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ここは古利根川、通称古川です。ここは私が、小学校に入る前から一年中親しんだ場所です。今のよごれた川ではなく、冬はシジミや寒鯉や寒鮒などいくらでも取れました。夏になると我々 川ガキは、もう1日中飽きることなく泳ぎまわったものです。見渡す限り畑の広がる対岸でウリを取ってはむさぼり食って、翌日学校に行くともう知れ渡っており、担任の先生にビンタを食らって一日中廊下に立たされた事が、なつかしく思い出されます。
古利根川
コメント:きらりびと T.T.記
いつも笑いの絶えないTさんのお話、今回はとてもステキな景色の写真で、どんなお話かな?と興味津々の参加者の期待を裏切ることなくやっぱり大笑いでした。きれいな川だったお話も、地元で育ったいたずら坊主のTさんのお話も、昔はみんな勢いがあって、とても元気だったんだなぁと感じました。次はどんな写真とお話か楽しみです。
きらりびと第1チーム Y.T.さん記
古利根川
コメント:きらりびと T.T.記
いつも笑いの絶えないTさんのお話、今回はとてもステキな景色の写真で、どんなお話かな?と興味津々の参加者の期待を裏切ることなくやっぱり大笑いでした。きれいな川だったお話も、地元で育ったいたずら坊主のTさんのお話も、昔はみんな勢いがあって、とても元気だったんだなぁと感じました。次はどんな写真とお話か楽しみです。
省エネと言えるかどうか疑わしいのですが・・私は包装紙などの紙を集めるのが好きです。気に入った和物の包装紙は折り紙のサイズに切っておき、組み合わせて子供と一緒に折っています。既成の折り紙とはひと味ちがったものが出来上がります。白い厚紙を名刺サイズに切り、包装紙を細かく切ったものを散らして貼り付けて、メッセージカードとして使っています。何かに使えないかと大げさに言えば再利用、省エネでしょうか。とにかく紙をそのままにして捨てることはほとんどありません。きっと何かに使える、使えたときの一人満足がこたえられません!
折り紙
コメント:きらりびと T.T.記
立派な省エネです。本当に千代紙のような包装紙がたくさんあるのに、丸めて捨ててしまってはただのゴミになってしまいますね。大事に扱って小さく切ってもらい、折り紙や便箋に再生されて、ますますステキなものに・・。お便りや制作品をいただいた方も 包装紙も幸せですね。
きらりびと第2チーム N.O.さん記
折り紙
コメント:きらりびと T.T.記
立派な省エネです。本当に千代紙のような包装紙がたくさんあるのに、丸めて捨ててしまってはただのゴミになってしまいますね。大事に扱って小さく切ってもらい、折り紙や便箋に再生されて、ますますステキなものに・・。お便りや制作品をいただいた方も 包装紙も幸せですね。
冬の過ごし方の一つに食生活があります。野菜が少なくなったり、高くなったりを補うための工夫をしております。これは12月中旬に採れた大根を干しているところです。本当は突っ切りでもっと細くして干すのですが、少し手抜きをして輪切りで済ませています。生大根に比べて糖分が増え、独特の味が出ます。3月中に食べ終わらないと、カビが生えて食べられなくなります。毎年120〜130本を干します。他にキュウリの塩漬けもやっています。白菜もあり我が家の冬の食卓を飾っています。
切干大根
コメント:きらりびと T.T.記
いつもながら、色々なことをサラッとやってしまうM.T.さんに、そして120本以上の大根を処理し、その大根が干された圧巻の写真に、参加者一同「すごいっ!」と声を上げましたね。ご自分で種を蒔いて育てた たくさんの大根を最後まで無駄なく食べきる・・素晴らしいです。
きらりびと第1チーム M.T.さん記
切干大根
コメント:きらりびと T.T.記
いつもながら、色々なことをサラッとやってしまうM.T.さんに、そして120本以上の大根を処理し、その大根が干された圧巻の写真に、参加者一同「すごいっ!」と声を上げましたね。ご自分で種を蒔いて育てた たくさんの大根を最後まで無駄なく食べきる・・素晴らしいです。
暖房用灯油ストーブの上で沸かした熱湯入りの湯たんぽ。一日24時間出動する。スタートは就寝前で就寝用布団の中。2回目は起床前に着替え用下着を温める。3回目は起床後洗面所で顔洗い温水として。熱した湯を入れて朝食時の食卓下で足温用として4回目の活用。5回目は居間の掘りごたつの中で毛布に包まれて電熱の代用として。
湯たんぽの5活用
コメント:きらりびと T.T.記
な〜るほど!の湯たんぽの活用法でした。これだけ使ってもらえると湯たんぽさんも働きがいがありますね。みんなで「へ〜」「ほ〜」「そうか」とうなずきながら、昔を思い出したり、すぐやろうと思ったりしたお話でした。
きらりびと第1チーム S.A.さん記
湯たんぽの5活用
コメント:きらりびと T.T.記
な〜るほど!の湯たんぽの活用法でした。これだけ使ってもらえると湯たんぽさんも働きがいがありますね。みんなで「へ〜」「ほ〜」「そうか」とうなずきながら、昔を思い出したり、すぐやろうと思ったりしたお話でした。
私は桜の花が大好きで、毎年桜の便りが聞かれ始めるとそわそわします。この桜は薄墨桜と言って、日本三大桜、の1本でして、岐阜県の根尾谷という所に咲いています。今年はニュースで、開花状況を確認しながら見に行ってきました。 薄墨桜のいわれは、花が満開になった後次第に薄墨を流したような色に変化していくことからついたといわれています。人もいっぱい見に来ていましたが、満開の桜が見られて素晴らしく良かったです。
根尾谷の薄墨桜
コメント:市民研究員K.N.さん記
私も桜が好きで、三大桜の2本は見ていますが、この桜はまだ見ていません。
三大桜は、三春の滝桜(福島県)、実相寺の神代桜(山梨県)、それとこの根尾谷の薄墨桜(岐阜県)です。
習志野出前講座参加者 K.M.さん記
根尾谷の薄墨桜
コメント:市民研究員K.N.さん記
私も桜が好きで、三大桜の2本は見ていますが、この桜はまだ見ていません。
三大桜は、三春の滝桜(福島県)、実相寺の神代桜(山梨県)、それとこの根尾谷の薄墨桜(岐阜県)です。
茨城県桜川市真壁町の介護老人保健施設、マカベシルバートピアでは、2011年11月から、共想法を実施研究しています。
マカベシルバートピアと桜
火曜日と木曜日にそれぞれ月に2回、70代から90代の利用者が参加されていて、各曜日とも男性2名女性4名で構成され、毎回活発に会話をされています。2013年1月からは新メンバー5名を迎え、性能のよいプロジェクターも手に入れましたので、大画面が見られるようになりました。
マカベ共想法とビデオ撮影の様子
2012年10月16日には、ほのぼの研究所によるビデオ撮影がありました。撮影担当の志茂さんは早朝7時に到着され、大武先生他、市民研究員と学生が合流して撮影は無事終わり、参加者との有意義な話合いがなされました。参加者からは、感想と共に、研究層を厚くするようにとの励ましの言葉がありました。
創立以来15年が経過しましたが、共想法に出会ったことで新しい世界との交流が生まれたことは、職員のみならず、参加されている高齢者の方にも大いに刺激となっています。ハイテクを使った共想法は、都会でなくても十分活動に参加できるというメリットがあり、地縁を超えて世界と触れ合うことも、決して夢物語ではないところが魅力です。2年目となった今年度は、共想法のシステムを活用して、施設内をさらに明るく盛り上げていきたいと思っています。
マカベシルバートピアと桜
火曜日と木曜日にそれぞれ月に2回、70代から90代の利用者が参加されていて、各曜日とも男性2名女性4名で構成され、毎回活発に会話をされています。2013年1月からは新メンバー5名を迎え、性能のよいプロジェクターも手に入れましたので、大画面が見られるようになりました。
マカベ共想法とビデオ撮影の様子
2012年10月16日には、ほのぼの研究所によるビデオ撮影がありました。撮影担当の志茂さんは早朝7時に到着され、大武先生他、市民研究員と学生が合流して撮影は無事終わり、参加者との有意義な話合いがなされました。参加者からは、感想と共に、研究層を厚くするようにとの励ましの言葉がありました。
創立以来15年が経過しましたが、共想法に出会ったことで新しい世界との交流が生まれたことは、職員のみならず、参加されている高齢者の方にも大いに刺激となっています。ハイテクを使った共想法は、都会でなくても十分活動に参加できるというメリットがあり、地縁を超えて世界と触れ合うことも、決して夢物語ではないところが魅力です。2年目となった今年度は、共想法のシステムを活用して、施設内をさらに明るく盛り上げていきたいと思っています。
市民研究員 永田映子記
ほのぼの研究所では、認知症を予防するための「共想法継続コース」を立ち上げ、2011年4月から1セッション毎に効果測定を取り入れ、50歳代から80歳代迄の12名が、楽しみながら年間12回の共想法を行っております。先日の2月19日に2年目が無事終了し、今年の4月から3年目が始まろうとしています。
毎回テーマを工夫し、少し難しすぎるとのお叱りを頂きましたが、苦労したテーマの時ほど素晴らしい話題と写真が数多く集まりました。そして“共想法は楽しい〜♪”という声も皆様からお寄せ頂きました。来年度は研究員になる2名を除き全員が継続することに決定した事は、スタッフ冥利に尽きる思いです。
皆様にアンケートをお願いしたところ、全員からご回答いただきましたので、ここに抜粋したものをご紹介致します。
共想法をしている継続コースの皆様
時折テレビ取材を受けながら(NHK名古屋)
1.二年間継続コースを続けられての感想
○良かった点
○悪かった点
2.来年度の継続コースに求めるもの
3.希望するテーマ
尚、この度の参加者の声は、継続コース参加者のみを掲載しましたが、入門コースや出前コースからも同じような回答を頂いております。紙面の関係上ご紹介が限られましたが、皆様全員から素晴らしい感想を沢山頂きました。ここに掲載できなかった方へお詫びを申し上げますと共に、ご協力頂きました皆様に心より感謝申し上げ、次年度の参考にさせて頂きます。
共想法終了後参加者、研究員全員でおやつを食べながら歓談
おやつを食べながら歓談しているうちに、いつの間にか参加者同士友情が芽生え、テーマを相談し合ったり、お互いに助け合ったり、家族的な雰囲気になるのも共想法の特徴かと思います。
長谷川さんから修了証書を受け取る松村さん清水さん
学期終了後、松村さん清水さんに、長谷川事務局長から継続コースの修了証書が授与されました。お二人共、これからは市民研究員として、ご活躍を期待されております。
毎回テーマを工夫し、少し難しすぎるとのお叱りを頂きましたが、苦労したテーマの時ほど素晴らしい話題と写真が数多く集まりました。そして“共想法は楽しい〜♪”という声も皆様からお寄せ頂きました。来年度は研究員になる2名を除き全員が継続することに決定した事は、スタッフ冥利に尽きる思いです。
皆様にアンケートをお願いしたところ、全員からご回答いただきましたので、ここに抜粋したものをご紹介致します。
共想法をしている継続コースの皆様
時折テレビ取材を受けながら(NHK名古屋)
1.二年間継続コースを続けられての感想
○良かった点
- 考える事が頭の体操になると思った。
- テーマごとに考えるのが楽しかった。
- お互いを大事にしながら、効果的なコミュニケーションの方法について学ぶことが出来た。今後続けて学習して行く上で大切な事だと思った。
- 写真提出ということで意識して視点を広げ、歩くようになった。
- 話を聞くことで発想の広がりを体感し、同時に自分のイメージの狭さを痛感した。
- 一年目に比べて楽に話が出来るようになった。
- 一緒に活動する仲間と知り合えた。
- 何事にも注意して物事を見るようになり、日々が楽しく過ごせるようになった。
- 聞く力、話す力、見る力、心配りの出来る力、等が身に付いた。
○悪かった点
- 説明が上手に出来なかった。
- パソコンの扱い方に手間取ることが有り、会話ののりが中断されることがあった。
- スピーカーの異音が気になった。
2.来年度の継続コースに求めるもの
- 標準共想法も経験してみたい。
- 皆様と語り合える時間を大切にしたい。
- 過日先生からも言われたように、Before・After の違いという形で結果を出したい。
- 継続コースを2年ではなく、4年も5年も続けて欲しい。
3.希望するテーマ
- 自由
- 何でも決められたテーマに挑戦するのが楽しみです。
尚、この度の参加者の声は、継続コース参加者のみを掲載しましたが、入門コースや出前コースからも同じような回答を頂いております。紙面の関係上ご紹介が限られましたが、皆様全員から素晴らしい感想を沢山頂きました。ここに掲載できなかった方へお詫びを申し上げますと共に、ご協力頂きました皆様に心より感謝申し上げ、次年度の参考にさせて頂きます。
共想法終了後参加者、研究員全員でおやつを食べながら歓談
おやつを食べながら歓談しているうちに、いつの間にか参加者同士友情が芽生え、テーマを相談し合ったり、お互いに助け合ったり、家族的な雰囲気になるのも共想法の特徴かと思います。
長谷川さんから修了証書を受け取る松村さん清水さん
学期終了後、松村さん清水さんに、長谷川事務局長から継続コースの修了証書が授与されました。お二人共、これからは市民研究員として、ご活躍を期待されております。
市民研究員 佐藤由紀子記
2012年11月に柏商工会議所女性会の連続3回体験型の出前講座を企画しました。場所は商工会議所内会議室、実施者はほのぼの研究所研究員一同、参加者は女性会会員のみなさんです。女性会は会議所内に女性会室を持ち、女性会担当の事務局があります。会員は50数名。会員の平均年齢は50から60歳代です。会員はご本人が事業主、または事業主である夫の片腕として事業を支えています。お一人何役もなさり、多忙な方が多いそうです。女性会では例会のほかに見学会や講演会を企画して見分を広めています。会の連絡はファックスです。講座の連絡担当は振興委員会会長の嶋田美奈子さんで、メールでの丁寧な交信は出前講座企画にとても参考になりました。
いただいた花束を前に、大武先生にこやかに講演開始です
11月1日(初回)オリエンテーションに続き、大武先生の挨拶と講演、DVD2点「市長訪問」「NHKが取材した、脳血管障害にも負けないでほのぼの研究所の活動を続ける研究員の話」、研究員による共想法デモンストレーションです。
大武先生はほのぼの研究所の成り立ちと、共想法と認知症について分かり易く話されました。30数名の参加者の皆さんは熱心にメモを取り、終わると認知症について多く質問が出されました。
次は研究員4名による共想法です。条件を同じにして「模範的な共想法」と「良くない例の共想法」を演じて、参加者に比べてもらいました。写真1枚、説明2分、質疑3分、テーマは「好きな食べ物」。時間を気にせず長々と説明する黒田さん、メモ用紙を見ながら参加する清水さん、自慢話をする長谷川さん、先生は小声でもそもそと話す役です。会場から思わず「マイクをもっと口の近くで聞こえるように話してください」と声がかかり、先生の熱演は大成功です。共想法の解説は佐藤研究員で、よい例・悪い例の解説を分かり易く話しました。
研究員の共想法デモンストレーションを見る女性会会員
11月8日(2回目)会員が初めて共想法に参加します。テーマは「好きなものごと」写真1枚、説明2分、質疑3分です。持ち寄った写真は多彩で質疑では初めてと思えないほど話題が弾みました。
アンケートには、「質問の仕方が難しく、感想や体験談で話が長くなり、他の参加者の質問時間が無くなってしまう、次回は質問の仕方に気を付けたい」と、初めての参加とは思えない感想がありました。「仲間に親しみを感じた」等があり、早くも共想法の魅力に気がつかれたようでした。
後半は千葉大学生山口さんの説明で、遠隔会議システムスカイプの実演です。交信先は埼玉県宮代町の「NPOきらりびと」の研究員田崎さんです。田崎さんを男性と思っていた会員が多く、4人の男の子のお母さんで本業は保育士、「きらりびと」では共想法を担当していると紹介しました。働く女性、4人の母親、共想法をよく分かっている田崎さんに共感を覚えた方が多かったようで、会員5名と田崎さんの楽しい交信ができました。ほのぼの研究所のこと、共想法について等質問もでました。
11月22日(最終回)は研究員の黒田さんが座学を担当しました。会員の方にも資料としてお渡しした「福祉マイスターへの道 第1回から第5回まで」を要約しながら、易しく時にエピソードを交えて熱演されました。
2度目になる共想法のテーマは「苦手なこと」、写真1枚、説明2分、質疑3分です。写真と、伝えたい内容が奥深く前回以上に盛り上がりました。
苦手なことをテーマに共想法体験
「ケーキは好きだけど作るのは苦手でね〜」
休憩をはさんでロボット「ほのちゃん」登場です。大学生の山口さんが開発中のロボットを紹介した後、2011年のクリスマス講演会で「ほのちゃん」が活躍した様子と、数日前にNHKクローズアップ現代に出演したぎんさんの娘さん、4姉妹の会話放映を短くDVD に編集されてスクリーンで見せてくれました。平均年齢93歳の姉妹の、間合いよく行きかう会話は生き生きとして、楽しいひとときでした。「ほのちゃん」がいきなり、講座の連絡を担当した嶋田さんに「嶋田さん如何ですか」と呼びかけました。びっくりされましたが、嶋田さんは落ち着いてこの度の講座の感想をはきはきと話されました。
アンケート・エピソード
今回の企画については多数が、「満足」または「やや満足」と回答しました。感想として「役立つ情報が得られた」「スキルアップにつながった」「他の参加者との交流・情報交換が図られた」等がありました。今後このような講演会に参加したい方は多数ありました。
講座では共想法のルールを正しく伝え、実践出来るようにしなければなりません。認知症を予防するためにどの様な日常生活を心がけたらよいか上手く伝わったでしょうか。共想法に関心を持ち、前向きなアンケート結果をいただきながら、女性会の皆さんは全員が仕事を持ち忙しく、引き続いて共想法の入門コース等に参加は出来ないそうです。折を見て時間が出来た時には、いつでもほのぼの研究所をお訪ねください。心からお待ちしています。
いただいた花束を前に、大武先生にこやかに講演開始です
11月1日(初回)オリエンテーションに続き、大武先生の挨拶と講演、DVD2点「市長訪問」「NHKが取材した、脳血管障害にも負けないでほのぼの研究所の活動を続ける研究員の話」、研究員による共想法デモンストレーションです。
大武先生はほのぼの研究所の成り立ちと、共想法と認知症について分かり易く話されました。30数名の参加者の皆さんは熱心にメモを取り、終わると認知症について多く質問が出されました。
次は研究員4名による共想法です。条件を同じにして「模範的な共想法」と「良くない例の共想法」を演じて、参加者に比べてもらいました。写真1枚、説明2分、質疑3分、テーマは「好きな食べ物」。時間を気にせず長々と説明する黒田さん、メモ用紙を見ながら参加する清水さん、自慢話をする長谷川さん、先生は小声でもそもそと話す役です。会場から思わず「マイクをもっと口の近くで聞こえるように話してください」と声がかかり、先生の熱演は大成功です。共想法の解説は佐藤研究員で、よい例・悪い例の解説を分かり易く話しました。
研究員の共想法デモンストレーションを見る女性会会員
11月8日(2回目)会員が初めて共想法に参加します。テーマは「好きなものごと」写真1枚、説明2分、質疑3分です。持ち寄った写真は多彩で質疑では初めてと思えないほど話題が弾みました。
アンケートには、「質問の仕方が難しく、感想や体験談で話が長くなり、他の参加者の質問時間が無くなってしまう、次回は質問の仕方に気を付けたい」と、初めての参加とは思えない感想がありました。「仲間に親しみを感じた」等があり、早くも共想法の魅力に気がつかれたようでした。
後半は千葉大学生山口さんの説明で、遠隔会議システムスカイプの実演です。交信先は埼玉県宮代町の「NPOきらりびと」の研究員田崎さんです。田崎さんを男性と思っていた会員が多く、4人の男の子のお母さんで本業は保育士、「きらりびと」では共想法を担当していると紹介しました。働く女性、4人の母親、共想法をよく分かっている田崎さんに共感を覚えた方が多かったようで、会員5名と田崎さんの楽しい交信ができました。ほのぼの研究所のこと、共想法について等質問もでました。
11月22日(最終回)は研究員の黒田さんが座学を担当しました。会員の方にも資料としてお渡しした「福祉マイスターへの道 第1回から第5回まで」を要約しながら、易しく時にエピソードを交えて熱演されました。
2度目になる共想法のテーマは「苦手なこと」、写真1枚、説明2分、質疑3分です。写真と、伝えたい内容が奥深く前回以上に盛り上がりました。
苦手なことをテーマに共想法体験
「ケーキは好きだけど作るのは苦手でね〜」
休憩をはさんでロボット「ほのちゃん」登場です。大学生の山口さんが開発中のロボットを紹介した後、2011年のクリスマス講演会で「ほのちゃん」が活躍した様子と、数日前にNHKクローズアップ現代に出演したぎんさんの娘さん、4姉妹の会話放映を短くDVD に編集されてスクリーンで見せてくれました。平均年齢93歳の姉妹の、間合いよく行きかう会話は生き生きとして、楽しいひとときでした。「ほのちゃん」がいきなり、講座の連絡を担当した嶋田さんに「嶋田さん如何ですか」と呼びかけました。びっくりされましたが、嶋田さんは落ち着いてこの度の講座の感想をはきはきと話されました。
アンケート・エピソード
今回の企画については多数が、「満足」または「やや満足」と回答しました。感想として「役立つ情報が得られた」「スキルアップにつながった」「他の参加者との交流・情報交換が図られた」等がありました。今後このような講演会に参加したい方は多数ありました。
- 大武先生の講演については、「短い時間で内容が充実しておりましたが、もっと沢山お話を聞きたかった」との感想が聞かれました。
- 参加員数について1回目30名見学1名、2回目11名、3回目10名で、忙しい方が多く連続参加は難しいと言われましたが、9名が3回連続参加でした。
- お茶の時間に会員のお店の銘菓をご馳走になり、会員相互の繋がりを感じました。
- 12月4日のクリスマス講演会の来賓挨拶は女性会会長の高野山芳子さんにお願いしました。(2012年12月16日のブログに掲載)
- 22日最終日は午後の講座(習志野市の出前講座)が重なり、研究員は直行
しましたが、早く出るように促してくださり心遣いを嬉しく思いました。
講座では共想法のルールを正しく伝え、実践出来るようにしなければなりません。認知症を予防するためにどの様な日常生活を心がけたらよいか上手く伝わったでしょうか。共想法に関心を持ち、前向きなアンケート結果をいただきながら、女性会の皆さんは全員が仕事を持ち忙しく、引き続いて共想法の入門コース等に参加は出来ないそうです。折を見て時間が出来た時には、いつでもほのぼの研究所をお訪ねください。心からお待ちしています。
女性会担当 市民研究員 田口良江記
2012年11月22日、京成津田沼駅ビルサンロード6階大会議室にて「ふれあい共想法による健康づくりとほのぼのとした長寿社会の実現にむけて」と題して出前講座が実施されました。
この講座は、習志野市、船橋市等に居住する方に、ふれあい共想法を知って頂こうと、習志野市の教育委員会、社会福祉協議会の後援を得て、同市に居住している共想法受講者が中心となり実施したもので、会場には約70名の方がご来場いただき、ほぼ満員になりました。
定刻、実行委員の石津谷法子さんの司会で開会、ご来賓の社会福祉協議会会長・海宝嘉胤様のご挨拶をいただき、講座が開始されました。 初めにDVDにより認知症や、ほのぼの研究所の紹介を行った後、大武先生が「発想を豊かにし、脳を生き生きと保つ新しいコミュニケーション」と題し、講演しました。この時、双子の長寿姉妹で有名だった、きんさん・ぎんさんのうち、ぎんさんの娘さん四姉妹の会話を解析した結果を、NHKで報道された動画を見ながら解説しました。このことは、この会場で初めての公開でしたので、皆様は聞き耳を立てて聞き入っていました。
大武先生講演風景
講演会場
この後、休憩をはさんで、共想法のデモンストレーションになりました。テーマは「好きなものごと」で、この地域から共想法入門コースに参加された方により、1分共想法が実施されました。
最後に、記者会見の合間をぬって、宮本泰介・習志野市長がお見えになり、力強い来賓挨拶を頂きました。習志野市で福祉の街づくりをしようとお考えであると、今後の展開に期待が持てるお言葉を頂きました。
宮本泰介市長挨拶
その後、約20分の質疑応答の時間になりました。時間が足りなくなりそうなぐらい活発な発言があり、盛会のうちに終了しました。
アンケートの結果を集計しますと、この講演会に満足された方は満足、やや満足を合わせて85パーセントに上りました。また、“役に立つ情報が得られた”、“スキルアップにつながった”、“日頃の活動に役立った”に当てはまるとの回答が、多数集まりました。皆様熱心に聴講されていたことが分かります。その後、この講演会が船橋よみうりにて紹介され、記事を読んで興味を持たれた方が、増尾に見学に来られました。
この講座は、習志野市、船橋市等に居住する方に、ふれあい共想法を知って頂こうと、習志野市の教育委員会、社会福祉協議会の後援を得て、同市に居住している共想法受講者が中心となり実施したもので、会場には約70名の方がご来場いただき、ほぼ満員になりました。
定刻、実行委員の石津谷法子さんの司会で開会、ご来賓の社会福祉協議会会長・海宝嘉胤様のご挨拶をいただき、講座が開始されました。 初めにDVDにより認知症や、ほのぼの研究所の紹介を行った後、大武先生が「発想を豊かにし、脳を生き生きと保つ新しいコミュニケーション」と題し、講演しました。この時、双子の長寿姉妹で有名だった、きんさん・ぎんさんのうち、ぎんさんの娘さん四姉妹の会話を解析した結果を、NHKで報道された動画を見ながら解説しました。このことは、この会場で初めての公開でしたので、皆様は聞き耳を立てて聞き入っていました。
大武先生講演風景
講演会場
この後、休憩をはさんで、共想法のデモンストレーションになりました。テーマは「好きなものごと」で、この地域から共想法入門コースに参加された方により、1分共想法が実施されました。
最後に、記者会見の合間をぬって、宮本泰介・習志野市長がお見えになり、力強い来賓挨拶を頂きました。習志野市で福祉の街づくりをしようとお考えであると、今後の展開に期待が持てるお言葉を頂きました。
宮本泰介市長挨拶
その後、約20分の質疑応答の時間になりました。時間が足りなくなりそうなぐらい活発な発言があり、盛会のうちに終了しました。
アンケートの結果を集計しますと、この講演会に満足された方は満足、やや満足を合わせて85パーセントに上りました。また、“役に立つ情報が得られた”、“スキルアップにつながった”、“日頃の活動に役立った”に当てはまるとの回答が、多数集まりました。皆様熱心に聴講されていたことが分かります。その後、この講演会が船橋よみうりにて紹介され、記事を読んで興味を持たれた方が、増尾に見学に来られました。
市民研究員 根岸勝壽記
2012年6月より10月まで、柏市社会福祉協議会の支援を受け、柏市の特別養護老人ホームマザーズガーデンにおいて、当施設一部の職員及び近隣の富勢地区、松葉地区の民生委員、健康づくり推進員、ボランティア関係者を対象に連続出前講座を開催しました。
現在、特別養護老人ホームでの待機者数は、相変わらず200名余の状況下にあります。当施設にて傾聴ボランティアを続けている人の声や共想法の経験者から、変わり行く施設の高齢者に共想法を実施できないものかとの要望が提起されました。そこで施設関係者との事前検討会を重ねました。その結果、今後の波及効果を鑑み、施設利用者に直接ではなく、支え手である福祉関係者を対象として、2012年前期6月から7月にかけての4回と、後期9月から10月にかけての4回の、合計8回にわたる連続出前講座を開催するにいたりました。
マザーズガーデン
前期参加者は施設関係者2名、松葉地区の民生委員2名と傾聴ボランティア1名、認知機能低下傾向にある地域の高齢者1名となり、テーマに沿った写真は自作のものを用意していただきました。まず、今回の実施に備え、5月の入門コース参加者3名(松葉町)と市民研究員によるデモンストレーションを行い、参加者による共想法に入りました。参加を希望された高齢の方は難聴があり、質疑応答に補助を要しました。他の参加者も理解を示され、その対応に支え手である福祉関係者ならではの雰囲気に好転しました。後期は9月から10月、参加者が入れ替わり、富勢地区民生委員、同じく健康づくり推進員各2名と手話通訳者1名、地域ネットワークボランティア1名の参加となりました。10月3日はマザーズガーデンにおける共想法の全容を収める動画の撮影を行いました。
大武先生の話を聞く前期参加者
認知症予防回復活動は、誰に対して、どの段階で、どのような機会を作り、どのような場で行ったら、もっとも効果的なのか。参加頂いた方と継続的に議論しながら、社会的に求められている認知症予防回復のために、共想法を役立てる方法を、実践研究していきたいと思います。
マザーズガーデンにおける共想法効果測定
現在、特別養護老人ホームでの待機者数は、相変わらず200名余の状況下にあります。当施設にて傾聴ボランティアを続けている人の声や共想法の経験者から、変わり行く施設の高齢者に共想法を実施できないものかとの要望が提起されました。そこで施設関係者との事前検討会を重ねました。その結果、今後の波及効果を鑑み、施設利用者に直接ではなく、支え手である福祉関係者を対象として、2012年前期6月から7月にかけての4回と、後期9月から10月にかけての4回の、合計8回にわたる連続出前講座を開催するにいたりました。
マザーズガーデン
前期参加者は施設関係者2名、松葉地区の民生委員2名と傾聴ボランティア1名、認知機能低下傾向にある地域の高齢者1名となり、テーマに沿った写真は自作のものを用意していただきました。まず、今回の実施に備え、5月の入門コース参加者3名(松葉町)と市民研究員によるデモンストレーションを行い、参加者による共想法に入りました。参加を希望された高齢の方は難聴があり、質疑応答に補助を要しました。他の参加者も理解を示され、その対応に支え手である福祉関係者ならではの雰囲気に好転しました。後期は9月から10月、参加者が入れ替わり、富勢地区民生委員、同じく健康づくり推進員各2名と手話通訳者1名、地域ネットワークボランティア1名の参加となりました。10月3日はマザーズガーデンにおける共想法の全容を収める動画の撮影を行いました。
大武先生の話を聞く前期参加者
認知症予防回復活動は、誰に対して、どの段階で、どのような機会を作り、どのような場で行ったら、もっとも効果的なのか。参加頂いた方と継続的に議論しながら、社会的に求められている認知症予防回復のために、共想法を役立てる方法を、実践研究していきたいと思います。
マザーズガーデンにおける共想法効果測定
市民研究員 武下秀子記