ログイン | 新規登録
メインメニュー

ほの研ブログ - 最新エントリー

 2016年4月19日(火)、13時30分より、柏市介護予防センターほのぼのプラザますお「まなび館」にて「ふれあい共想法」1日体験コースを実施しました。今回は20〜70歳台の幅広い年代・分野の方々9名が参加して下さいました。
 まず、大武先生から、ほのぼの研究所の誕生から今日までの経緯や、認知症予防、そして認知症予防手法である共想法、さらに進化した街歩き共想法についての説明がありました。


大武先生による共想法についての講義

 研究員、参加者の自己紹介を終えると早速、研究員4人による共想法のデモンストレーションを観ていただきました。その後、2016年1月から始まった街歩き共想法について、実際に街歩きや共想法を実施している写真や、期待される効果などを示した画面資料を用いて、具体的な理解を深めていただき、街歩きの際に使用する専用アプリを搭載したタブレットの使い方も簡単に説明しました。

 今回は、1日体験コースとしては初めての試みとして、実際に街歩き共想法体験をしていただく企画でしたので、早速、会場周辺散策に出発しました。共想法のテーマは「沿線の風景」。研究員がタブレットの使用方法等をサポートしながら、会場周辺の東武野田線(アーバンパークライン)沿い一帯を、30分ほど巡りました。新緑に映える空のもと、初夏を思わせる陽気も手伝って、初めて会った方々ともすぐに打ち解けて、和気あいあいの話題探しが進みました。


会場周辺を散策しながら街歩きの話題を探す参加者

 会場に戻って、共想法に使用する写真を取り込む間は、当講座主務の田口研究員が、認知症予防に関する座学を行いました。前段の自身の脳血管系疾病を経ての共想法との出会い、それに続くほのぼの研究所との長年にわたる関わりについての体験談や、その後の生き方への熱い思いには、熱心に耳を傾けていただきました。後段の大武先生の論文に基づく「認知症発症リスクを下げる生活習慣、症状と生活習慣病」「認知症の発症を抑制する因子と栄養との関係」(認知症予防に役立つICTより)の講義では、認知症とその予防について理解を深めていただきました。
 
 いよいよ、参加者に2グループに分かれての、共想法がスタート。短時間で巡ったにもかかわらず、話題は空の色、懐かしい趣の時計屋さん、珍しい苗字の表札、興味深い土地区画、マンホール、桜花の花筏、コーラスのサークル案内ポスター等々、参加者の幅の広さを反映した多岐にわたる話題が提供されました。質疑応答ではその道のうんちくが語られたり、出身地や知人との人間関係等へとどんどん話が広がったりと、話題沸騰、お楽しみいただけた様子でした。


参加者による共想法体験


 すべてのスケジュールを終えた後の1階の談話室でのお茶の時間には、アンケートの記入をしていただきながら、大武先生、参加者、研究員との懇談の輪がさらに大きく広がり、和やかに親睦を深める中、閉会となりました。

 アンケートでは、「共想法やほのぼの研究所への理解を深めることができ、相互に情報交換ができて有意義だった」という旨の好意的ご意見を多くいただきました。これを励みに、認知症予防に関する認識がさらに高まり、共想法がひとりでも多くの方にご理解いただけるよう、今後も活動に邁進していきたいと思いました。

市民研究員 長久秀子

中学時代に購入した私の机と、息子が結婚して置いていった学習机。だいぶ古くなった机だが、何とか利用方法がないものか?この2つの机を並べてその上にベニヤ板を敷くと便利に使用できる。机の上にはパソコン、書類やプリンターやスキャナーが並び、結構いっぱいになる。不便を感じないので便利に使っている。このまま使うつもりで、破損したら修理しようと思う。友人からはもういらなくなったからと、高価な机を進呈するといわれるが、その気になれない。

きらりびと共想法参加者 S.I.さん



古い机

コメント:市民研究員 M.N.さん
中学時代の机、私も初めて買ってもらったのは中一の時でした。そして、息子さんの机、思い出もいっぱい詰まっていて、捨てられませんよね。2つの机を並べ、効率よく工夫されている K.I.さんの姿が思い浮かびます。
 主人が「切れない包丁ばかりだ」と言って通販で包丁を買いました。包丁が届いたのを機に包丁の断捨離をしました。8本の包丁がありましたが、その中で5本の包丁を何とか選び出し処分することにしました。全く使っていなかった包丁ですが、いざ捨てるとなるとあれこれ迷ってしまいました。新しい包丁は新潟県の三条市で作られた三徳包丁です。切れない包丁になれた私は、スパッと切れる包丁に戸惑っています。

継続コース K.M.さん 




包丁

コメント:市民研究員 T.Y.さん
 断捨離した愛着のある包丁は写真に残りましたね。
新しい包丁は切れ味がよく気持ちがいいですが、指を切らないように気を付けてください。
三徳包丁は、肉・魚・野菜と三つの食材に使える万能包丁と聞いたことがあります。三条市の調理器具は有名です。一生使えるよいお買い物をなさいましたね。

使用防止の電話機

カテゴリ : 
今日の共想法 » 不便
執筆 : 
NoguchiM 2016-5-15 8:00
孫が成長し、電話機を扱い回し、ダイアルをしているうちに、他人様のお宅にかかってしまうことがありました。よその人に迷惑をかけぬよう、使用を繰り返さぬようにと、全体をテープで巻いて孫が使えぬように処置しました。ところが、大人が使用時はテープをはがしたり、使用後はテープを巻いたりで、大いに不便になってしまいました。

きらりびと共想法参加者 K.I.さん



使用防止の電話機

コメント:市民研究員 M.N.さん
お孫さんの成長、楽しみですね。いたずらぶりの様子がよく分かります。テープを巻いてしまった電話機、それは不便ですね。電話機に限らずお孫さんの手が届かぬところに置くよう、工夫されてください。

人参のダンス

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
NoguchiM 2016-5-8 8:00
私はよく道の駅で野菜を買います。暮れに買い物に行った時、黄色い人参が袋いっぱいに入っていました。中を見るとどの人参も様々な形をしていて、テーブルに広げるとダンスをしているような感じになり、楽しくなって写真を撮りました。お正月の筑前煮にも使いましたが、黄色がとても綺麗で柔らかく美味しくいただきました。

きらりびと共想法参加者 Y.S.さん



人参のダンス

コメント:市民研究員 M.N.さん
写真のタイトルを普通なら「変形人参」とするところを「人参のダンス」とは、面白いですね。正に共想法で言う「視点を替えて話題を見つける」そのものです。自分の視点では気づかないが、このブログの作品に出会え、視点を替える大切さを改めて気づかされました。

鹿手袋街歩き共想法実施報告

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TaguchiY 2016-5-1 8:00
 2016年3月28日、埼玉県さいたま市南区鹿手袋にて、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所とシゴトラボ合同会社共催、ほのぼの研究所と千葉大学を後援として、「鹿手袋〜『名前の由来』と『隠れた名所』をたどる街歩き」が行われました。

 シゴトラボ合同会社は、「100歳まで働けるものづくりの職場」をめざして、孫育てグッズの企画制作販売をしている埼玉県の企業です。かねてよりほのぼの研究所と協働して下さっている大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、大企業と中小企業が共に地域や社会にとって新しい"価値"を生み出すために連携するプロジェクト「グッドビジネスニッポン」で募集した「いきいきシニアライフ共想プロジェクト」に、シゴトラボ合同会社が応募採択されたことから、この企画が実現しました。

- いきいきシニアライフ共想プロジェクト
- シゴトラボ合同会社

 採択されたテーマ「「共想法で地図づくりをする」を展開するにあたり、先ずは街歩き共想法を行い、フォトブックを作成しようということで、今回の「鹿手袋街歩き共想法」が企画された次第です。


「ヘルシーカフェのら」の外観

 ほのぼの研究所から、大武美保子先生、清水市民研究員、学生研究員鷺谷が参加した今回の街歩きは、参加者に小学生を含むというこれまでにない形のもので、総勢25名の参加となりました。共想法開催場所は、シゴトラボ合同会社に隣接する「ヘルシーカフェのら」。木の香りのする、明るく温かみのある店内で、参加者への説明を行った後、同カフェの大家の方に先導していただき、鹿手袋近辺の「名所」を全員で散策しました。


鹿手袋は小道が入り組んだ住宅街です

 「漁船を彷彿とさせる名前のデイケアセンター」や「老舗の洋食店」などの鹿手袋の隠れた名所を1時間ほど散策した後、共想法が始まりました。写真について、時間を意識して話し、質問するという初めての体験に、共想法の開始前は、参加者はやや緊張した面持ちでしたが、「高架下」や「桜」、「怪しい研究所」などの個性的な写真や、子どもの微笑ましい発表などが続くにつれ、会場は間もなく和気あいあいとしたムードに包まれました。3グループの共想法の後、アンケートなどを記入していただき、解散となりました。


子ども達も参加した共想法

 準備に時間がかかり予定時間を過ぎるなど課題もありましたが、今回の取り組みのチャレンジで、ほの研が協働しあえる団体の仲間の輪を広げられ、今後の活動の可能性を感じました。

学生研究員 鷺谷峻記

我が家のみかんの木には、例年は小さくても、50ケ位とたくさん実ります。今年は3ケだけでしたが、大粒のものが実ったので、とても楽しみにしていましたが、いざ穫ろうとした時には鳥に食べられてしまっていて、がっかりしました。
みかんの側にあるゆずの木には、50ケほどきれいな実がついていました。鳥たちはゆずが美味しくないのを知っているのでしょうか、残念でした。

継続コースM.A.さん



先に鳥に食べられてしまったみかん

コメント:市民研究員 M.M.さん
自宅の庭にみかんの木があるのですか。うらやましい限りですね。鳥に食べられてしまったとは、残念ですね。それだけおいしいみかんだということですよ。皮が固いものは、鳥も手を出せないのではないでしょうか。

渋柿

カテゴリ : 
今日の共想法 » 笑い・失敗談
執筆 : 
NegishiK 2016-4-17 8:00
あのどうにもならない感覚が忘れられません。ウォーキング途中、ふざけた友人が「美味いよ」と手渡してくれた大好物の柿にかぶりついた瞬間、口の中は「シブ」で充満、またたく間に体中にまで渋さが回った感じになりました。耐えられなくて、恥も外聞もなく騒いでしまった醜態に、仲間達はおおいに笑い転げていました。

継続コース参加者 A.K.さん



渋柿

コメント:市民研究員K.N.さん
私も、それと知らず渋柿を食べたことがあります。幼少の頃、我が実家には柿の木が何本もあり、どれも甘柿でしたので、柿とは甘いものと思い込んでいたのでしょうか、近所の家のたわわに実った柿を採って食べたらこれがなんと渋い事。柿泥棒はいけませんね。

金沢市内の酒造工場見学

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
MatsumuraM 2016-4-10 8:00
先日所用で、金沢市まで新幹線で出かけました。その折老舗の酒造を見学しました。特に白い泡がぶくぶくと立つ様子に感動しました。また、お酒ができる各工程で試飲をさせていただくことができました。10種類を超えるお酒の飲み比べを含めると、かなりの量をいただいたことになります。最近では、製造技術を活かした日本酒生まれの化粧品やお菓子など、様々な商品も手掛けているそうです。

市民研究員 E.N.さん



金沢市内の酒造工場見学

コメント:市民研究員 M.M.さん
新酒の各工程での試飲とは、大変貴重な体験をされましたね。また10種類を超えるお酒の飲み比べなど、写真を拝見しただけで、うらやましくなり、私の顔面まで赤みを帯び気分よくなりました。金沢に行くと色々体験できますね。
茨城県桜川市真壁町田にある小田部鋳造は800年の歴史がある、全国でも数少ない梵鐘の鋳造所のひとつです。作った梵鐘に菊の御紋を使うことが許されています。私は小田部の親戚にあたりますので、大変誇りに思っています。見学ができる日に夫婦で訪れて、写真を撮りました。冬はいいですが、夏の作業は灼熱地獄と聞きました。

マカベ共想法参加者K.O.さん



合金を梵鐘の型に流し込む作業

コメント:市民研究員K.N.さん
スゴイですね、あの除夜に撞く鐘を作っているとは、千数百度に溶かした鉄を鋳型に入れて作るわけでしょう。真夏の暑さが灼熱地獄、わかるように思います。私も一度見てみたくなりました。