹介の時間となりました。トップは企業関係の方々、そしてトリは、前回同様共催頂いた東葛テクノプラザの方々の順で進みました。どなたも、ウィットに富んだ自己紹介をして下さいましたので、参加者同士は打ち解け、会場はさらに和やかになったことでした。
 そして中締めの挨拶の後、熱気と気合の入った三本締めを行い、爽やかな余韻を残して、交流会は無事閉会となりました。
 
 最後になりましたが、このたびの設立記念講演会・交流会に対して、準備段階から、親身、かつ大変行き届いた多くのお力添えを頂戴いたしました、東葛テクノプラザの関係者の皆様に心より感謝申し上げる次第です。本当にありがとうございました。

市民研究員 清水きよみ

2015年ほのぼの研究所設立記念講演会

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
NagahisaH 2015-8-30 8:00
 2015年6月23日(火)13時30分から、共催させていただいた東葛テクノプラザの多目的ホールにおいて開催された講演会について、報告いたします。テーマは、「高齢者が若者・次世代を支える社会」 〜社会的交流から考える共想法〜で、未来社会に向けて、行政、企業、大学、地域活動に携わる方を迎え、実現方法について討議してきた経過を報告するとともに、更に深める場としてワークショップが企画されました。

 梅雨の曇り空のもと、大武先生をはじめ講師の株式会社プレイケア代表 川崎陽一氏、6名の千葉大学学生、大日本印刷(株)の木村氏、横田氏、東葛テクノプラザの山田所長、藤原副所長、平賀氏他4名、他に産学官民の方々、そして9名の研究員、8名の継続コース参加者と70余名が参集いたしました。


設立記念講演会会場

 最初に、株式会社プレイケア代表である川崎陽一氏の実践報告がありました。玩具メーカーに勤務していた川崎氏は、介護現場の悩みであるレクリエーションを支援すべく、現在の仕事を立ち上げ広く活動しておられます。その並々ならない行動力は、これからのビジネスモデルとなっていくことでしょう。


招待講演 株式会社プレイケア代表 川崎陽一氏

 続く大武先生の基調講演では、本講演会のテーマが設定された経緯が説明されました。科学技術振興機構社会技術研究センターが設定した研究領域「持続可能な多世代共創社会のデザイン」の一環として、平成26年度企画調査事業「共想法による多世代交流支援方法の検討」が進められました。高齢者の認知機能訓練を目的として、高齢者を中心に共想法を実施してきましたが、社会実装に向けて、参加者と実施者を共に多世代に拡張することで、より根本から「防ぎうる認知症にかからない社会」に近づけると考えられます。そのための課題と解決策を明らかにすることを目指し、「高齢者が若者・次世代を支える社会」ビジョン作成のためのワークショップを、大日本印刷ソーシャルイノベーション研究所の協力を得て、先行実施しました。ここで得られた知見をもとに、今回同名のワークショップを企画しました。


基調講演 ほのぼの研究所所長 大武先生

 講演会に続くワークショップ「高齢者が若者・次世代を支える社会に向けて」では、まず、大日本印刷の横田氏から研究経過報告、総合ファシリテータの木村氏から実施説明がありました。その後以下の3つのテーマの中から1つを選び、6〜8名に分けられたグループ毎にテーブルを囲み、選んだテーマについて自分の意見を要旨に記入し、それぞれの班毎に討議しました。そのテーマとは、1.「みんなが参加しやすいいコミュニティとは?」、 2.「継続して参加し続けるための秘訣は?」、3.「さまざまな年齢の方が一緒に活動し続けるには?」の3件です。


ワークショップグループワーク



ワークショップグループ発表



ワークショップグループ発表に熱心に耳を傾ける参加者

 討議した内容は班毎に大きな模造紙にまとめ、パネルに貼り付けて公開しました。班の代表による熱心な発表は、予定時間を25分もオーバーするほどでした。最後に大武先生と川崎氏の講評を伺い、盛会のうちに講演会とワークショップの幕を閉じました。このような稀有な企画は、これからの未来社会に向けた対策を考える時、明るい見通しを抱かせると同時に、大きな励みを与えてくれるものとなりました。

市民研究員 永田映子