ログイン | 新規登録
メインメニュー

ほの研ブログ - 最新エントリー

 わが家は「犬が歩けば棒に当たる」でなく「人が歩けば犬に当たる」状態にある。 犬達は我々夫婦をボスとして慕っていることは日頃の彼女等の態度で良く分かる。

 出先から帰ると全犬歓声で出迎えてくれる。 出迎えのタッチが1回ですぐ行ってしまうもの、しばらく腕を柔らかく咬み続けるもの、立ち上がって顔を覗き込むもの、腹を上に向け甘えるもの、いろいろだ。

 外出する時は「用事で出かける」といえば玄関までの後追いは絶対しないが、何も言わずに出ようとすると全犬が後に付いてくる。「トイレ」というと全犬玄関に集合する。 うっかり言うと全犬動き出すので人間同士の会話で「トイレに連れて行くかどうか」は、口をモグモグ「ドッグ」と隠語を使うことにしている。

 よく人の言葉を理解する犬と感心するばかりだがベッドに寝かせたのが運のつきで、写真のように占有している。下手すると人様より先に行き、いびきをかいて寝ている。 どけるのが一苦労だ、重たい。
 こればかりは躾に失敗したが後悔先に立たずだ。「トイレに行く」の掛け声で6匹が玄関に集合した。
この写真には何匹いるかお分かりかな?!

      県民プラザ連続講座受講者/賛助会員 Y.I.さん 記



しつけの失敗・・ペットがベットを占有


*市民研究員 M.T.さんのコメント
『親しき仲にも礼儀あり』とは、人と人との関係。
 人と犬との間ではどのように言うのでしょうか。
 それにしてもこの写真の犬達、てっきり3匹と思っていたのに!!
 人間をだましてはいけませんヨ!!

代用食

カテゴリ : 
今日の共想法 » 健康・食べ物
執筆 : 
 2010-2-28 8:00
 ふるさと北海道の作物です。昔はあまり米が取れない地方でしたので、代用食として毎日ジャガイモ、カボチャの団子作りが夕方の仕事でした。
 ベチャカボチャは豚の餌、少しベチャは団子、ほこほこは煮物でした。
 兄は食べ過ぎてジャガイモが嫌いとということですが、私は今もお団子が大好きで、醤油で、アンコでと冷凍保存しています。
 代用食として食べたこれらが、今はお店のメニューに並べられているのを見ると時代の大きな流れを感じます。
 玉ねぎはおまけで、仲間に入れてあげました。

    県民プラザ連続講座受講者/賛助会員 N.Kさん



代用食


*市民研究員 M.T.さんのコメント:
 “代用食”。 この言葉からいろいろな事柄が想像されます。
 土地の食糧事情、第二次大戦後の食糧難、そして現代の健康指向。
 「明治、大正、昭和は遠くなりにけり!!」ですネ。

多胡碑

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-21 8:20
 群馬県吉井町にあります。和銅4年(西暦711)多胡郡を置いたと記した日本三古碑の一つ。拓本が朝鮮に渡り、中国に伝わって楷書体のお手本になったということです。古くからその価値が認められ大切に守られてきたらしいです。

 太平洋戦争の末期には占領軍の接収を恐れて、桑畑の土中に埋められたとも言われています。文化を守り、伝える人々の姿や気持が伝わってくるように思われます。

  第4回「ティータイム共想法」参加者/市民研究員S.N.さん


多胡碑


  *同参加者/市民研究員N.M.さんのコメント
写真から文面を見ることは出来ないが、楷書で80文字が彫られいる。太政官から出された命令文らしい。文化遺産の大切さを理解できる見本ではないでしようか

晩秋

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-21 8:10
 昨年、従姉妹が草月流のいけばな展に出品した作品で、晩秋を彩る乱れ菊を色々な材料を使って表現しています。花はラワン材を薄く削り(2mmx50cm)紫色の染料で染め、ラップの芯棒に50本位ずつ巻きつけてカール状にして作った菊。又木葉は八つ手の古木、葉の部分は菊の葉をイメージ。 土台はけやきの古木で、八つ手の枯葉は夏の頃に切り取って、逆さまにして干し乾燥させて枯葉を作った力作です。

  第4回「ティータイム共想法」参加者K.Y.さん


晩秋

  *市民研究員Y.T.さんのコメント
草月流の花展を見るといつも斬新さと創意工夫を感じ,色々な表現方法があるものだと感心する。作品の説明を聞いて、作者が早い時期から構想を練り、素材を考えてまとめあげた大作なのがよくわかった。

らくがき会書道展から

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-21 8:00
 私が会長を務める「らくがき会」は、6年前「字を上手に書きたい」という人達が集まり、始めたサークルです。良き指導者にも恵まれ習字から書道へと階段を登り、今では会員30名が毎年書道展を開くようになりました。

 この写真は書道展へ出品した私の作品で、第140回直木賞を受賞した「利休にたずねよ」から、利休切腹後の妻「宗恩」の述懐と行動を描いた最終章「夢のあとさき」をモチーフとしたものです。

  第4回「ティータイム共想法」参加者/市民研究員N.M.さん


らくがき会書道展から


  *同参加者K.Y.さんのコメント
「夢あとさき」を毛筆のすばらしい文字で書いてあるのを見せていただきうれしく思った。侘びの茶人と呼ばれた利休は政治や権力に屈しない自分自身の美学を貫いたのではないかと思う。

ベロタクシー

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-14 8:20
 ベロとはドイツ語で自転車の事だそうです。値段は一台100万円余りでびっくり、車道運行を原則とし速度は人任せ、但し坂道は電動に切り替えるもようです。柏の新学術研究都市に相応しいエコ乗り物で、運転手と会話が弾む点まさに観光用といえましょう。昔の日本の輪卓に比べると格段にスマートです。

    第4回「ティータイム共想法」参加者/市民研究員Y.H.さん


ベロタクシー


*同参加者/市民研究員S.N.さんのコメント
 これは現代版山野行楽図。江戸時代の絵画では若者が老人を背負ったり、手を引いたり、背中を押したりして野山を行くのですが、現代版はドイツ製のベロタクシーに乗って整備された街中を走っています。免許返納が近い身としてはこんな乗り物が早く街中にあふれるよう切望します。

鳳凰古街の酒店

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-14 8:10
 昨年11月に訪れた武陵源、鳳凰古城の旅の写真の1枚です。武陵源、張家界から230kmほどのところにある鳳凰古城には、城壁に囲まれた古街があり、そこには色々と昔懐かしい風景が見られます。そこの酒屋さんの店頭には酒甕が並び、計り売りの酒の入れ物と思われる瓢箪が吊り下げられていました。また竹筒に詰められたものもあり、色彩豊かな風景でした。
       第4回「ティータイム共想法」参加者Y.M.さん


鳳凰古街の酒店


*同参加者E.U.さんのコメント
店先を埋め尽くすような大量のひょうたんや、並べられたいくつものかめなど、日本では見られない情緒たっぷりの写真に心奪われました。自分の足で国外に行き、その文化に触れる魅力を、強く感じさせられます。

雨上がりの虹

カテゴリ : 
今日の共想法 » ティータイム共想法
執筆 : 
 2010-2-14 8:00
それは、ある日の雨上がり、室内でお仕事をしていた時でした。
煙草を吸いにベランダへと出ていた課長さんが戻ってくると、ぽつりと一言。「どうでもいいんですが…虹が綺麗ですよ?」

 思わぬ情報に興奮してしまい、『本当ですかッ?!』と急いでベランダへ。虹が消えてしまう前にと、必死になって携帯電話を構えながら、何度も何度も写真を撮りました。 ようやく納得の一枚を保存して、ほっと一息。その後はもう一度、お仕事に戻りました。
      第4回「ティータイム共想法」参加者 E.U.さん


雨上がりの虹

*市民研究員Y.H.さんのコメント
まさに七色の希望の虹、良いことが起こる前兆であって欲しいですね。

丹巌洞

カテゴリ : 
今日の共想法 » ふるさと・旅行・近場の名所
執筆 : 
TadenumaY 2010-2-6 11:11
 昨年7月14日に行われました、ほのぼの研究所・設立二周年記念講演会にて、参加者のうち4組24名の方々(一組6名)に、一分間共想法をして頂きました。 その折、2組目のY.O.さんが、地元・福井の『丹巌洞』のお話をして下さいました。その時はインターネット上の写真でしたが、今年のお正月、Y.O.さんが帰省された折に、ご自分で撮影された新しい写真と「後日談」を送ってくださいましたので、当時のお話とその折の参加者S.M.さんのコメントと共に掲載させて頂きます。

 “地元福井にある江戸後期の風景として丹巌洞をご紹介します。空襲や震災の被害を免れ、今は料亭になっています。当時は密議所として利用され坂本竜馬、由利公正も訪れたようです。”
    ほのぼの研究所 二周年記念講演会
    ふれあい共想法公開実施・参加者 Y.O.さん

*同参加者 S.M.さんのコメント
 “福井の有名な格式高い料亭に、お金をためて行ってみたいとのこと・・・地元だから。身を削るほど高い料亭は一度行かれただけでも、ずっとその時のことを憶えていられると思います。”


丹巌洞



今は、格式高い料亭に

Y.O.さんの後日談<お便り> 
 帰省した際に、「丹巌洞」の写真撮影してきましたので、お送りいたします。余談ではありますが、弟の同級生の親が丹巌洞を経営していたり、うちの祖母の作った野菜の一部が丹巌洞で調理されていたりと、僕の実家と縁ある料亭でした。

第18回人工物工学コロキウム 

カテゴリ : 
ほの研日誌 » 行事
執筆 : 
TadenumaY 2010-1-31 8:00
 先日、東京大学人工物工学センター主催で行われました「第18回人工物工学コロキウム」への参加報告を、当研究所の市民研究員である塚脇章生さんに書いて頂きましたので、ご覧ください。

 平成22年1月18日(月)、東京大学柏キャンパスにて、「サービス工学における新たな付加価値の創造」と題してサービス工学に関する最近の研究動向と展望について研究発表会が開催された。

 プログラムは、?サービス工学に関する経済産業省の取り組み、?労働集約型サービスと複合現実情報環境技術、?ヒューマンモデリングによるサービス研究、?基調講演:サービス工学は学問領域か??日本最大級の利用者満足度調査JCSI、?看護サービスの解析と支援、?ほのぼの研究所におけるサービスの漸進的開発―2050年を見据えて―、?パネルディスカション:サービス工学のロードマップ、?交流会、と盛り沢山。

 参加者も会場ほぼ満杯の盛況で、ほのぼの研究所からは、長谷川副代表理事以下5名の市民研究員及び賛助会員1名が聴講した。



   大武先生の講演


 ほのぼの研究所の代表理事を務める大武美保子・東京大学准教授は、1) サービス工学に関する最近の研究、2) 実証的システム開発事例=漸進的開発(ピースミール)としての「共想法による認知症予防」、3) 高齢社会の新たな仕組みづくりを実践的に研究する拠点としての「ほのぼの研究所」と市民研究員、4) 2050年を見据えての展開コンセプト、と豊かな話題を提供された。



パネルディスカッション


 プログラム、?科学技術振興機構研究開発センター:吉川弘之先生の基調講演は、「サービス工学」という新たな学問領域が、世の中に受容されるための要件をユニークな視点で述べた、示唆に富んだ興味深い内容で、感銘を受けた。

※ 注: 写真は、市民研究員・佐藤由紀子さんの撮影によるものです。