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2015年12月15日13時30分より、今年で8回目になる恒例の、ほのぼの研究所クリスマス講演会・交流会を開催致しました。開催地はこれまでの東葛地域:千葉大学柏の葉キャンパスシーズホールや東葛テクノプラザからはやや遠隔の千葉市中央区のきぼーる(Qiball)15階の千葉市ビジネス支援センター多目的室となりました。また、公益財団法人千葉市産業振興財団との共催という、初めての試みでもあります。このため、「へルスツーリズム〜健康観光事業の創出に向けて〜」をテーマに、正式名称を「ビジネス交流会・クリスマス講演会」と銘打った、従来とは趣向を変えたものとなり、民産官学から70名が参集いたしました。
準備に当たっては、ビジネス交流会開催のご経験豊富な千葉市産業振興財団のご担当の、下田由美様、梶智裕様に、当初より全幅の信頼を寄せてご協力頂き、この日を迎えることができました。この場を借りて、感謝申し上げます。
千葉市のきぼーる(Qiball)
千葉市街地にそびえ立つきぼーる(Qiball)は科学館、子供・子育て関連等複数の施設が集積する建物ですが、ガラス張りの明るくユニークなアトリウムに足を踏み入れた途端、いやがうえにも新しい知見や出会いへの期待が高まりました。早めに集合した大武所長、市民研究員、共想法継続コース受講者、大武研究室の学生等は、記念撮影をした後、皆様のご参集を待ちました。
ほのぼの研究所の関係者
講演会はまず、主催者挨拶として千葉市産業振興財団理事長 北村彰英様が、新しいビジネスに取り組む産学連携の重要性を力強く語られ、次いでNPO法人ほのぼの研究所の大武美保子代表理事・所長から、新しいアイデアによる新事業を、企業、大学と連携してビジネスに繋げるNPOの存在の有用性が述べられました。
千葉市産業振興財団 北村彰英理事長
満員の講演会場
特別講演は、株式会社ジェイティビー グループ本社事業創造部企画・開発部長の盒郷佳氏による「ヘルスツーリズムの過去・現在・未来‐新事業創出のポイント」。氏はJTBヘルスツーリズム研究所 所長をはじめとして、数々の要職に就かれている、日本のヘルスツーリズム分野の第一人者です。それだけに、日本のヘルスツーリズム創成期からの豊富な経験や見識に基づいて、時代の趨勢と照らし合わせて、マーケティング的見地を含めて国内外のビジネス事例をわかりやすく紹介、さらに課題や今後への期待、抱負も熱く語られました。参加者はややこれまで少々馴染みの薄かったヘルスツーリズムへの理解を深めるとともに、新事業創出の数々のヒントを得ることができました。
株式会社ジェイティビー 盒郷佳氏
続く、千葉大学准教授、NPO法人ほのぼの研究所大武美保子代表理事・所長による基調講演:「多世代共創による健康観光支援サービスの開発」-街歩き共想法の事業化に向けた取り組み-では、認知症予防につながるヘルスツーリズム事業として「街歩き共想法」が挙げられました。千葉大学の普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、「健康観光支援サービス」の開発を目的とする授業の一環として企画・立案・運営を行う取り組みについて述べました。講演会1か月前の2015年11月15日に実施した「成田山街歩き共想法」の記録動画視聴では、展開事例を具体的に体感していただきました。
また、ほのぼの研究所の活動実態や今後の展望の紹介とともに、認知症予防手法である「共想法」の「街歩き共想法」や「本作り街歩き共想法」への発展プロセスや付加価値、そして産学連携構想への強い思いが述べられました。
ほのぼの研究所 大武美保子所長
最後に、「自身のアイデアで”千葉でヘルスツーリズム”企画に挑戦しよう!」のテーマで、個人ワークの時間が設けられ、参加者は先の講演から得た知見やこれまでの体験等から、思い思いにアイデアに知恵を絞りました。講師陣の目にとまった光るアイデアは、続く交流懇親会で披露されると告げられたこともあったからか、閉会までしばらくの間、会場には熱心にペンを走らせる音が響きました。
熱心に個人ワークの課題に取り組む参加者
準備に当たっては、ビジネス交流会開催のご経験豊富な千葉市産業振興財団のご担当の、下田由美様、梶智裕様に、当初より全幅の信頼を寄せてご協力頂き、この日を迎えることができました。この場を借りて、感謝申し上げます。
千葉市のきぼーる(Qiball)
千葉市街地にそびえ立つきぼーる(Qiball)は科学館、子供・子育て関連等複数の施設が集積する建物ですが、ガラス張りの明るくユニークなアトリウムに足を踏み入れた途端、いやがうえにも新しい知見や出会いへの期待が高まりました。早めに集合した大武所長、市民研究員、共想法継続コース受講者、大武研究室の学生等は、記念撮影をした後、皆様のご参集を待ちました。
ほのぼの研究所の関係者
講演会はまず、主催者挨拶として千葉市産業振興財団理事長 北村彰英様が、新しいビジネスに取り組む産学連携の重要性を力強く語られ、次いでNPO法人ほのぼの研究所の大武美保子代表理事・所長から、新しいアイデアによる新事業を、企業、大学と連携してビジネスに繋げるNPOの存在の有用性が述べられました。
千葉市産業振興財団 北村彰英理事長
満員の講演会場
特別講演は、株式会社ジェイティビー グループ本社事業創造部企画・開発部長の盒郷佳氏による「ヘルスツーリズムの過去・現在・未来‐新事業創出のポイント」。氏はJTBヘルスツーリズム研究所 所長をはじめとして、数々の要職に就かれている、日本のヘルスツーリズム分野の第一人者です。それだけに、日本のヘルスツーリズム創成期からの豊富な経験や見識に基づいて、時代の趨勢と照らし合わせて、マーケティング的見地を含めて国内外のビジネス事例をわかりやすく紹介、さらに課題や今後への期待、抱負も熱く語られました。参加者はややこれまで少々馴染みの薄かったヘルスツーリズムへの理解を深めるとともに、新事業創出の数々のヒントを得ることができました。
株式会社ジェイティビー 盒郷佳氏
続く、千葉大学准教授、NPO法人ほのぼの研究所大武美保子代表理事・所長による基調講演:「多世代共創による健康観光支援サービスの開発」-街歩き共想法の事業化に向けた取り組み-では、認知症予防につながるヘルスツーリズム事業として「街歩き共想法」が挙げられました。千葉大学の普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、「健康観光支援サービス」の開発を目的とする授業の一環として企画・立案・運営を行う取り組みについて述べました。講演会1か月前の2015年11月15日に実施した「成田山街歩き共想法」の記録動画視聴では、展開事例を具体的に体感していただきました。
また、ほのぼの研究所の活動実態や今後の展望の紹介とともに、認知症予防手法である「共想法」の「街歩き共想法」や「本作り街歩き共想法」への発展プロセスや付加価値、そして産学連携構想への強い思いが述べられました。
ほのぼの研究所 大武美保子所長
最後に、「自身のアイデアで”千葉でヘルスツーリズム”企画に挑戦しよう!」のテーマで、個人ワークの時間が設けられ、参加者は先の講演から得た知見やこれまでの体験等から、思い思いにアイデアに知恵を絞りました。講師陣の目にとまった光るアイデアは、続く交流懇親会で披露されると告げられたこともあったからか、閉会までしばらくの間、会場には熱心にペンを走らせる音が響きました。
熱心に個人ワークの課題に取り組む参加者
市民研究員 松村 光輝
2016年 申年
長野県 地獄谷野猿公苑の母子猿
旧年は、「防ぎうる認知症にかからない社会」につながる、共想法を起点とする新しい認知症予防事業の創出に向けて、これまでにも増して、多方面との連携による事業を展開した一年となりました。活動を支えて下さったすべての方々に、心より感謝申し上げます。
第一に、2014年よりはじめた街歩き共想法は、大学、病院、企業との連携により、ヘルスツーリズム事業としての展開を意識して開催しました。
2015年3月には、愛知県豊田市足助町において、名古屋大学と足助病院との連携により、病院を中心とする健康な街づくりと観光による地域活性化をはかるモデル事業として実施しました。
また、同じく3月に、千葉県柏市柏の葉スマートシティにおいて、スイスの研究者を主な対象に、インバウンドの健康観光のモデル事業として実施しました。科学技術振興機構、スイス大使館、チューリッヒ大学が共催する、日本―スイス 合同ワークショップの現地視察の受入機関として協力しました。
11月には、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」実習生、大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所、株式会社JTBコーポレートセールス法人営業千葉支店と連携し、千葉県成田市成田山新勝寺および成田山公園一帯で実施しました。街歩き共想法に加えてフォトブックを作成することで、事業としての付加価値を高める可能性を探りました。
第二に、「防ぎうる認知症にかからない社会」の土台となる「高齢者が役割を持ち、多世代へ貢献することができる社会」において共想法を活用する方法を明らかにするため、共想法の多世代への展開と、多世代による実施運営に取り組みました。
2015年1月から2月にかけて、科学技術振興機構の調査事業として、多世代が参加するワークショップを開催し、高齢者が若者、次世代を支える持続可能な社会の実現に必要な要素を明らかにしました。
さらに、新たな取り組みとして、8月より千葉大学の実習生を6名受け入れ、企業と連携し、上述したように、フォトブックを作成する本づくり街歩き共想法の企画運営を支援しました。
第三に、年2回、夏と冬に自主事業として開催してきた講演会を、地域の産業振興を支援する公的機関との共催事業として実施しました。
具体的に、2015年6月の設立記念講演会は、千葉県柏市の東葛テクノプラザにおいて、千葉県産業振興センターと共催しました。12月のクリスマス講演会は、千葉県千葉市の千葉市ビジネス支援センターにおいて、千葉市産業振興財団と共催しました。いずれも、講演だけでなく、参加者がアイディアを出し合うワークショップの時間を設ける、参加型の企画としました。
一連の活動実績が認められ、2015年3月には、コープみらい地域かがやき賞を受賞し、8月には、大同生命厚生事業団のシニアボランティア活動助成に採択されました。10月には、当研究所の大武美保子代表理事・所長が、千葉大学先進科学賞を受賞しました。
新年は、これまで活動を共にした、もしくは、今後の展開に必要な組織と連携しながら、活動と共に人の流れを作り出し、活動の推進に携わる人の輪を拡げて参ります。企業、自治体、公的機関、大学、病院や介護施設等と連携することを通じて、共想法事業を次々と生み出す触媒としての役割を強化し、「防ぎうる認知症にかからない社会」の実現に向けて、歩を進めたいと思います。
本年もご指導ご鞭撻ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
2016年元旦
NPO法人ほのぼの研究所代表理事・所長
千葉大学准教授 大武美保子
ほのぼの研究所では、2014年1月より共想法と街歩きを組み合わせた手法「街歩き共想法」を実施してまいりました。 第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧下さい。
先々週より、順次街歩きのコース毎に報告をしています。今週はごゆるりコースからです。
ごゆるりコースメンバー
ごゆるりコースには、女性7名,男性2名の計9名.老若男女バラエティ豊かな面々が集まりました。成田山近くの米屋観光センターに到着する頃には,前日来のあいにくの雨も小降りになったので、傘をタブレットやカメラに持ち替えて,街歩きをスタートしました。
まずは成田山へ、ということで雰囲気のある土産物屋の並ぶ参道を新勝寺に向かいました。立派な総門をくぐり、境内でお手水を済ませ、便利なエレベーターの力も借りながら、本堂前へたどり着きました。多くの参拝客が訪れるからでしょう、境内にこれまで余り見かけたことのない歩行に不安のある方、車いす・ベビーカー利用者に配慮したエレベーターが設置されていることに感激しました。
お手水も忘れずに
景観に溶け込むバリアフリー対応のエレベーター
境内はあいにくの天気にもかかわらず,非常に多くの人でにぎわっていました。ちょうど七五三の日でもあったため、慣れない着物、袴などに身を包んだ子供連れの家族の姿が数多くありました。また、本堂付近で開催されていた菊花展では、多種多彩な花色や趣向をこらした魅せ方があることに驚かされました。本堂でお参りをしている間、堂内に響く凛とした読経の声には、不思議と気持ちが落ち着きました。
菊花展の多彩な盆栽・鉢物
参詣後は本堂周りの三重塔をはじめとする立派な建物をめぐり,その色合いや造りの豪華さに圧倒されるとともに、それらが現在まで色鮮やかに維持・保存されていることへの努力も感じることができました。
豪華な造りの三重塔
少しだけ足を踏み入れた成田山公園は残念ながら紅葉の季節には早かったようですが、
植物に興味のあるメンバー達は、長年にわたり自然が織りなしたまたとない風情に心奪われた様子でした。
次いで、一行はお土産モードに切り替わりました。コンパクトな店内に所せましと陳列されている境内のお土産屋さんは、多種多様な商品には目移りしてしまうほど。店主からひとつひとつのご利益について親切、丁寧に説明してもらいました。
親切な説明をしてくれた境内のお土産屋さん
門を抜けて小休止した後は、参道のお土産屋さんへ。古い造りのお店が多い雰囲気のある通りは、名物の鉄砲漬を中心にした漬物店が目立ちました。昔懐かしい甘味や和菓子、レトロなラムネやご当地キャラを配したサイダー等々、普段は見かけないものをみつけては、ついつい気になって買ってしまいました。
レトロなラムネ&ご当地キャラのサイダーに興味津々
ごゆるりコースはネーミングのとおり、ゆとりを持って街歩きをすることができましたので、成田山をよく訪れているというメンバーから、「きょうは、普段は見ていなかったところをじっくり参詣することができた」との声をいただきました。
その後の共想法では,コースの異なる他のコースと情報の共有ができて、成田山にはまだまだ知らないスポットがあることがわかり、個人的にまた訪れてみたくなりました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧下さい。
先々週より、順次街歩きのコース毎に報告をしています。今週はごゆるりコースからです。
ごゆるりコースメンバー
ごゆるりコースには、女性7名,男性2名の計9名.老若男女バラエティ豊かな面々が集まりました。成田山近くの米屋観光センターに到着する頃には,前日来のあいにくの雨も小降りになったので、傘をタブレットやカメラに持ち替えて,街歩きをスタートしました。
まずは成田山へ、ということで雰囲気のある土産物屋の並ぶ参道を新勝寺に向かいました。立派な総門をくぐり、境内でお手水を済ませ、便利なエレベーターの力も借りながら、本堂前へたどり着きました。多くの参拝客が訪れるからでしょう、境内にこれまで余り見かけたことのない歩行に不安のある方、車いす・ベビーカー利用者に配慮したエレベーターが設置されていることに感激しました。
お手水も忘れずに
景観に溶け込むバリアフリー対応のエレベーター
境内はあいにくの天気にもかかわらず,非常に多くの人でにぎわっていました。ちょうど七五三の日でもあったため、慣れない着物、袴などに身を包んだ子供連れの家族の姿が数多くありました。また、本堂付近で開催されていた菊花展では、多種多彩な花色や趣向をこらした魅せ方があることに驚かされました。本堂でお参りをしている間、堂内に響く凛とした読経の声には、不思議と気持ちが落ち着きました。
菊花展の多彩な盆栽・鉢物
参詣後は本堂周りの三重塔をはじめとする立派な建物をめぐり,その色合いや造りの豪華さに圧倒されるとともに、それらが現在まで色鮮やかに維持・保存されていることへの努力も感じることができました。
豪華な造りの三重塔
少しだけ足を踏み入れた成田山公園は残念ながら紅葉の季節には早かったようですが、
植物に興味のあるメンバー達は、長年にわたり自然が織りなしたまたとない風情に心奪われた様子でした。
次いで、一行はお土産モードに切り替わりました。コンパクトな店内に所せましと陳列されている境内のお土産屋さんは、多種多様な商品には目移りしてしまうほど。店主からひとつひとつのご利益について親切、丁寧に説明してもらいました。
親切な説明をしてくれた境内のお土産屋さん
門を抜けて小休止した後は、参道のお土産屋さんへ。古い造りのお店が多い雰囲気のある通りは、名物の鉄砲漬を中心にした漬物店が目立ちました。昔懐かしい甘味や和菓子、レトロなラムネやご当地キャラを配したサイダー等々、普段は見かけないものをみつけては、ついつい気になって買ってしまいました。
レトロなラムネ&ご当地キャラのサイダーに興味津々
ごゆるりコースはネーミングのとおり、ゆとりを持って街歩きをすることができましたので、成田山をよく訪れているというメンバーから、「きょうは、普段は見ていなかったところをじっくり参詣することができた」との声をいただきました。
その後の共想法では,コースの異なる他のコースと情報の共有ができて、成田山にはまだまだ知らないスポットがあることがわかり、個人的にまた訪れてみたくなりました。
(ごゆるりコース)
千葉大学工学部メディカルシステム工学科2年 根本卓也
ほのぼの研究所では、2014年1月より共想法と街歩きを組み合わせた手法「街歩き共想法」を実施してまいりました。 第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧ください。
先週より、順次街歩きのコース毎に報告をしています。今週はお散歩コースからです。
お散歩コースのメンバー
お散歩コースのメンバーは、ほのぼの研究所の共想法継続コース参加者2名、市民研究員1名、大日本印刷の方1名、大武研究室2名、地域NPO活動体験参加者2名の合計8名でした。初めて成田山に来られた方もおり、新たな出会いや発見に胸を躍らせながらスタートしました。
まず、成田山の玄関である総門付近で、グループの集合写真を撮影し、新勝寺に参詣しました。 ちょうど、菊花祭りが開催されていて、大本堂前には成田山の文字をかたどった見事な菊の飾りが設置されており、菊花展も開かれていました。また、七五三のお祝いに訪れた家族連れにもたくさん出会いました。小さい子供たちが立派な和服に身をつつみ、家族に手を引かれている姿をほほえましく思いました。
その後、成田山公園に向かいました。14日から成田山公園は『紅葉祭り』と聞いていたので、真っ赤に色づいた紅葉を期待しながら足を踏み入れましたが、残念なことにあまり紅葉していませんでした。今年は紅葉の時期が遅いのでしょうか?けれども、ところどころ紅葉している木々もあり、緑と赤のコントラストを楽しむことができました。散策中、海外から訪れた方とも会話が弾んで交流の輪が広がるという、思いがけない嬉しい体験もすることができました。
色づき始めた木々
アラカシの巨木を見上げるメンバー
海外からのお客様とも交流
成田山公園で自然を満喫した後、参道を散策しました。昔の日本家屋を模したお店や江戸時代に建てられ重要文化財に指定されている建造物が立ち並び、少しタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができました。たくさんの飲食店がありましたが、成田名物のうなぎ屋さんが目立ちました。店頭でうなぎを捌いているところを見ることができ、料理人さんの手際の良さに驚きました。他にもようかんや鉄砲漬け、手ぬぐいのお店を見つけることができました。手ぬぐい屋さんでは手ぬぐいを広げて壁に展示してあって、とてもきれいでかわいらしく見えました。
昔の面影を残す参道
散策終了後は、バスでホテルに向かい昼食をとりました。たくさん歩いた後で、バイキングスタイルで好みのものが食べられるとあって、いつもよりおいしく感じてたくさん頂けました。
その後の共想法では、同じテーマでも、注目するものがそれぞれ違うことがとても面白いと思いました。今までにはなかった新しい視点を持つことができました。
共想法無事終了後、講評を聞きながら、ほっと一息
残念ながら晴天には恵まれませんでしたが、グループの色々な年代の方々と話ができて、素敵な景色や話題を共有することができて、大満足の一日となりました。今回発見した成田山の魅力を家族や友人にも伝えたいと思いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧ください。
先週より、順次街歩きのコース毎に報告をしています。今週はお散歩コースからです。
お散歩コースのメンバー
お散歩コースのメンバーは、ほのぼの研究所の共想法継続コース参加者2名、市民研究員1名、大日本印刷の方1名、大武研究室2名、地域NPO活動体験参加者2名の合計8名でした。初めて成田山に来られた方もおり、新たな出会いや発見に胸を躍らせながらスタートしました。
まず、成田山の玄関である総門付近で、グループの集合写真を撮影し、新勝寺に参詣しました。 ちょうど、菊花祭りが開催されていて、大本堂前には成田山の文字をかたどった見事な菊の飾りが設置されており、菊花展も開かれていました。また、七五三のお祝いに訪れた家族連れにもたくさん出会いました。小さい子供たちが立派な和服に身をつつみ、家族に手を引かれている姿をほほえましく思いました。
その後、成田山公園に向かいました。14日から成田山公園は『紅葉祭り』と聞いていたので、真っ赤に色づいた紅葉を期待しながら足を踏み入れましたが、残念なことにあまり紅葉していませんでした。今年は紅葉の時期が遅いのでしょうか?けれども、ところどころ紅葉している木々もあり、緑と赤のコントラストを楽しむことができました。散策中、海外から訪れた方とも会話が弾んで交流の輪が広がるという、思いがけない嬉しい体験もすることができました。
色づき始めた木々
アラカシの巨木を見上げるメンバー
海外からのお客様とも交流
成田山公園で自然を満喫した後、参道を散策しました。昔の日本家屋を模したお店や江戸時代に建てられ重要文化財に指定されている建造物が立ち並び、少しタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができました。たくさんの飲食店がありましたが、成田名物のうなぎ屋さんが目立ちました。店頭でうなぎを捌いているところを見ることができ、料理人さんの手際の良さに驚きました。他にもようかんや鉄砲漬け、手ぬぐいのお店を見つけることができました。手ぬぐい屋さんでは手ぬぐいを広げて壁に展示してあって、とてもきれいでかわいらしく見えました。
昔の面影を残す参道
散策終了後は、バスでホテルに向かい昼食をとりました。たくさん歩いた後で、バイキングスタイルで好みのものが食べられるとあって、いつもよりおいしく感じてたくさん頂けました。
その後の共想法では、同じテーマでも、注目するものがそれぞれ違うことがとても面白いと思いました。今までにはなかった新しい視点を持つことができました。
共想法無事終了後、講評を聞きながら、ほっと一息
残念ながら晴天には恵まれませんでしたが、グループの色々な年代の方々と話ができて、素敵な景色や話題を共有することができて、大満足の一日となりました。今回発見した成田山の魅力を家族や友人にも伝えたいと思いました。
(お散歩コース)
千葉大学 法政経学部法政経学科1年 小澤英李佳
ほのぼの研究所では、2014年1月より共想法と街歩きを組み合わせた手法「街歩き共想法」を実施してまいりました。
第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧下さい。
今週より、順次街歩きのコース毎に報告をいたします。まずは健脚コースからです。
健脚コースメンバー
今回の街歩きで最も広い範囲を歩いた健脚コースは、ほのぼの研究所の共想法継続コース参加者3名、賛助会員1名、市民研究員1名、大武研究室の学生2名、そして地域NPO活動体験参加者2名、計9名の足に自信のある精鋭がメンバーでした。
行きのバスでは天候がよくないため、成田山公園巡りは無理かな…と思われましたが、皆さんの普段の善行(?)の賜物でしょうか?成田に着いて街歩きに出る頃には、雨はやんでちょうどよい散策日和となりました。
成田山に詳しいメンバーの先導のもと、まずは総門をくぐって大本堂でお参りしました。当日は七五三でもあったため、家族連れも多く、着飾った子供たちにほっこりさせられました。
その後、おみくじの結果に一喜一憂しながら、裏手の成田山公園を回りました。一面の紅葉とまではいかなかったものの、赤と緑のグラデーションや銀杏の道など、所々に秋を感じさせる景色が広がっていました。
成田山公園の紅葉
雄飛の滝
池や滝の景色を楽しんだ後は、成田山の仏教建築を巡りました。特に、池から少し上ると見えてくる平和の大塔は、面前の西洋式花壇と噴水が、朱塗りの塔本体と不思議と調和していて印象的でした。
平和の大塔
一通り回って本堂に戻り、その日が最終日だった菊花展を見学、多種多様な色・形の菊に感心しつつ、これらを育て上げた方々の苦労に思いをはせました。
境内から出て、次は参道をぶらりと巡ることに。ちょうどお昼時で人通りも多く、立ち並ぶうなぎ屋からは食欲を誘う何ともいえない香りが…。価格表を気にしないようにしつつも、再訪する際には必ず立ち寄ろうと決意しました。
その後は、予定よりやや早めに切り上げて、信徒会館1Fにてお菓子とお茶で一服しましたが、話が弾んであっという間に集合の時刻となってしまったので、集合場所のバス乗場へと戻りました。
バス乗り場に向かうメンバー
いつもなら、ありきたりの『名所』だけを見て満足してしまいがちですが、共想法のための話題を探すことを意識しながら、写真を撮り、歩いてみると、また違った景色を感じ取れることに喜びを感じた一日でした。
第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
企画全体の報告は成田山街歩き共想法実施報告をご覧下さい。
今週より、順次街歩きのコース毎に報告をいたします。まずは健脚コースからです。
健脚コースメンバー
今回の街歩きで最も広い範囲を歩いた健脚コースは、ほのぼの研究所の共想法継続コース参加者3名、賛助会員1名、市民研究員1名、大武研究室の学生2名、そして地域NPO活動体験参加者2名、計9名の足に自信のある精鋭がメンバーでした。
行きのバスでは天候がよくないため、成田山公園巡りは無理かな…と思われましたが、皆さんの普段の善行(?)の賜物でしょうか?成田に着いて街歩きに出る頃には、雨はやんでちょうどよい散策日和となりました。
成田山に詳しいメンバーの先導のもと、まずは総門をくぐって大本堂でお参りしました。当日は七五三でもあったため、家族連れも多く、着飾った子供たちにほっこりさせられました。
その後、おみくじの結果に一喜一憂しながら、裏手の成田山公園を回りました。一面の紅葉とまではいかなかったものの、赤と緑のグラデーションや銀杏の道など、所々に秋を感じさせる景色が広がっていました。
成田山公園の紅葉
雄飛の滝
池や滝の景色を楽しんだ後は、成田山の仏教建築を巡りました。特に、池から少し上ると見えてくる平和の大塔は、面前の西洋式花壇と噴水が、朱塗りの塔本体と不思議と調和していて印象的でした。
平和の大塔
一通り回って本堂に戻り、その日が最終日だった菊花展を見学、多種多様な色・形の菊に感心しつつ、これらを育て上げた方々の苦労に思いをはせました。
境内から出て、次は参道をぶらりと巡ることに。ちょうどお昼時で人通りも多く、立ち並ぶうなぎ屋からは食欲を誘う何ともいえない香りが…。価格表を気にしないようにしつつも、再訪する際には必ず立ち寄ろうと決意しました。
その後は、予定よりやや早めに切り上げて、信徒会館1Fにてお菓子とお茶で一服しましたが、話が弾んであっという間に集合の時刻となってしまったので、集合場所のバス乗場へと戻りました。
バス乗り場に向かうメンバー
いつもなら、ありきたりの『名所』だけを見て満足してしまいがちですが、共想法のための話題を探すことを意識しながら、写真を撮り、歩いてみると、また違った景色を感じ取れることに喜びを感じた一日でした。
(健脚コース)
千葉大学法政経学部法政経学科1年 鷺谷 駿
ほのぼの研究所では、2014年1月より共想法と街歩きを組み合わせた手法「街歩き共想法」を実施してまいりました。第8回目は、2015年11月15日、千葉県成田市の成田山周辺にて行いました。
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
今回は企画・立案・運営に携わった「地域NPO活動体験」参加の学生より報告いたします。
バスで柏駅前を8時半に出発して早々、「地域NPO活動体験」参加者の学生が「旅のしおり 街歩き共想法 in 成田山」をもとに、スケジュールや3つの街歩きコース、共想法に使う写真を撮影・登録をするタブレット(ほのタブ)の使い方、写真の撮り方、共想法等、それぞれが分担した項目について説明を行いました。
あいにくの雨の中、柏を出発
「旅のしおり 街歩き共想法 in 成田山」
雨空は、1時間半ほどバスに揺られて成田山に到着してしばらくすると、曇空になり、11月にしては暖かい1日となりました。
市民研究員、共想法継続コース参加者、賛助会員等ほのぼの研究所の関係者、大日本印刷の方、大武研究室や私たち「地域NPO活動体験」の学生、総勢29名は旅の駅米屋観光センターで顔合わせをした後、10時過ぎから、「健脚コース」「お散歩コース」「ごゆるりコース」の3つのグループに分かれて、成田山の街歩きに出発しました。どのグループも気力・体力(脚力)に合わせて街歩きの楽しさを味わえるようにと、コース設計にも工夫しました。
色づき始めた成田山公園の自然を思い思いに満喫して、感動すると同時に、境内の建物やたたずまい、参道に歴史や文化を感じることができました。
成田山大本堂
池面に美しく映える色づき始めた紅葉
13時からは、共想法の実施場所である成田U-シティホテルに移動し、ランチバイキングをいただきました。おかずもデザートも充実していて楽しく選ぶことができたので、街歩きをしたメンバーと和やかなひとときを過ごしながら、ほっと一息つきました。
楽しいランチバイキング
14時半からいよいよ共想法が始まりました。今回の共想法は街歩きをしたコースのメンバー同士とではなく、予め決められた「世界の中の成田山」、「成田山の秋」、「成田山の今昔」という3つのテーマに分かれて行いました。
街歩きをした直後に話題提供する写真を選び、それを登録する作業には、通常の共想法の実施より少々てこずりましたが、その後は参加者の多くが共想法体験者だったこともあり、円滑に進みました。
鋭意、共想法準備中
多方向から話題が提供された共想法
同じテーマでも、色々な角度から話題提供されることに驚きました。また質疑応答もとても活発で、話の輪がどんどん広がって、会場全体が笑いに包まれることもありました。また、違う街歩きコースの参加者から新しい話題を提供されると、さらに成田山への興味が高まるのも感じました。
成田山街歩き共想法参加者全員集合
共想法終了後は、大武先生の講評のあと、街歩きのグループごとに集まり、飛び入りの大武研究室のOBを交えて歓談、同じ体験をしてきた同士で話が弾み、大変穏やかな時が流れました。
記念写真を撮り、16時半過ぎ、「今度はもっと赤く染まった成田山を眺めに来たい」という思いを胸にしながら、ホテルを後にしました。途中渋滞に少し巻き込まれましたが、無事18時過ぎに柏に到着しました。
今回の、私たち地域NPO活動体験参加者が企画した街歩き共想法を無事に終えることができたのは、大武研究室、ほのぼの研究所の皆様、そして株式会社JTB、大日本印刷株式会社の多大なるバックアップがあったからこそと思い、大変感謝いたします。本当にありがとうございました。
なお、成田山街歩き共想法については、次週より3週間にわたり、街歩きのコースごとに報告をいたします。
- 成田山街歩き共想法健脚コース実施報告
- 成田山街歩き共想法お散歩コース実施報告
- 成田山街歩き共想法ごゆるりコース実施報告
この成田山街歩き共想法は、千葉大学普遍教育科目「地域NPO活動体験」参加者が、授業の一環として企画・立案・運営を行いました。 ほのぼの研究所は、「地域NPO活動体験」受入NPOとして、全般をサポートしました。
そして、初めての試みとして、多くの関係者が連携して取り組みました。具体的には、旅行計画に株式会社JTB千葉支店が、街歩き共想法の運営に千葉大学大武研究室が、その後の本作り企画に大日本印刷株式会社ソーシャルイノベーション研究所が、それぞれ関わり、支援する体制を取りました。
今回は企画・立案・運営に携わった「地域NPO活動体験」参加の学生より報告いたします。
バスで柏駅前を8時半に出発して早々、「地域NPO活動体験」参加者の学生が「旅のしおり 街歩き共想法 in 成田山」をもとに、スケジュールや3つの街歩きコース、共想法に使う写真を撮影・登録をするタブレット(ほのタブ)の使い方、写真の撮り方、共想法等、それぞれが分担した項目について説明を行いました。
あいにくの雨の中、柏を出発
「旅のしおり 街歩き共想法 in 成田山」
雨空は、1時間半ほどバスに揺られて成田山に到着してしばらくすると、曇空になり、11月にしては暖かい1日となりました。
市民研究員、共想法継続コース参加者、賛助会員等ほのぼの研究所の関係者、大日本印刷の方、大武研究室や私たち「地域NPO活動体験」の学生、総勢29名は旅の駅米屋観光センターで顔合わせをした後、10時過ぎから、「健脚コース」「お散歩コース」「ごゆるりコース」の3つのグループに分かれて、成田山の街歩きに出発しました。どのグループも気力・体力(脚力)に合わせて街歩きの楽しさを味わえるようにと、コース設計にも工夫しました。
色づき始めた成田山公園の自然を思い思いに満喫して、感動すると同時に、境内の建物やたたずまい、参道に歴史や文化を感じることができました。
成田山大本堂
池面に美しく映える色づき始めた紅葉
13時からは、共想法の実施場所である成田U-シティホテルに移動し、ランチバイキングをいただきました。おかずもデザートも充実していて楽しく選ぶことができたので、街歩きをしたメンバーと和やかなひとときを過ごしながら、ほっと一息つきました。
楽しいランチバイキング
14時半からいよいよ共想法が始まりました。今回の共想法は街歩きをしたコースのメンバー同士とではなく、予め決められた「世界の中の成田山」、「成田山の秋」、「成田山の今昔」という3つのテーマに分かれて行いました。
街歩きをした直後に話題提供する写真を選び、それを登録する作業には、通常の共想法の実施より少々てこずりましたが、その後は参加者の多くが共想法体験者だったこともあり、円滑に進みました。
鋭意、共想法準備中
多方向から話題が提供された共想法
同じテーマでも、色々な角度から話題提供されることに驚きました。また質疑応答もとても活発で、話の輪がどんどん広がって、会場全体が笑いに包まれることもありました。また、違う街歩きコースの参加者から新しい話題を提供されると、さらに成田山への興味が高まるのも感じました。
成田山街歩き共想法参加者全員集合
共想法終了後は、大武先生の講評のあと、街歩きのグループごとに集まり、飛び入りの大武研究室のOBを交えて歓談、同じ体験をしてきた同士で話が弾み、大変穏やかな時が流れました。
記念写真を撮り、16時半過ぎ、「今度はもっと赤く染まった成田山を眺めに来たい」という思いを胸にしながら、ホテルを後にしました。途中渋滞に少し巻き込まれましたが、無事18時過ぎに柏に到着しました。
今回の、私たち地域NPO活動体験参加者が企画した街歩き共想法を無事に終えることができたのは、大武研究室、ほのぼの研究所の皆様、そして株式会社JTB、大日本印刷株式会社の多大なるバックアップがあったからこそと思い、大変感謝いたします。本当にありがとうございました。
(健脚コース)
千葉大学看護学部1年 對馬 愛果
なお、成田山街歩き共想法については、次週より3週間にわたり、街歩きのコースごとに報告をいたします。
- 成田山街歩き共想法健脚コース実施報告
- 成田山街歩き共想法お散歩コース実施報告
- 成田山街歩き共想法ごゆるりコース実施報告
八月の花を見に行こうと思い、泉自然公園に問いあわせたら、キツネノカミソリが見頃とのことで、主人と出かけました。
林の中にオレンジ色の可憐な花を咲かせたキツネノカミソリが群生していました。案内板に、「カミソリに似た葉を初夏に落とした後に花が咲く、ヒガンバナ科の野草」と書いてありました。
同じ仲間にピンクの花を咲かせるタヌキノカミソリがあるそうで、キツネとタヌキの化かし合いかと思わず笑ってしまいました。
キツネのカミソリ
コメント:市民研究員K.N.さん
キツネのカミソリという花は、何度か見たことがありますが、彼岸花科とは思いませんでした。花の形を見ると、あの彼岸花とは似ていませんので、むしろキスゲ科と間違えそうです。
タヌキのカミソリがあるとは、初めて聞きました。一度見て見たいですね。
林の中にオレンジ色の可憐な花を咲かせたキツネノカミソリが群生していました。案内板に、「カミソリに似た葉を初夏に落とした後に花が咲く、ヒガンバナ科の野草」と書いてありました。
同じ仲間にピンクの花を咲かせるタヌキノカミソリがあるそうで、キツネとタヌキの化かし合いかと思わず笑ってしまいました。
継続コース参加者 K.M.さん
キツネのカミソリ
コメント:市民研究員K.N.さん
キツネのカミソリという花は、何度か見たことがありますが、彼岸花科とは思いませんでした。花の形を見ると、あの彼岸花とは似ていませんので、むしろキスゲ科と間違えそうです。
タヌキのカミソリがあるとは、初めて聞きました。一度見て見たいですね。
何年か前から行きたいと思っていた手賀沼のハスの花を見に来ました。朝8時から乗り合いの蓮見舟に乗り1時間程ほど案内してもらいました。
一時は少なくなったようですが、特別手を加えていないのに、ハスの花は年々増加しているそうです。
ハスの群生に舟が入ると、花弁を手にとったり、実を味見してみたり、解説も楽しく聞けました。また、風がほとんどなかったので水鏡の花を見ることもできました。花は4日間の儚い命。家から30分の所にこんな所があるのは不思議な気分でした。
手賀沼のハス
コメント:市民研究員 K.S.さん
お写真にあるのが水鏡に映ったハスの花なのですね。群生するハスの中を、私も船で進んでみたくなりました。花弁はどんな色?実はおいしかった?お聞きしたいことが沢山あります。儚い命の蓮は、見る人に不思議な気分をもたらすのでしょう。
一時は少なくなったようですが、特別手を加えていないのに、ハスの花は年々増加しているそうです。
ハスの群生に舟が入ると、花弁を手にとったり、実を味見してみたり、解説も楽しく聞けました。また、風がほとんどなかったので水鏡の花を見ることもできました。花は4日間の儚い命。家から30分の所にこんな所があるのは不思議な気分でした。
継続コース参加者M.S.さん
手賀沼のハス
コメント:市民研究員 K.S.さん
お写真にあるのが水鏡に映ったハスの花なのですね。群生するハスの中を、私も船で進んでみたくなりました。花弁はどんな色?実はおいしかった?お聞きしたいことが沢山あります。儚い命の蓮は、見る人に不思議な気分をもたらすのでしょう。
メロン半分をくりぬき、その中に生クリームや果物を入れて飾り、表面にもメロンの果肉を飾ってあるケーキです。とても贅沢で美味しそうですが、実は残念ながら、食べることはできませんでした。
スイーツの街としても名の知れた佐久市から姪が買ってきてくれたのですが、真夏の車の中に忘れて、4時間放置してしまったからです。
このケーキのお店には、季節の果物をぜいたくに使ったものが多く、その時期にしか食べられないものがあります。来年、食べるのを楽しみにしています。
食べられなかったケーキ
コメント:市民研究員 K.N.さん
それは残念でしたね。それにしてもメロン半分の大きさのケーキ、食べでがありますね。今はもう、残念の極みですか。来年に向かって姪御さんに、よく頼んでおいて又買ってきてもらいましょう。その時はひと声かけてください、いつでも伺います。
スイーツの街としても名の知れた佐久市から姪が買ってきてくれたのですが、真夏の車の中に忘れて、4時間放置してしまったからです。
このケーキのお店には、季節の果物をぜいたくに使ったものが多く、その時期にしか食べられないものがあります。来年、食べるのを楽しみにしています。
継続コース参加者:C.O.さん
食べられなかったケーキ
コメント:市民研究員 K.N.さん
それは残念でしたね。それにしてもメロン半分の大きさのケーキ、食べでがありますね。今はもう、残念の極みですか。来年に向かって姪御さんに、よく頼んでおいて又買ってきてもらいましょう。その時はひと声かけてください、いつでも伺います。
庭木を剪定中、誤って右手人差指を電動のこぎりに突っ込んでしまい、先端を五針縫うケガをしました。近所の病院に消毒のため毎日通い、ちょうど1カ月後にようやく包帯を取ることができました。
コンビニのアイスコーナーで「しろくま」のアイスバーを買い、食べながら帰る毎日でした。消毒時のガーゼ交換で痛い思いをした時には、自分への特別ご褒美としてカップに格上げしました。アイスを1カ月間食べ続けたのは初めてです。
しろくま
コメント: 市民研究員 K.S.さん
背筋の寒くなるようなお怪我、全治なさって、ほんとうに宜しゅうございました。きっと大変な1カ月だったことでしょう。でも、「しろくま」君とのお別れは、ちょっとさびしい。特別のご褒美の日があるなんて流石!!
コンビニのアイスコーナーで「しろくま」のアイスバーを買い、食べながら帰る毎日でした。消毒時のガーゼ交換で痛い思いをした時には、自分への特別ご褒美としてカップに格上げしました。アイスを1カ月間食べ続けたのは初めてです。
継続コース参加者 N.M.さん
しろくま
コメント: 市民研究員 K.S.さん
背筋の寒くなるようなお怪我、全治なさって、ほんとうに宜しゅうございました。きっと大変な1カ月だったことでしょう。でも、「しろくま」君とのお別れは、ちょっとさびしい。特別のご褒美の日があるなんて流石!!